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東京海上日動火災保険の ” 不払いに対する見解 ” に疑問!!

ここ数日メディアでは、東京海上日動火災保険が

2002年4月~03年6月の自動車保険の一部を契約者に支払っていなかった問題が

取り沙汰されております。

関連記事はこちら↓
Sankei Biz
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140208/bsd1402080735009-n1.htm

最大12万件の自動車保険が支払われていなかったとされていますが、

その対応に疑問をもたざるを得ません。

そのポイントは、二つ。

 ① 社長が会見で、
  「不払いとは考えていない。12年前の判断は当時最善の論議を尽くしたもの・・・。」
   と述べ、不払いを否定したこと。

 ② 05年の社内調査で不払いが判明していたにもかかわらず、公表していなかったこと。
  (契約者にも通知していない)


まず、①については記事にもある通り、金融庁は不払いの定義について、

「契約者から請求がなかったため支払っていなかった場合」と言及しているにもかかわらず、

期間を理由に不払いを否定している。契約者にとっては期間など関係がない。
(他紙によると、その報告期間についても損保他社と違いがあるよう)

最善の議論などと軽々しく語ってほしくない。

現在においても、経営トップの認識の無さが露呈し、社内の認識も疑わざるを得ない。


②については、もっと太刀が悪い。
 
へんな理屈(調査対象以外の不払いの契約者との間で不公平という)で、不払いのままにした

理由(他紙記載)を述べているが、悪質である。
(わかっていたのに対処しなかったのだから)


以上から、今回の対応に疑問を持たざるを得ない。

また、不払い契約のデータは保存期間の9年を過ぎたため、「全契約を調べるのは不可能」と

いっておきながら、対象者には「可能な限り通知する」というようなうわべだけの対応が

感じられる。

不払いの認識が当時あったのなら、保存期間など関係なく、リスクマネジメントとして、

契約データは残しておくことが最低限の対応ではないのだろうか。


弊FP事務所も兼業で乗合生損保代理店をおこなっていて常々感じるのですが、

保険の入口(販売窓口)ばかりが増え、出口(保険金支払い)については、

形式ばかりで、本質が伴っていないということ。

つい先日も、お客様の依頼で保険金支払いを請求したのですが、当初は支払対象外と回答、

おかしいと思い反論し、資料を取り付けたらあっさりと支払われた。


こんなことは、度々あります。保険金支払いこそ、保険というものの真価が問われる時です。

保険会社自体の認識がこの程度なのですから、販売重視の代理店での加入者やネット加入者の

フォローなどもっと疑わしいのではないでしょうか?

支払対象外のものを対象とすることはできませんが、せめて弊事務所での加入者様だけでも

防衛していきたいと思う次第です。



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保険金不払い
保険会社対応

保険金の支払い方の基本的な違い

かんぽ生命の保険金の支払い漏れが、

今年2~7月の金融庁の検査で発覚

指摘を受けたかんぽ生命が調べたところ、郵政民営化後の2007年10月~12年9月の

5年間約10万件、計約100億円の保険金が、

契約者からの請求がないことを理由に支払われていない可能性があることがわかった。

事態を重くみた金融庁は報告徴求命令を出し、厳格な対応を求めているというニュースが

流れているなか、今一度、保険金支払いについてお話したいと思います。


保険金の支払い方の基本的な違いが、生命保険、損害保険にはあります。

損害保険を中心にお話をしていきますが、生命保険との違いも簡単に説明いたします。


生命保険は「ヒト」を保険の目的にし、損害保険は主に「モノ」を保険の目的にします。

生命保険での「ヒト」の体には値段をつけることはできませんので、一定の範囲で

契約者が金額を自由に決めて契約し、それを保険金として支払う「定額払い」です。

それに対して損害保険の「モノ」には、時価や再調達価額という値段をつけることが可能

ですので、「モノ」を評価した金額で保険契約をし、その金額の範囲で実際の損害

(全額あるいは修理できれば修理代など)を保険金として支払う「実損払い」です。

この基本的な考え方がありますので、損害保険においては、保険太りということが

ないのです。
(費用保険金が付帯されていますと、実損額を超える場合はあります)


この基本を押さえて、具体的に損害保険の保険商品ごとに考えてみますと、

自動車保険は、「ヒト」「モノ」の混合保険、火災保険は、「モノ」保険

賠償責任保険は保険対象により、「ヒト」保険であったり、「モノ」保険であったり


その中で、地震保険は異質だといえます。

地震保険は、保険金を使って新たに同じものを再購入・再築するという考え方ではなく、

被災後の生活再建に役立てるという考え方が根底にある
からです。

ですので、保険金の支払い方も全損・半損・一部損の3段階に限られますし、

実際の損害額がいくらということは関係がありません。

これは、地震災害のように非常に多くの人が同時に被害を受けるような場合、

お互いを支え合うという保険の仕組みそのものが成り立ちにくいところからきています。

地震保険を一般的な「モノ」保険と考えてみえる方は注意しましょう!!


最後に最近懸念していることですが、保険販売において、”入口 ”ばかりが多様化していて、

”出口 ”対策が伴っていない危険性が大きくなっているということです。

具体的には、保険加入の窓口は、直販、代理店だけでなく、銀行、ネット、商品によっては、

住宅メーカー、不動産屋などまでが販売しています。

しかし、その多くは販売(手数料獲得)のみが目的になってしまっているところが多く、

保険金支払いについては、あまり真剣に取り組んでいるようには思えません。

今回のかんぽ生命の不払いのニュースも根底は同じことです。

保険金は請求されなければ、保険会社は支払うことができないのです。

保険金支払いのときに、

力になってもらえる存在が最も大切であるということ

を加入時に考えて検討していただきたいと思います。


そうでなければ、いくら保険料が安かろうと加入する意味はありません。



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