先進医療特約の注意点!!
- 2014-12-23(19:24) /
- 生命保険
最近では、ほとんどの医療保険に付帯できるようになっている
「先進医療特約」ですが、今回はその注意点をお話したいと思います。
まず、先進医療とは、最先端医療のなかで、
” 特定の医療技術であること ”
プラス
” 厚生労働大臣によって承認を受けた医療機関で行われること ”
という両方を満たしているものをいいます。
どちらかだけ満たしていても先進医療とはみなされません。
要は、医療技術と医療機関という2つの縛りがあるのです。
ですから、先進医療特約の恩恵を享受するにも同様の条件を満たす必要があります。
特定の医療技術については、現在105種類が限定列挙されております。
(2014年12月1日時点)
この種類については、入れ替わりがあって時期により種類数は異なります。
そして、医療機関についてはその種類ごとに其々承認を受けておりますので、
地域間格差はかなりついております。
(治療を受けたいときにすぐに近くで受けられる状況とは限らない)
医療保険に先進医療特約がついていても医療機関の条件も満たさなければ
先進医療にならないので、そこが非常にやっかいであります。
(その特定の医療技術によっては他府県での治療になることも珍しくありません)
医療機関のチェックは必ず行なうようにしましょう!!
下記にて↓
厚労省HP:先進医療を実施している医療機関の一覧
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html
先進医療特約は医療保険に付帯するだけで安心というものではありませんので・・・。
最後に、先進医療とみなされるかどうかで、混合診療として併用の是非にも関わってきます。
場合によっては、こちらの影響の方が大きくなるやもしれません。
条件等の見落としには、くれぐれも気をつけてください!!
「先進医療特約」ですが、今回はその注意点をお話したいと思います。
まず、先進医療とは、最先端医療のなかで、
” 特定の医療技術であること ”
プラス
” 厚生労働大臣によって承認を受けた医療機関で行われること ”
という両方を満たしているものをいいます。
どちらかだけ満たしていても先進医療とはみなされません。
要は、医療技術と医療機関という2つの縛りがあるのです。
ですから、先進医療特約の恩恵を享受するにも同様の条件を満たす必要があります。
特定の医療技術については、現在105種類が限定列挙されております。
(2014年12月1日時点)
この種類については、入れ替わりがあって時期により種類数は異なります。
そして、医療機関についてはその種類ごとに其々承認を受けておりますので、
地域間格差はかなりついております。
(治療を受けたいときにすぐに近くで受けられる状況とは限らない)
医療保険に先進医療特約がついていても医療機関の条件も満たさなければ
先進医療にならないので、そこが非常にやっかいであります。
(その特定の医療技術によっては他府県での治療になることも珍しくありません)
医療機関のチェックは必ず行なうようにしましょう!!
下記にて↓
厚労省HP:先進医療を実施している医療機関の一覧
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html
先進医療特約は医療保険に付帯するだけで安心というものではありませんので・・・。
最後に、先進医療とみなされるかどうかで、混合診療として併用の是非にも関わってきます。
場合によっては、こちらの影響の方が大きくなるやもしれません。
条件等の見落としには、くれぐれも気をつけてください!!
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「混合診療」が拡大されると民間医療保険への影響は?
- 2013-09-13(18:30) /
- 生命保険
2013.6月頃、成長戦略の一つとして、混合診療の拡大が発表されました。
全面解禁とはいかなかったのですが、今秋頃から抗がん剤から開始しされ、
先進医療の対象範囲を広げていくとしています。
混合診療とは、
健康保険が適用される保険診療と、全額自己負担の自由診療(保険外診療)とを
組み合わせた診療のことです。
日本では原則禁止とされ、
一つの医療機関で同じ患者に保険診療と保険外診療が行なわれた場合には、
本来保険が適用される分もすべて自己負担とされてきました。
しかし例外があり、厚生労働省の認めた先進医療や差額ベッド代などは、
2004年から保険診療との併用・混在が認められております。
その先進医療は、2013年6月1日時点で107種類がリストアップ
されています。
(今回の拡大方針により、まずは抗がん剤からこの先進医療の対象範囲を広げる模様です)
混同されてみえるかもしれませんが、今回の拡大方針によって、
保険診療となる訳ではないことには注意してください!!
ですので、医療保険への影響としては、
先進医療特約に関してであると思われます。
混合診療の拡大に伴い、先進医療を利用する人が今まで以上に増えると考えられ、
そうなれば当然、給付額も増えますので、
保険料の値上げ(現在月々保険料100~200円程度)が予想されます。
そして、これまで加入されてきた先進医療特約で、対象が拡大された先進医療にもほぼ、
対応可能ですので、加入し直す必要はないでしょう。
(ただし、一部の保険会社では、技術や内容が限定されていることがありますので必ず、
ご確認ください)
今後、先進医療の需要が伸びることを考慮しますと、
これまで先進医療特約に対して、その必要性を感じなかった方や関心が薄かった方の中にも
認識が変わる方もみえるかもしれません。
制度が変われば、保障に対するニーズも変わります。
保険は必ず、折をみて確認するようにしましょう!!
全面解禁とはいかなかったのですが、今秋頃から抗がん剤から開始しされ、
先進医療の対象範囲を広げていくとしています。
混合診療とは、
健康保険が適用される保険診療と、全額自己負担の自由診療(保険外診療)とを
組み合わせた診療のことです。
日本では原則禁止とされ、
一つの医療機関で同じ患者に保険診療と保険外診療が行なわれた場合には、
本来保険が適用される分もすべて自己負担とされてきました。
しかし例外があり、厚生労働省の認めた先進医療や差額ベッド代などは、
2004年から保険診療との併用・混在が認められております。
その先進医療は、2013年6月1日時点で107種類がリストアップ
されています。
(今回の拡大方針により、まずは抗がん剤からこの先進医療の対象範囲を広げる模様です)
混同されてみえるかもしれませんが、今回の拡大方針によって、
保険診療となる訳ではないことには注意してください!!
ですので、医療保険への影響としては、
先進医療特約に関してであると思われます。
混合診療の拡大に伴い、先進医療を利用する人が今まで以上に増えると考えられ、
そうなれば当然、給付額も増えますので、
保険料の値上げ(現在月々保険料100~200円程度)が予想されます。
そして、これまで加入されてきた先進医療特約で、対象が拡大された先進医療にもほぼ、
対応可能ですので、加入し直す必要はないでしょう。
(ただし、一部の保険会社では、技術や内容が限定されていることがありますので必ず、
ご確認ください)
今後、先進医療の需要が伸びることを考慮しますと、
これまで先進医療特約に対して、その必要性を感じなかった方や関心が薄かった方の中にも
認識が変わる方もみえるかもしれません。
制度が変われば、保障に対するニーズも変わります。
保険は必ず、折をみて確認するようにしましょう!!
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