損害保険の利用を勧める住宅修理勧誘に要注意!!
- 2013-07-03(18:45) /
- 損害保険
消費生活センターなどに住宅修理の勧誘を巡る相談が全国で相次いでいるようです。
その主な内容のひとつに、
損害保険の利用を勧める住宅修理勧誘があります。
具体的には、
「火災保険などを使って無料で家を直しましょう」とか、
屋根を診断した際、
「風害で壊れたものは保険でお金が出るので、代わりに請求してあげます。
その代わり、手数料として3割を頂戴します」
「強風で壊れたことにして申請されればいいですよ」
などと持ち掛けて、契約を促すといった事例があります。
トラブルとしては、
「特定商取引法で定められた契約書を交付されない」とか、
「解約しようとすると、高額なキャンセル料を要求される」
などです。
国民生活センター(東京)によると、こうしたトラブルの相談は、
東日本大震災の発生以降、全国で増加。2012年度は519件で、
13年度は28日現在で128件が寄せられているとのこと。
実は、弊代理店にもここ2~3年で、2件ほど問い合わせがありました。
幸い、弊代理店のお客様はその業者よりも弊代理店を信頼していただいてましたので、
契約前に怪しいと思い、弊代理店に問い合わせをいただき、内容を確認されたので、
トラブルは免れることができました。
しかし最悪の場合、業者の言いなりになって保険金を請求すると、
保険金詐欺事件に巻き込まれる恐れも十分考えられます。
ちなみに、お客様から問い合わせがあった際、業者名を伺ってHPなどを確認すると、
驚くことに、堂々と保険金請求書の写真まで掲載してある始末でした。
また、間抜けなことに、その写真からどこの保険会社の保険金請求書なのかがわかり、
その保険会社につてがあったため問い合わせてみると、
有名なブラック企業とのことでした。
これから台風シーズンなどを迎え、そのあとに、このような業者からの住宅修理勧誘を
受けられるかもしれませんが、
くれぐれも、安易に申込みや契約をしないようにしてください!!
損害保険の保険金請求に関しては必ず、担当代理店か、
保険会社の保険金請求窓口に直接、本人が問い合わせするようにしてください。
保険の真価が問われるのは、保険金請求時の対応です。
コストパフォーマンスも確かに重要ですが、保険金が支払われなければまったく意味が
ありません。
誤解のないようにお話しておきますが、安易に保険金が支払われるのも問題です。
要は、適切に支払われるかということです。
そのためには、我々代理店などの保険金請求時の初期対応が問われることになります。
保険に加入の際は、このあたりのことも考えて検討するようにしてください!!
その主な内容のひとつに、
損害保険の利用を勧める住宅修理勧誘があります。
具体的には、
「火災保険などを使って無料で家を直しましょう」とか、
屋根を診断した際、
「風害で壊れたものは保険でお金が出るので、代わりに請求してあげます。
その代わり、手数料として3割を頂戴します」
「強風で壊れたことにして申請されればいいですよ」
などと持ち掛けて、契約を促すといった事例があります。
トラブルとしては、
「特定商取引法で定められた契約書を交付されない」とか、
「解約しようとすると、高額なキャンセル料を要求される」
などです。
国民生活センター(東京)によると、こうしたトラブルの相談は、
東日本大震災の発生以降、全国で増加。2012年度は519件で、
13年度は28日現在で128件が寄せられているとのこと。
実は、弊代理店にもここ2~3年で、2件ほど問い合わせがありました。
幸い、弊代理店のお客様はその業者よりも弊代理店を信頼していただいてましたので、
契約前に怪しいと思い、弊代理店に問い合わせをいただき、内容を確認されたので、
トラブルは免れることができました。
しかし最悪の場合、業者の言いなりになって保険金を請求すると、
保険金詐欺事件に巻き込まれる恐れも十分考えられます。
ちなみに、お客様から問い合わせがあった際、業者名を伺ってHPなどを確認すると、
驚くことに、堂々と保険金請求書の写真まで掲載してある始末でした。
また、間抜けなことに、その写真からどこの保険会社の保険金請求書なのかがわかり、
その保険会社につてがあったため問い合わせてみると、
有名なブラック企業とのことでした。
これから台風シーズンなどを迎え、そのあとに、このような業者からの住宅修理勧誘を
受けられるかもしれませんが、
くれぐれも、安易に申込みや契約をしないようにしてください!!
