個人信用情報の開示請求と住宅ローン審査
- 2016-09-01(18:45) /
- 住宅ローン
先日、お客様からこんな質問がありました。
「個人信用情報を本人が開示請求すると、住宅ローン審査に悪影響があるのですか?」
と。
個人信用情報とは・・・金融機関や信販・クレジット会社など個人に対する
与信業務を行う業者が、顧客の返済・支払い能力を
判断するために利用する情報
結論から先に申し上げますと、
本人が開示請求しても、住宅ローン審査に悪影響はありません。
ですので、もし住宅ローン審査に落ちたのなら、個人信用情報を含め、
内容にそもそも問題があったということです。
過去に、クレジットカード支払い等で不安のある方は、住宅ローンの審査の前に
御自身の個人信用情報を確認してみたくなるものですが、
そのうえで審査に落ちると開示請求したことが災いして審査に落ちたと
都市伝説のように言われてしまうのですが、事実ではありません。
個人信用情報開示報告書は、大きく分けますと次の3つで構成されています。
① クレジット情報
② 申込情報
③ 利用記録
このうち審査においては、金融機関はおもに①のクレジット情報と②の申込情報を
利用するのです。
他の個人信用情報機関では異なる場合もあるかもしれませんが、
株式会社シー・アイ・シー(CIC)のHPによれば、
・ 登録元会員名(他のクレジットカード会社名)は表示されないこと
・ クレジットカード会社などは③の利用記録は見れないこと
が記されております。
さらに、本人が開示請求した履歴も利用情報に掲載されていなかったなどの話も
聞いたことがありますので、審査に悪影響が及ばないことは明白でしょう。
当たり前ですが、個人信用情報が万全の状態で、住宅ローン審査を受けることが
望ましいです。
しかし、その万全の状態を維持するのには日々の積み重ねが必要であることを
肝に銘じておきましょう!!
一度傷ついた信用情報を回復するには相当な期間が必要ですよ・・・。
「個人信用情報を本人が開示請求すると、住宅ローン審査に悪影響があるのですか?」
と。
個人信用情報とは・・・金融機関や信販・クレジット会社など個人に対する
与信業務を行う業者が、顧客の返済・支払い能力を
判断するために利用する情報
結論から先に申し上げますと、
本人が開示請求しても、住宅ローン審査に悪影響はありません。
ですので、もし住宅ローン審査に落ちたのなら、個人信用情報を含め、
内容にそもそも問題があったということです。
過去に、クレジットカード支払い等で不安のある方は、住宅ローンの審査の前に
御自身の個人信用情報を確認してみたくなるものですが、
そのうえで審査に落ちると開示請求したことが災いして審査に落ちたと
都市伝説のように言われてしまうのですが、事実ではありません。
個人信用情報開示報告書は、大きく分けますと次の3つで構成されています。
① クレジット情報
② 申込情報
③ 利用記録
このうち審査においては、金融機関はおもに①のクレジット情報と②の申込情報を
利用するのです。
他の個人信用情報機関では異なる場合もあるかもしれませんが、
株式会社シー・アイ・シー(CIC)のHPによれば、
・ 登録元会員名(他のクレジットカード会社名)は表示されないこと
・ クレジットカード会社などは③の利用記録は見れないこと
が記されております。
さらに、本人が開示請求した履歴も利用情報に掲載されていなかったなどの話も
聞いたことがありますので、審査に悪影響が及ばないことは明白でしょう。
当たり前ですが、個人信用情報が万全の状態で、住宅ローン審査を受けることが
望ましいです。
しかし、その万全の状態を維持するのには日々の積み重ねが必要であることを
肝に銘じておきましょう!!
一度傷ついた信用情報を回復するには相当な期間が必要ですよ・・・。
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個人信用情報についての疑問解決!!
- 2012-11-11(18:55) /
- 未分類
皆様、住宅ローンの審査を受けるときやクレジットカード作成時に
「個人信用情報等の利用に関する同意書」と
いうような書類にサインしたことはありませんか?
