「保険金受取人」が間違ったままになってみえないですか?
- 2020-09-22(18:45) /
- 生命保険
保険の見直しを依頼された際に保険証券などをチェックしてますと
現況に合っていない保険金受取人が設定されているのを見かけます。
生命保険契約は長期間に及ぶため、契約期間中にさまざまな状況変化が想定されます。
結婚や離婚、親との死別等などさまざまです。
生命保険契約には3つの立場が存在します。
それは、保険契約者、被保険者、保険金受取人という立場です。
保険契約者は契約者権限と保険料を支払う義務を有する人です。
(中には、保険契約者と実際に保険料を支払う人が違う場合もありますが)
被保険者は、保険の対象になる人のです。この人に何かあった時に保険の効力が発生します。
保険金受取人は、保険会社から保険給付を受ける者として指定された人です。
この3者がどういう形態になっているかで、税金のかかり方が
変わってきますので重要です。
中でも保険金受取人が誰であるかは特に重要、
保険の加入目的はその人の為というのがメインだからです。
保険の入口(保険契約時)ばかりに皆様の注意が注がれがちですが、
保険は出口(受取時)が最も重要なのです。
保険の出口でおかしなことにならないように状況変化が生じましたら、
すぐに変化した状況に合わせるように手続きをしてください。
保険金受取人の変更は、保険契約者から保険会社に所定の請求書を提出して行います。
(保険金受取人の変更は保険事故が生じるまでは被保険者の同意で行うことができます。
保険金受取人の承諾は不要です。)
又、 その効力は所定の請求書が保険会社に到達したときからではなく、
保険契約者が所定の請求書を発送したときから生じるとされています。
(正確には保険会社に到達後にその効力発生時期が発送時に遡る)
状況に変化が生じた方は間違った保険金受取人になっていませんか?
念のためにも確認してみましょう!!
現況に合っていない保険金受取人が設定されているのを見かけます。
生命保険契約は長期間に及ぶため、契約期間中にさまざまな状況変化が想定されます。
結婚や離婚、親との死別等などさまざまです。
生命保険契約には3つの立場が存在します。
それは、保険契約者、被保険者、保険金受取人という立場です。
保険契約者は契約者権限と保険料を支払う義務を有する人です。
(中には、保険契約者と実際に保険料を支払う人が違う場合もありますが)
被保険者は、保険の対象になる人のです。この人に何かあった時に保険の効力が発生します。
保険金受取人は、保険会社から保険給付を受ける者として指定された人です。
この3者がどういう形態になっているかで、税金のかかり方が
変わってきますので重要です。
中でも保険金受取人が誰であるかは特に重要、
保険の加入目的はその人の為というのがメインだからです。
保険の入口(保険契約時)ばかりに皆様の注意が注がれがちですが、
保険は出口(受取時)が最も重要なのです。
保険の出口でおかしなことにならないように状況変化が生じましたら、
すぐに変化した状況に合わせるように手続きをしてください。
保険金受取人の変更は、保険契約者から保険会社に所定の請求書を提出して行います。
(保険金受取人の変更は保険事故が生じるまでは被保険者の同意で行うことができます。
保険金受取人の承諾は不要です。)
又、 その効力は所定の請求書が保険会社に到達したときからではなく、
保険契約者が所定の請求書を発送したときから生じるとされています。
(正確には保険会社に到達後にその効力発生時期が発送時に遡る)
状況に変化が生じた方は間違った保険金受取人になっていませんか?
念のためにも確認してみましょう!!
- 関連記事
-
- 生命保険金の非課税枠 受取人は誰にするのが有利か!? (2020/11/07)
- 「保険金受取人」が間違ったままになってみえないですか? (2020/09/22)
- 「契約者貸付の特別取扱い」対応実施中です!! (2020/04/06)
- 日本初のP2P保険である「わりかん保険」 日本で根ざすかが注目!! (2020/02/07)
- 老後資金不足にも対応できる「契約者貸付」 (2020/01/29)
スポンサーサイト
- THEME : ファイナンシャル・プランナー(FP)
- GENRE : ファイナンス
「保険金受取人」を決める際のポイント!!
