「住宅ローンからリバースモーゲージへの借り換え」という方法!!
- 2016-12-27(18:45) /
- FPのつぶやき
先日、日経電子版マネー研究所のある記事を読んでいて
ひとつの気付きがありました。
私は、リバースモーゲージというと、
自宅を担保に生活資金を借り入れるということで、
イメージ的に ” 完済済みの自宅を使って ” という固定観念を
持ってしまっていました。
しかし、「住宅ローン ⇒ リバースモーゲージ」への借り換えという
ことが出来るケースがあって、退職後の住居費負担を軽くして、
生活を現状より安定させることが出来ることがあるとは、
ひとつの気付きでした。
具体的には、下図のようになります。

(日経電子版マネー研究所2016/12/19記事より転載)
転載元記事はこちら↓
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO08579000Q6A021C1000000?channel=DF280120166590
退職後も住宅ローンの返済をしなければならない方にとっては、
再建築率が9.1%(平成26年度)と低い時代になってきますと
ひとつの選択肢にはなるのではないでしょうか。
※ 再建築率とは、全新設住宅着工戸数に占める再建築に係る
新設住宅着工戸数の割合をいいます。
もちろん、さまざまな注意点がありますし、万人に有効な方法ではありませんので
運用にあたっては十分検討しなければならないでしょう。
(地域、物件によっては対応してもらえないことも有り得ます)
ですが、発想を持っていることはゆくゆく知恵となるかもしれませんので
非常に大事なことだと思っております。
こういう気付きがあると、なんとなく、わくわくしてしまいます。
皆様はどうでしょうか?
今年のブログ記事は、これが最後となります。
読者の皆様におかれましては、今年1年、弊ブログをご愛顧頂きまして
誠に有難うございました。
来年も今年と同じようなペースで記事を更新していきたいと思っております。
引き続き、変わらぬご愛顧のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>
それでは皆様、良いお年をお迎えください!! (^_^)/~
ひとつの気付きがありました。
私は、リバースモーゲージというと、
自宅を担保に生活資金を借り入れるということで、
イメージ的に ” 完済済みの自宅を使って ” という固定観念を
持ってしまっていました。
しかし、「住宅ローン ⇒ リバースモーゲージ」への借り換えという
ことが出来るケースがあって、退職後の住居費負担を軽くして、
生活を現状より安定させることが出来ることがあるとは、
ひとつの気付きでした。
具体的には、下図のようになります。

(日経電子版マネー研究所2016/12/19記事より転載)
転載元記事はこちら↓
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO08579000Q6A021C1000000?channel=DF280120166590
退職後も住宅ローンの返済をしなければならない方にとっては、
再建築率が9.1%(平成26年度)と低い時代になってきますと
ひとつの選択肢にはなるのではないでしょうか。
※ 再建築率とは、全新設住宅着工戸数に占める再建築に係る
新設住宅着工戸数の割合をいいます。
もちろん、さまざまな注意点がありますし、万人に有効な方法ではありませんので
運用にあたっては十分検討しなければならないでしょう。
(地域、物件によっては対応してもらえないことも有り得ます)
ですが、発想を持っていることはゆくゆく知恵となるかもしれませんので
非常に大事なことだと思っております。
こういう気付きがあると、なんとなく、わくわくしてしまいます。
皆様はどうでしょうか?
今年のブログ記事は、これが最後となります。
読者の皆様におかれましては、今年1年、弊ブログをご愛顧頂きまして
誠に有難うございました。
来年も今年と同じようなペースで記事を更新していきたいと思っております。
引き続き、変わらぬご愛顧のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>
それでは皆様、良いお年をお迎えください!! (^_^)/~
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『 高齢者向け返済特例制度 』とは?
- 2013-05-29(18:56) /
- 未分類
「 安心・安全・快適な住環境の中で老後を過ごしたい 」と望む高齢者の方々は、
各統計資料からみて、年々増加しているようです。
要介護となる要因にはさまざまありますが、厚労省の平成22年国民生活基礎調査の概況の
表24 要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合によれば、
骨折・転倒(不慮の事故等)を原因とする割合は、総数では10.2%を占めております。
また、家庭内の事故によってお亡くなりになる方が、年間13,000人弱程も
おみえになるとの統計まであります。
平成22年国民生活基礎調査概況
(要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合)はこちら↓
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/4-2.html
このような調査結果からみても、
「 安心・安全・快適な住環境の中で老後を過ごせること」が高齢者の方にとって、
セカンドライフを充実なものにするのに欠かせないものになっております。
それで、耐震リフォームやバリアフリーリフォームが活況となっています。
しかし、懸念されるのが、やはり資金面ではないでしょうか?