今回は、この個人信用情報の疑問についてお話したいと思います。
まず、個人信用情報とは、
御自身の「金融取引に関する情報のこと」です。
具体的には、住宅ローンの借入・返済状況、クレジットカードの保有状況や返済履歴など。
そのなかに、事故情報(いわゆる”ブラックリスト”と呼ばれるもの)も含まれます。
もちろん個人を特定するための住所、氏名、生年月日等も記載されております。
次に、その情報はどこに登録されているのかですが、それは信用情報機関に登録されて
おります。現在、信用情報機関は下記3つ。
① 全国銀行個人信用情報センター
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/index.html
銀行、信用金庫などの金融機関や、銀行系カード会社、保証会社などが加盟している。
住宅ローンなど銀行に関わる情報は整備されている。
② CIC
http://www.cic.co.jp/
信販系、流通系、銀行系などほとんどのカード会社のほかに保証会社や
自動車ディーラーなども加盟している。ショッピングに関する情報は整備されている。
③ 日本信用情報機構
http://www.jicc.co.jp/
消費者金融系の全情連とCCB、テラネットが合併して誕生した。
どちらかといえばキャッシング・ローンの情報に強い機関といえる。
どのように登録されているのかというと、信用情報機関による違いもあるようですが、
直近2年以内の取引履歴がおおむね登録されており、
日々、金融機関などから登録情報が3つの機関に送られています。
$マーク きちんと返済した、Aマーク 遅延した、ハイフンや空白は登録なし、などと
いうように記号などで表記されていることもあるようです。
気にかかるのが事故情報のことですが、
これは、延滞したらすぐに事故情報となるわけではなく、3ヶ月以上滞納したら事故情報と
なります。
事故情報は、5~7年間登録が抹消されませんから、一度登録されてしまうと、
その間は、金融取引に関する審査に通らないことがほとんどです。
(裏技的に弁護士にお願いして、登録抹消させることができた場合もあるようですが・・・)
では、個人信用情報は御自身で確認できるのかですが、
身分証明書持参で、それぞれの機関の窓口に行って手続をし、手数料を払えば確認できます。
また、郵送による情報開示を受け付けている情報機関もあります。
気になる方は、一度おこなってみてはいかがでしょうか?
(間違った内容が、記載されていることも無いとはいえないようです)
最後に注意点ですが、
事故情報にさえ登録されなければ大丈夫というわけではなく、
遅延履歴やキャッシング履歴、キャッシング枠の設定状況なども審査に影響を及ぼします。
引き落としが出来なかったことを軽く考えないようにしてください。
また、お引越しなどでの住所移転の手続きがなされずに連絡が不通となり、
事故情報となってしまっている方も多くおみえになるようです。
実質、信用に問題がなくても事故情報には変わりありません。
無駄なカードの解約も踏まえ、手続きは迅速におこなってください!!
住宅ローンの審査時に後悔されてみえる方もそこそこおみえになりますので・・・。
「個人信用情報等の利用に関する同意書」と
いうような書類にサインしたことはありませんか?
今回は、この個人信用情報の疑問についてお話したいと思います。
まず、個人信用情報とは、
御自身の「金融取引に関する情報のこと」です。
具体的には、住宅ローンの借入・返済状況、クレジットカードの保有状況や返済履歴など。
そのなかに、事故情報(いわゆる”ブラックリスト”と呼ばれるもの)も含まれます。
もちろん個人を特定するための住所、氏名、生年月日等も記載されております。
次に、その情報はどこに登録されているのかですが、それは信用情報機関に登録されて
おります。現在、信用情報機関は下記3つ。
① 全国銀行個人信用情報センター
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/index.html
銀行、信用金庫などの金融機関や、銀行系カード会社、保証会社などが加盟している。
住宅ローンなど銀行に関わる情報は整備されている。
② CIC
http://www.cic.co.jp/
信販系、流通系、銀行系などほとんどのカード会社のほかに保証会社や
自動車ディーラーなども加盟している。ショッピングに関する情報は整備されている。
③ 日本信用情報機構
http://www.jicc.co.jp/
消費者金融系の全情連とCCB、テラネットが合併して誕生した。
どちらかといえばキャッシング・ローンの情報に強い機関といえる。
どのように登録されているのかというと、信用情報機関による違いもあるようですが、
直近2年以内の取引履歴がおおむね登録されており、
日々、金融機関などから登録情報が3つの機関に送られています。
$マーク きちんと返済した、Aマーク 遅延した、ハイフンや空白は登録なし、などと
いうように記号などで表記されていることもあるようです。
気にかかるのが事故情報のことですが、
これは、延滞したらすぐに事故情報となるわけではなく、3ヶ月以上滞納したら事故情報と
なります。
事故情報は、5~7年間登録が抹消されませんから、一度登録されてしまうと、
その間は、金融取引に関する審査に通らないことがほとんどです。
(裏技的に弁護士にお願いして、登録抹消させることができた場合もあるようですが・・・)
では、個人信用情報は御自身で確認できるのかですが、
身分証明書持参で、それぞれの機関の窓口に行って手続をし、手数料を払えば確認できます。
また、郵送による情報開示を受け付けている情報機関もあります。
気になる方は、一度おこなってみてはいかがでしょうか?
(間違った内容が、記載されていることも無いとはいえないようです)
最後に注意点ですが、
事故情報にさえ登録されなければ大丈夫というわけではなく、
遅延履歴やキャッシング履歴、キャッシング枠の設定状況なども審査に影響を及ぼします。
引き落としが出来なかったことを軽く考えないようにしてください。
また、お引越しなどでの住所移転の手続きがなされずに連絡が不通となり、
事故情報となってしまっている方も多くおみえになるようです。
実質、信用に問題がなくても事故情報には変わりありません。
無駄なカードの解約も踏まえ、手続きは迅速におこなってください!!
住宅ローンの審査時に後悔されてみえる方もそこそこおみえになりますので・・・。
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