住宅ローンの借換えの目的は、”いろいろ”。
- 2012-09-27(18:30) /
- 住宅ローン
皆様は、『住宅ローンの借換え』と聞くと、何をイメージされるでしょうか?
大抵の方は、「総返済額を減らすということ」が頭に浮かぶのではないでしょうか。
確かに「総返済額を減らすと言うこと」は最も大きな目的のひとつですが、
しかしながら、借換えの目的は、他にもいくつかございます。
現在、金利が史上最低水準で推移しており、
また金融機関各社の競争も激化しております。
そのため、店頭金利が低いうえに、さらに優遇金利の幅も大きくなっており、
実際の適用金利におきましては、変動金利で0.775%もしくは、個別相談案件では
これ以下の適用金利で借換えに応じてくれる金融機関まであります。
まさに、絶好の借換えのタイミングなのです!!
それは、ここ最近の相談件数の多さからも実感しております。
今回は、その『借換えの目的について』のお話をしたいと思います。
上記でお話した「総返済額を減らすということ」以外の目的としては、
① 当面の返済額を少しでも多く減らすこと(総返済額が減るとは限りません)
② 金利の変動に影響されないものに変更したい
③ 現在の低金利や優遇金利の恩恵を受けたい
④ 借入名義の変更をしたい(通常の借換えとは違いますが)
⑤ 繰上返済等の利便性の良い金融機関に変更したい
など。
①については、当初住宅ローンを組んだときと比べて、社会情勢や労働環境の変化
(給料が下がった、転職・起業したなど)により事情が変わった方などは、
長期固定金利型や固定金利選択型から変動金利型に変更することにより、当面の返済額を
大幅に減らすことができます。
②については、いざ住宅ローンを変動金利型で組んだものの、自分にはタイプが合わず、
金利変動の影響を受けない長期固定金利型に変更して、安心したい方などが行われます。
③については、王道である当面の返済額も総返済額も減らすことに通じます。
④については、当初の住宅ローン名義の方が、結婚や別居等することになり借入名義を変更したい
場合に行います。
注)ケースによっては、複雑な状況が考えられます。
検討される場合は、必ず専門家にご相談ください。
⑤については、ネット環境の整備やサービスの多様化、手数料の引き下げや制限の緩和などに
より、金融機関ごとの利便性に差がある場合があります。
御自身に合った金融機関に変更することによりメリットが出る場合に行います。
このように、必ずしも「総返済額を減らすということ」ばかりが目的とは限りません。
御自身の借換えの目的を明確にして、住宅ローンの借換えをおこなってください!!
最後に注意点として、2つ。
1つ目は、住宅ローンの借換えは、原則、現在返済している金融機関では行えません。
(原則と書いたのは、あるお客様で同一金融機関の借換えを薦めてきたところがあったからです)
そのため、返済中の金融機関が、お客様の為を思って提案されることはありません。
借換えの検討は、御自身で始めるか、他の金融機関の勧めのケースがほとんどです。
2つ目は、他の金融機関が勧めてくる場合ですが、結局は、自社住宅ローンだけの勧誘です。
その金融機関の住宅ローンが、目的に合っているとは限りません。
FPなどの公正・中立な立場の専門家に相談することをお勧めいたします!!
また、借換えすることを返済中の金融機関に伝えると、突然、金利優遇の話をしてくる場合が
多くありますが、個人的な見解としましては、フェアな金融機関だとは思えません。
割り切れる方は結構ですが、永く付き合っていく金融機関としての資質などにより判断される
ことを期待します。
大抵の方は、「総返済額を減らすということ」が頭に浮かぶのではないでしょうか。
確かに「総返済額を減らすと言うこと」は最も大きな目的のひとつですが、
しかしながら、借換えの目的は、他にもいくつかございます。
現在、金利が史上最低水準で推移しており、
また金融機関各社の競争も激化しております。
そのため、店頭金利が低いうえに、さらに優遇金利の幅も大きくなっており、
実際の適用金利におきましては、変動金利で0.775%もしくは、個別相談案件では
これ以下の適用金利で借換えに応じてくれる金融機関まであります。
まさに、絶好の借換えのタイミングなのです!!
それは、ここ最近の相談件数の多さからも実感しております。
今回は、その『借換えの目的について』のお話をしたいと思います。
上記でお話した「総返済額を減らすということ」以外の目的としては、
① 当面の返済額を少しでも多く減らすこと(総返済額が減るとは限りません)
② 金利の変動に影響されないものに変更したい
③ 現在の低金利や優遇金利の恩恵を受けたい
④ 借入名義の変更をしたい(通常の借換えとは違いますが)
⑤ 繰上返済等の利便性の良い金融機関に変更したい
など。
①については、当初住宅ローンを組んだときと比べて、社会情勢や労働環境の変化
(給料が下がった、転職・起業したなど)により事情が変わった方などは、
長期固定金利型や固定金利選択型から変動金利型に変更することにより、当面の返済額を
大幅に減らすことができます。
②については、いざ住宅ローンを変動金利型で組んだものの、自分にはタイプが合わず、
金利変動の影響を受けない長期固定金利型に変更して、安心したい方などが行われます。
③については、王道である当面の返済額も総返済額も減らすことに通じます。
④については、当初の住宅ローン名義の方が、結婚や別居等することになり借入名義を変更したい
場合に行います。
注)ケースによっては、複雑な状況が考えられます。
検討される場合は、必ず専門家にご相談ください。
⑤については、ネット環境の整備やサービスの多様化、手数料の引き下げや制限の緩和などに
より、金融機関ごとの利便性に差がある場合があります。
御自身に合った金融機関に変更することによりメリットが出る場合に行います。
このように、必ずしも「総返済額を減らすということ」ばかりが目的とは限りません。
御自身の借換えの目的を明確にして、住宅ローンの借換えをおこなってください!!
最後に注意点として、2つ。
1つ目は、住宅ローンの借換えは、原則、現在返済している金融機関では行えません。
(原則と書いたのは、あるお客様で同一金融機関の借換えを薦めてきたところがあったからです)
そのため、返済中の金融機関が、お客様の為を思って提案されることはありません。
借換えの検討は、御自身で始めるか、他の金融機関の勧めのケースがほとんどです。
2つ目は、他の金融機関が勧めてくる場合ですが、結局は、自社住宅ローンだけの勧誘です。
その金融機関の住宅ローンが、目的に合っているとは限りません。
FPなどの公正・中立な立場の専門家に相談することをお勧めいたします!!
また、借換えすることを返済中の金融機関に伝えると、突然、金利優遇の話をしてくる場合が
多くありますが、個人的な見解としましては、フェアな金融機関だとは思えません。
割り切れる方は結構ですが、永く付き合っていく金融機関としての資質などにより判断される
ことを期待します。
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