損害保険の保険金請求に関しては必ず、担当代理店か、
保険会社の保険金請求窓口に直接、本人が問い合わせするようにしてください。
保険の真価が問われるのは、保険金請求時の対応です。
コストパフォーマンスも確かに重要ですが、保険金が支払われなければまったく意味が
ありません。
誤解のないようにお話しておきますが、安易に保険金が支払われるのも問題です。
要は、適切に支払われるかということです。
そのためには、我々代理店などの保険金請求時の初期対応が問われることになります。
保険に加入の際は、このあたりのことも考えて検討するようにしてください!!
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【注意!!】「保険金が使える」という住宅修理サービスの相談が増加!
- 2012-12-10(18:28) /
- 損害保険
2012年12月16日付 独立行政法人 国民生活センターから次のような公表が
ありました。
「保険金が使える」という住宅修理サービスの相談が増加!
-解約料として保険金の50%を請求されたり、代金を前払いしたのに
着工されないことも-
どういう内容かといいますと、
自宅に訪問してきた事業者から
『台風で破損した屋根を保険金の範囲内で修理しないか。契約している損害保険会社への
申請は当社が代行する』
と勧誘されたが、信用できるかなどという相談が、
全国の消費生活センターや国民生活センターに多く寄せられているとのこと。
そのなかの多くの事業者は、
『保険金の範囲内で修理するから自己負担はない』など、「無料」を強調して訪問販売等で
消費者を勧誘し、
「保険金の請求を代行する」というサービスと住宅修理サービスまで
一連の契約を結ばせようとしているのです。
そうして安易に勧誘に乗った方が、トラブルに巻き込まれる結果になっているのです。
詳しくは、こちらをご覧ください↓
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20121206_1.html
報道発表資料 PDF↓
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20121206_1.pdf
以前に弊代理店でも火災保険に加入中のお客様が、こういった業者からの勧誘を
受けられました。
そのときは、すぐに私に相談がありましたので、悪質業者であることがすぐに察知でき、
トラブルは避けられましたが、上記をみると、かなりの件数の被害が出ているのでしょう。
また、同じような手法の外壁塗装業者のHPを見たことがあり、不信に思い、
保険会社に問い合わせたところ、かなり悪名高い業者であったこともありました。
案外、皆様の身近にこういったリスクは存在しているのです。
そのリスクに巻き込まれそうになったときに、
「身近で気軽に相談できる専門家の存在は非常に大きい」と改めて思います。
私自身、そういう存在になれるよう日々精進したいと思いました。
ありました。
「保険金が使える」という住宅修理サービスの相談が増加!
-解約料として保険金の50%を請求されたり、代金を前払いしたのに
着工されないことも-
どういう内容かといいますと、
自宅に訪問してきた事業者から
『台風で破損した屋根を保険金の範囲内で修理しないか。契約している損害保険会社への
申請は当社が代行する』
と勧誘されたが、信用できるかなどという相談が、
全国の消費生活センターや国民生活センターに多く寄せられているとのこと。
そのなかの多くの事業者は、
『保険金の範囲内で修理するから自己負担はない』など、「無料」を強調して訪問販売等で
消費者を勧誘し、
「保険金の請求を代行する」というサービスと住宅修理サービスまで
一連の契約を結ばせようとしているのです。
そうして安易に勧誘に乗った方が、トラブルに巻き込まれる結果になっているのです。
詳しくは、こちらをご覧ください↓
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20121206_1.html
報道発表資料 PDF↓
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20121206_1.pdf
以前に弊代理店でも火災保険に加入中のお客様が、こういった業者からの勧誘を
受けられました。
そのときは、すぐに私に相談がありましたので、悪質業者であることがすぐに察知でき、
トラブルは避けられましたが、上記をみると、かなりの件数の被害が出ているのでしょう。
また、同じような手法の外壁塗装業者のHPを見たことがあり、不信に思い、
保険会社に問い合わせたところ、かなり悪名高い業者であったこともありました。
案外、皆様の身近にこういったリスクは存在しているのです。
そのリスクに巻き込まれそうになったときに、
「身近で気軽に相談できる専門家の存在は非常に大きい」と改めて思います。
私自身、そういう存在になれるよう日々精進したいと思いました。
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