先行きどの程度の蓄えがあればいいのか不安のなか、どれだけコストをかけていいのかも
判断がつかないでしょうし、また、融資を受けるにしてもいろいろと難しくなっている
状況でもあります。
そんなとき、『 高齢者向け返済特例制度 』の利用を
ご検討されてみてはどうでしょうか?
『 高齢者向け返済特例制度 』とは、
リフォームローン返済に、リバースモーゲージのしくみを取り入れた制度で、
住宅金融支援機構や社会福祉協議会などの公的機関の他、一部の民間金融機関においても
実施されています。
この制度では、融資を受けた本人、又は配偶者が生存している期間中は、
融資額の利息分だけを毎月返済していき、その後当事者が亡くなった際に、
物件を担保として売却して元金を返済するという方式になっております。
生存中の負担が、通常のリフォームローンより少なくて済みますので、
制度利用に障害がなければ、耐震・バリアフリーリフォームがしやすくなるでしょう。
(*内容等、詳細につきましては、各実施機関により異なりますし、
また、必ずしも有利となるケースばかりとは限りませんので、慎重に
ご検討ください!!)
詳しくは、下記を参考にしてください↓
http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/info/reform_older.html
ざっくりお話しておきますが、
「高齢者向け返済特例制度」のメリットは、
老後資金をあまり減らすことなく住環境を整備できることです。
しかし、デメリットもあります。それは、
総返済額(支払利息の総額+一括返済する元金)が、
一般的な返済方法に比べて多くなること、
死亡時に相続人が元金を一括返済しなければならないという問題があることです。
また、相続財産に影響のある制度でもありますので、ご利用にあたっては、
当事者(ご夫婦)だけでなく、相続人(子供さんなど)も交えて
じっくり相談・検討するようにしてください。
住環境が身体に与える影響は、高齢になればなるほど大きくなるといわれています。
住宅リフォームをすることによって、皆様のセカンドライフが幸せに過ごせることを
祈念申し上げます!!
各統計資料からみて、年々増加しているようです。
要介護となる要因にはさまざまありますが、厚労省の平成22年国民生活基礎調査の概況の
表24 要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合によれば、
骨折・転倒(不慮の事故等)を原因とする割合は、総数では10.2%を占めております。
また、家庭内の事故によってお亡くなりになる方が、年間13,000人弱程も
おみえになるとの統計まであります。
平成22年国民生活基礎調査概況
(要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合)はこちら↓
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/4-2.html
このような調査結果からみても、
「 安心・安全・快適な住環境の中で老後を過ごせること」が高齢者の方にとって、
セカンドライフを充実なものにするのに欠かせないものになっております。
それで、耐震リフォームやバリアフリーリフォームが活況となっています。
しかし、懸念されるのが、やはり資金面ではないでしょうか?
先行きどの程度の蓄えがあればいいのか不安のなか、どれだけコストをかけていいのかも
判断がつかないでしょうし、また、融資を受けるにしてもいろいろと難しくなっている
状況でもあります。
そんなとき、『 高齢者向け返済特例制度 』の利用を
ご検討されてみてはどうでしょうか?
『 高齢者向け返済特例制度 』とは、
リフォームローン返済に、リバースモーゲージのしくみを取り入れた制度で、
住宅金融支援機構や社会福祉協議会などの公的機関の他、一部の民間金融機関においても
実施されています。
この制度では、融資を受けた本人、又は配偶者が生存している期間中は、
融資額の利息分だけを毎月返済していき、その後当事者が亡くなった際に、
物件を担保として売却して元金を返済するという方式になっております。
生存中の負担が、通常のリフォームローンより少なくて済みますので、
制度利用に障害がなければ、耐震・バリアフリーリフォームがしやすくなるでしょう。
(*内容等、詳細につきましては、各実施機関により異なりますし、
また、必ずしも有利となるケースばかりとは限りませんので、慎重に
ご検討ください!!)
詳しくは、下記を参考にしてください↓
http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/info/reform_older.html
ざっくりお話しておきますが、
「高齢者向け返済特例制度」のメリットは、
老後資金をあまり減らすことなく住環境を整備できることです。
しかし、デメリットもあります。それは、
総返済額(支払利息の総額+一括返済する元金)が、
一般的な返済方法に比べて多くなること、
死亡時に相続人が元金を一括返済しなければならないという問題があることです。
また、相続財産に影響のある制度でもありますので、ご利用にあたっては、
当事者(ご夫婦)だけでなく、相続人(子供さんなど)も交えて
じっくり相談・検討するようにしてください。
住環境が身体に与える影響は、高齢になればなるほど大きくなるといわれています。
住宅リフォームをすることによって、皆様のセカンドライフが幸せに過ごせることを
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