住宅金融支援機構の「ダブルフラット」とは?
- 2015-04-21(18:38) /
- 住宅ローン
今月(4月)から住宅金融支援機構の「フラット35」等の商品に
新しいシリーズができました。
その名も「ダブルフラット」。
「ダブルフラット」とは要するに、住宅金融支援機構が取り扱う全期間固定型の住宅ローンを
2本同時に組み合わせ、返済期間中の毎月返済額を意図的に操作しようというものです。
「ダブルフラット」については、次の組合せにより融資の利用が可能です。
1.【フラット20】 + 【フラット35】
2.【フラット35】 + 【フラット35】
3.【フラット20】 + 【フラット20】
(具体例)*住宅金融支援機構 【ダブルフラット】ご案内チラシより引用
現在32歳。0歳の子供がいます。
将来のことを考え、子供の学費が多くなる時期の返済額を減らして、
学費を確保したいのですが・・・。
「ダブルフラット」でお子様が高校に入学するまでの「15年返済」と「35年返済」を
組み合わせます。
お子様の高校入学以降の毎月の返済額を大きく減らすことができ、
学費が確保しやすくなります。さらに、金利の低い【フラット20】を組み合わせる
ことで、総返済額も減らすことが可能です。(下図参照)

メリットは、上記のようにライフサイクルに合わせて返済額を調整でき、結果として
総返済額が減ったりすることですが、
デメリットとしては、それぞれの借入れに対して、金銭消費貸借契約、抵当権設定等の手続が
必要で、融資手数料、金銭消費貸借契約書の印紙税、抵当権設定のための費用等が、
1つのお借入れの場合と比べて多くかかることです。
利用の是非につきましては、このことを考慮して検討してください。
また、現段階では取扱金融機関がかなり限られておりますので、
必ず下記にてご確認してください!!
「ダブルフラット」の取扱金融機関はこちら↓
http://www.flat35.com/files/300237112.pdf
住宅金融支援機構 【ダブルフラット】のご案内はこちら↓
http://www.flat35.com/loan/double.html
このように商品が多様化し、選択肢が増えることはいいのですが、
それだけ住宅ローンの利用検討者にとっては判断がより難しくなります。
判断を間違えないように十分に注意しましょう!!
新しいシリーズができました。
その名も「ダブルフラット」。
「ダブルフラット」とは要するに、住宅金融支援機構が取り扱う全期間固定型の住宅ローンを
2本同時に組み合わせ、返済期間中の毎月返済額を意図的に操作しようというものです。
「ダブルフラット」については、次の組合せにより融資の利用が可能です。
1.【フラット20】 + 【フラット35】
2.【フラット35】 + 【フラット35】
3.【フラット20】 + 【フラット20】
(具体例)*住宅金融支援機構 【ダブルフラット】ご案内チラシより引用
現在32歳。0歳の子供がいます。
将来のことを考え、子供の学費が多くなる時期の返済額を減らして、
学費を確保したいのですが・・・。
「ダブルフラット」でお子様が高校に入学するまでの「15年返済」と「35年返済」を
組み合わせます。
お子様の高校入学以降の毎月の返済額を大きく減らすことができ、
学費が確保しやすくなります。さらに、金利の低い【フラット20】を組み合わせる
ことで、総返済額も減らすことが可能です。(下図参照)

メリットは、上記のようにライフサイクルに合わせて返済額を調整でき、結果として
総返済額が減ったりすることですが、
デメリットとしては、それぞれの借入れに対して、金銭消費貸借契約、抵当権設定等の手続が
必要で、融資手数料、金銭消費貸借契約書の印紙税、抵当権設定のための費用等が、
1つのお借入れの場合と比べて多くかかることです。
利用の是非につきましては、このことを考慮して検討してください。
また、現段階では取扱金融機関がかなり限られておりますので、
必ず下記にてご確認してください!!
「ダブルフラット」の取扱金融機関はこちら↓
http://www.flat35.com/files/300237112.pdf
住宅金融支援機構 【ダブルフラット】のご案内はこちら↓
http://www.flat35.com/loan/double.html
このように商品が多様化し、選択肢が増えることはいいのですが、
それだけ住宅ローンの利用検討者にとっては判断がより難しくなります。
判断を間違えないように十分に注意しましょう!!
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フラット35(買取型)/機構(旧公庫)融資の一部繰上返済が10万円以上から可能に!!