- 2014-01-03(18:30) /
- 生命保険
生命保険に加入するときには、保険金受取人を指定しますが、
保険金受取人を誰にするのかは非常に重要です。
何故なら、保険金受取人が保有することになる「保険金請求権」は、
非常に強力な権利ですし、さらに”誰を指定するか”によって、
税金が変わってくるからです。
正確には、誰が保険料を支払い(契約者)、誰に保険をつけ(被保険者)、
誰が保険金を受け取るか(保険金受取人)によって、受け取る保険金は、
① 相続税になるケース
② 贈与税になるケース
③ 所得税(+住民税)になるケース
のいずれかの課税対象に分かれます。
詳しくは、こちら↓
生命保険文化センターHP(保険金などを受け取る際にかかる税金)参照
http://www.jili.or.jp/knows_learns/basic/tax/receives.html
税金面だけでは、相続税が有利ですが、それだけで判断できるわけではありません。
出口戦略をしっかり練って、保険金受取人を指定するようにしましょう。
保険金受取人に関する知識として、
・保険金受取人は誰でも指定できるわけではない
(不正を防ぐために一定の制限があります)
基本は、配偶者または二親等以内の血族ですが、
ただし保険会社によって規定が異なります。
・婚約者や内縁であっても受取人になれる場合がある
(保険会社によって条件があったり、指定できないこともあります)
・保険金受取人を複数指定したり、其々の割合を個別に指定したりすることもできる
・保険金受取人は、基本的にいつでも変更が可能
(被保険者の承諾は必要になりますが、保険金受取人の承諾は必要ありません)
・遺言によっても保険金受取人を変更することができる
(もちろん、遺言書の方式には従う必要があります)
保険金受取人を安易に決めてしまった方、
状況が変わったのに変更手続きを取ってみえない方などは、
特に注意するようにしてください!!
保険金受取人を誰にするのかは非常に重要です。
何故なら、保険金受取人が保有することになる「保険金請求権」は、
非常に強力な権利ですし、さらに”誰を指定するか”によって、
税金が変わってくるからです。
正確には、誰が保険料を支払い(契約者)、誰に保険をつけ(被保険者)、
誰が保険金を受け取るか(保険金受取人)によって、受け取る保険金は、
① 相続税になるケース
② 贈与税になるケース
③ 所得税(+住民税)になるケース
のいずれかの課税対象に分かれます。
詳しくは、こちら↓
生命保険文化センターHP(保険金などを受け取る際にかかる税金)参照
http://www.jili.or.jp/knows_learns/basic/tax/receives.html
税金面だけでは、相続税が有利ですが、それだけで判断できるわけではありません。
出口戦略をしっかり練って、保険金受取人を指定するようにしましょう。
保険金受取人に関する知識として、
・保険金受取人は誰でも指定できるわけではない
(不正を防ぐために一定の制限があります)
基本は、配偶者または二親等以内の血族ですが、
ただし保険会社によって規定が異なります。
・婚約者や内縁であっても受取人になれる場合がある
(保険会社によって条件があったり、指定できないこともあります)
・保険金受取人を複数指定したり、其々の割合を個別に指定したりすることもできる
・保険金受取人は、基本的にいつでも変更が可能
(被保険者の承諾は必要になりますが、保険金受取人の承諾は必要ありません)
・遺言によっても保険金受取人を変更することができる
(もちろん、遺言書の方式には従う必要があります)
保険金受取人を安易に決めてしまった方、
状況が変わったのに変更手続きを取ってみえない方などは、
特に注意するようにしてください!!
- 関連記事
-
- 後悔する可能性の高い保険とは? (2014/01/31)
- まだまだ高い大手生命保険会社の保険料!! (2014/01/15)
- 「保険金受取人」を決める際のポイント!! (2014/01/03)
- 先進医療の大幅拡大は 『 抗ガン剤 』 からスタート!? (2013/12/12)
- 個人年金保険・外貨建て保険、解約増加!! (2013/11/26)
- TAG :
- 保険金受取人