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ネット専業生保は迷走!?「新たな販売チャンネルの強化」と言うが・・・。

1月6日の日本経済新聞・電子版記事に、ネット生保の販売チャンネル強化に関する記事が

掲載されておりました。

【記事全文】

ネット生保、実店舗に活路 地銀・代理店と相次ぎ提携
2015/1/6 23:54 情報元 日本経済新聞 電子版 記事保存

インターネットを通じて生保商品を販売する生命保険会社が、相次ぎ地方銀行や保険ショップと
販売で提携している。対面サービスを充実させ、ネット契約の販路を広げる狙いがある。
地銀は顧客に示せる保険商品の品ぞろえが増え、手数料収入も見込める。今後も提携が広がりそうだ。

アクサダイレクト生命保険は終身保険や医療保険の販売で地銀との提携を加速している。
2014年1月に提携した福岡銀行や石川県の北国銀行に続き、14年末から長崎県の親和銀行、
今月中旬から岐阜県の十六銀行でも保険を販売する。ライフネット生命保険も静岡県のスルガ銀行や、
代理店大手の「ほけんの窓口」で収入保障保険などの委託販売を始めた。



営業社員を抱えず、専属代理店も持たずに、人件費等の経費や付加保険料を抑えることを

追求し、ターゲットを絞り込んだ年齢層の保険料を抑えることに成功。

保険商品を絞り込み、商品をできる限り簡素化し、これまでの生命保険会社とは一線を画した

インターネット経由による自発的申込というビジネスモデルを確立したネット専業生保

軌道修正ですが、申し訳ないが私には今のところ迷走にみえてしまう。


このような動きは、私の認識では2013年2月頃からはじまっているものと。

背景には、

 ① ネット上で契約する顧客数の頭打ち

 ② 既存生保会社によるリスク細分型商品等、割安商品の充実

  (ネット専業生保商品が保険料で優位とは限らない)

 ③ スマホの普及による顧客の手間の増加
  (スマホでの申し込みは、パソコンよりも面倒である)

を原因とした新契約件数の落ち込みがあります。


販売チャンネル強化」などと謳ってはいますが、IR情報を読んでも説得力がありません。

正直、これまでの主張は何だったのでしょうか?

既存の生保会社もネット通販を強化しておりますし、リスク細分型商品等の価格競争力の

ある商品も充実しています。

ニッチな市場ではありますが、ユニークな商品ならミニ保険や共済のほうが

少額短期といえど、どんどん出てきております。

いまさら、これまでの人件費等の経費や付加保険料を抑えるという主張と逆行するような

対面販売チャンネルを強化しても、経営体力に勝る既存の生保会社に勝てるのでしょうか?

一時は、新契約件数は増えるかもしれませんが、結局過当競争に巻き込まれて不安定な経営に

なってしまわないのでしょうか?

生命保険は期間の長い商品ですので、会社の安定性は信用問題に大きく影響します。


また、今回の金融庁のメスにより、説明責任などの販売ルールが強化されますので、

取扱保険会社数の絞り込みが進むかもしれません。

そのときに生き残れるのでしょうか・・・?


やはり、ネット市場というニッチな市場はあるものの、

『生命保険は、人を介して対面で販売するものである』 ということなのでしょう。

ですが、地方銀行や保険ショップの生保販売の質には正直、疑問も・・・。

皆様は、どう感じられたでしょうか?


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TAG :
ネット専業生保
迷走
販売チャンネル強化

『 生命保険の原価 』 にまつわる ” うそ ” が、ほぼ明らかに!!

以前の弊ブログ記事で、『 生命保険の原価 』 にまつわる ” うそ ” とは?

というお話をさせていただきました。

過去記事は、こちら↓
http://riplabo.blog.fc2.com/blog-entry-140.html


この中で、次の2つを結論づけさせていただきました。

  〇 純保険料=生命保険の原価 という話はまったくのうそ。

  〇 付加保険料=もうけ という話も基本的にはうそ。

ということ。


最近、そのことがほぼ、あきらかになりました。

それは、当の某ネット専業生命保険会社が、5月の商品改定に伴って、

純保険料を改定前より下げたことに由来します。

「純保険料は各社変わらず、付加保険料の削減が低保険料の要因」というのが、

某ネット専業生命保険会社の主張でしたが、

その前提条件が破綻することを自らおこなったわけです。


また、ネット販売による人員コスト削減などによる付加保険料の低さを

アピールしていたはずですが、代理店販売(ゼクシー系列)をスタートさせたり、

TVコマーシャルも頻繁におこなっています。

手数料、広告宣伝費の負担は小さくないはずです。


生命保険のネット販売の伸び率が低迷し、収益の悪化が昨年から言われております。

ネット生保の保有契約件数のシェアも保険業界全体の1%に満たない状況です。

打開策として、販売チャンネルの多様化などさまざまな取り組みを

してきているのでしょうが、当初の主張を根底から覆す対応はどうなのでしょうか?

いつもお話しているように 「 保険は ” 出口 ” が一番大切 」です 。

それには、 ” 信頼 ” が欠かせません。

ただでさえ、人を介さないネット生保は、その信頼が揺らぎやすいのに

これでは、いただけません。

筋の通った信頼できる対応ができなければ、ネット生保の将来は先が見えているでしょう。
(販売チャンネルの一形態にとどまり、それだけでは成り立たなくなる)

販売チャンネルの多様化は、もうその現れかもしれません・・・?。



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生命保険の原価
ネット専業生保
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