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「預金はインフレに弱い」はホント?それとも、ウソ?

インフレがみえてくると、よく定説のように言われる

預金はインフレに弱い」について、今回はお話したいと思います。


2014年8月26日の日経新聞電子版の記事にこんな記事がありました。

預金はインフレに弱い」と思い込むのは早計
投資教育アドバイザー 大江英樹

詳細はこちら↓
http://www.nikkei.com/money/features/68.aspx?g=DGXMZO7599374022082014000000

詳細は、記事をご覧いただくとして、記事内にこんな話が。

 『 消費者物価上昇率と1年定期預金金利の長期推移データがあります。
  1951年の消費者物価指数を100とすると、60年後の2011年末は653です。
  同様に1年定期で100円預け、ついた利息も含めて継続していくと
  60年で1105円に増えています。

  定期預金は目減りするどころか、物価上昇を1.7倍も上回っているのです


また、こんな図表も別の記事でみつけました。

【図表】1年定期金利と物価上昇率の推移
1nenteikijisitukinrisuii
(クリックで拡大)
(出所:Diamond Online http://diamond.jp/articles/-/2696

 実質金利がマイナスだったのは、
 「オイルショックを受けた1970年代」 と 「消費税が引き上げられた1997年くらい」で、
 他ではほとんど実質金利が勝っています。


どうやら、過去の実績でみれば、「預金はインフレに弱い」は当てはまらないようです。



しかし、これはあくまで一般論(お金の実質的価値)での話です。

家計で考えた場合に、当てはまるかどうかは別問題だと思います。

家計の消費傾向は、個々で違います。家族構成の影響が大きいと思われますが、

食費にお金を消費する家計、ガソリン代や光熱費にお金を消費する家計、

通信費などにお金を消費する家計と消費傾向はさまざまです。

そうすると、物価上昇の影響をどの程度家計が受けるかは、一般論だけでは

判断がつきません。

実際に、家計の調査、預金利回り実績などをお金の実質的価値を考慮して

判断してみてわかることではないでしょうか。



記事を書くときには、どうしても一般論になってしまったり、データや情報の切り取り方を

筆者や会社の事情や思惑で偏ったりしている場合があります。
(今回の朝日新聞の騒動もそういうことではないでしょうか)

これだけ情報が氾濫していますと、精通していない分野の情報を

御自分で完璧に取捨選択することはまず無理でしょう。

(私自身、出来ている自信はありません。思い込んでいるだけの場合も)

しかし、心掛けだけでも、冷静に物事を俯瞰してみるようにされてはどうでしょうか。

そうすれば、振り回されることは減るはずでは・・・。


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預金
お金の実質的価値

インフレ時は ” 実質〇〇 ” で考える習慣を!!

2013年11月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比1.2%上昇

約5年ぶりの伸びでした。

上記は月次ですが、年次でも2013年の物価は、どうやら上がった模様です。
(まだ、公表されていませんが)

詳しくは左記リンク、総務省 統計局 消費者物価指数(CPI)参照。


コストプッシュ・インフレ(悪いインフレ)の兆候のほうが強いように感じておりますが、

いずれにせよ、デフレの出口がすぐそこまできている状況です。

約20年ほどで染み付いたデフレ感覚を改める時期にきているのかもしれません。


デフレとは、物価が下がること、つまりは、お金の価値が上がることですが、

インフレはその逆のことです。

これまで表面(名目)利率は、ほぼゼロに近く、貯金をしてもほとんど利息は

つきませんでしたが、”実質”で考えれば、デフレ率分も価値が増しているのです
(デフレ率は、これまで表面(名目)利率を大きく超えておりました)

このことが、「デフレ時は現金を持っていたほうが強い」といわれる所以です。


ですので、これまでは”実質”で考えなくても、とにかくお金を貯めれば良かったのです。

しかし、インフレとなれば、お金の価値が下がることになりますから、

この”実質”で考えることは、非常に重要になってきます。


たとえば、老後までに3,000万円が必要と現在の価値で考えたとします。

これまでは、3,000万円という額面さえ気にしていれば良かったのですが、

インフレになればそうはいきません。

日銀が目標としている2%のインフレが20年間続いたとすれば、
(現実的な想定ではありませんが)

現在の3,000万円の価値は、20年後の将来では約4,460万円の価値となるのです。

30年後では、約5,430万円にも。

要は、3,000万円貯めただけでは、実質は大きく目減りしているということです。

インフレ率に負けないペースで、お金を増やしていかなければならないのです。


20代~30代前半のデフレしか知らない世代の方は、特に意識する必要があるでしょう。

過去のインフレ時のように、給料がインフレ率よりも大きくベースアップしていけば

いいのですが、現状ではそれは楽観的すぎるのではないでしょうか。

アベノミクスの真価が問われる年とあわせて、意識改革も考えてみてください!!



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