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住宅ローン金利が本格的に上がる気配はまだまだ感じられないが・・・。

10月14日、政府は10月の月例経済報告で、国内景気の総括判断

昨年10月以来1年ぶりに前の月から下方修正をしました。


日銀も10月30日に公表する予定の経済・物価情勢の展望で

消費者物価上昇率の見通しを下げる模様です。

おおまかな内容としましては、

 〇 消費者物価2%上昇の達成時期を 「16年度前半頃」から先送り

 〇 2015年度の上昇率予想を従来の 0.7%⇒0%台前半に

 〇 2016年度の上昇率予想も 1.9%から小幅に下方修正
(2%の達成は早くても2017年度ということ)

です。


また、10年以上の長期金利の指標となる10年物国債金利

0.3%付近まで下落しております。


その他、2017年4月の消費税10%への増税、安倍政権の新たな目標のひとつである

名目GDP600兆円目標東京オリンピック2020年のプライマリーバランス黒字化

目標
など、さまざまを考慮するととても利上げなどできる状況にはないでしょう。


そうなりますと、長期・中期・短期共に住宅ローン金利本格的に上昇する気配も

感じられません。

(金融機関などの思惑や意図により多少反発して上昇することはあるかもしれませんが)

株価もドルに換算すると、アベノミクス前までにほぼ戻ってしまっているようです。

結局、振り出しもしくは、実質賃金的にはマイナスになってしまったということです。


利上げする時期など到来するのかさえ疑問に感じてしまいます。

住宅ローン市場だけでみればこのことは追い風ですが、ライフプランニング的には

間違いなくマイナスです。


何故なら、返済はより頑張らなくてはいけなくなっているのに得られるものは

より少なくなってしまっているからです


この意味が分からない方は、住宅ローン金利が低くて返済が助かった」くらいにしか

認識が出来ていないということです。

ますます住宅ローンの内容の是非を判断するには、ライフプランニング的な考え方が

必要
になっております。

相談先を間違えないようにお願いいたします。<(_ _)>



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TAG :
住宅ローン金利
景気観測
利上げ
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