- 2014-07-10(18:45) /
- 住宅ローン
民間住宅ローンの一部繰上返済においては、
金額条件がなく、手数料無料が増えてきています。それに対して、
住宅金融支援機構のフラット35や旧公庫融資については、
手数料もマチマチ(フラット35は無料)で、さらに100万円以上という金額条件があり、
民間住宅ローンに比べて使い勝手がよくありませんでした。
しかし、今月末(7/29)より一部サービスが拡充され、使い勝手が向上します。
インターネットサービスのみではありますが、いい方向での拡充です。
おもな内容は、次の3つです。
① 金融機関へ来店等することなく、インターネットサービス「住・My Note」で
一部繰上返済のお申込みができるようになります。
② これまで一部繰上返済は100万円以上からでしたが、
「住・My Note」で一部繰上返済をお申込みの場合、10万円以上から可能となります。
③ 「住・My Note」で一部繰上返済をお申込みの場合、手数料は無料です。
詳しくは、こちら↓
(住宅金融支援機構HP)
http://www.jhf.go.jp/topics/topics_20140627.html
インターネットサービス 『住・My Note』とは、
住宅金融支援機構の住宅ローンやフラット35をお借入になられたお客様が、
インターネットを通じて
・ ご契約情報の確認
ご返済中の住宅ローンのご契約情報(お借入金額、ご返済日、毎月のご返済金額など)
を確認できます。
・ 借入金残高の確認
ご返済中の住宅ローンのお借入金残高をご確認できます。
・ 繰上返済シミュレーション
ご返済中の住宅ローンの繰上返済シミュレーションができます。
・ 書類の発行依頼
住宅ローン控除用の融資額残高証明書、現在の残高証明書、ご返済計画表
(償還予定表)について、書類の発行依頼ができます。
の機能をご利用いただけるサービスです。
ご利用されるには、申し込みをしてI Dを取得する必要があります。
具体的には、下記をご覧ください。
(お客様IDのお申込方法)
https://www.su-mynote.jhf.go.jp/shoukai/ippan/WAP0010U02SCR.do#idx_001
お客様IDは、2週間程度でご登録の住所へ簡易書留で郵送されます。
ご利用にあたりまして、そのあたりも考慮してください!!
金額条件がなく、手数料無料が増えてきています。それに対して、
住宅金融支援機構のフラット35や旧公庫融資については、
手数料もマチマチ(フラット35は無料)で、さらに100万円以上という金額条件があり、
民間住宅ローンに比べて使い勝手がよくありませんでした。
しかし、今月末(7/29)より一部サービスが拡充され、使い勝手が向上します。
インターネットサービスのみではありますが、いい方向での拡充です。
おもな内容は、次の3つです。
① 金融機関へ来店等することなく、インターネットサービス「住・My Note」で
一部繰上返済のお申込みができるようになります。
② これまで一部繰上返済は100万円以上からでしたが、
「住・My Note」で一部繰上返済をお申込みの場合、10万円以上から可能となります。
③ 「住・My Note」で一部繰上返済をお申込みの場合、手数料は無料です。
詳しくは、こちら↓
(住宅金融支援機構HP)
http://www.jhf.go.jp/topics/topics_20140627.html
インターネットサービス 『住・My Note』とは、
住宅金融支援機構の住宅ローンやフラット35をお借入になられたお客様が、
インターネットを通じて
・ ご契約情報の確認
ご返済中の住宅ローンのご契約情報(お借入金額、ご返済日、毎月のご返済金額など)
を確認できます。
・ 借入金残高の確認
ご返済中の住宅ローンのお借入金残高をご確認できます。
・ 繰上返済シミュレーション
ご返済中の住宅ローンの繰上返済シミュレーションができます。
・ 書類の発行依頼
住宅ローン控除用の融資額残高証明書、現在の残高証明書、ご返済計画表
(償還予定表)について、書類の発行依頼ができます。
の機能をご利用いただけるサービスです。
ご利用されるには、申し込みをしてI Dを取得する必要があります。
具体的には、下記をご覧ください。
(お客様IDのお申込方法)
https://www.su-mynote.jhf.go.jp/shoukai/ippan/WAP0010U02SCR.do#idx_001
お客様IDは、2週間程度でご登録の住所へ簡易書留で郵送されます。
ご利用にあたりまして、そのあたりも考慮してください!!
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