FC2ブログ

地震保険の「世帯加入率」と「付帯率」

弊代理店の地震保険の(火災保険への)付帯率は、おかげさまで90%以上と

なっており、さらにここ最近残りの地震保険未加入者様から中途付帯の問い合わせも

出てきております。
(誠に有難うございます)


そこで今回は、地震保険の「世帯加入率」と「付帯率」について

直近のデータを御紹介したいと思います。


日本損害保険協会及び、損害保険料率算出機構による直近のデータをみてみますと、

2013年度の世帯加入率は、全国平均で27.9%、

2013年度の火災保険への付帯率は、全国平均で58.1%

でした。
(印象としては、世帯加入率がまだまだ低いような気がします)

 注) 2013年度の世帯加入率は、
    2013年12月末の地震保険契約件数を2014年1月1日時点の住民基本台帳に
    基づく世帯数で除した数値。
    火災保険への付帯率は、当該年度中に契約された火災保険契約(住宅物件)に
    地震保険契約が付帯されている割合。



年々、世帯加入率付帯率とも右肩上がりに増加しております。

都道府県別に見ると世帯加入率は、

1位 宮城県 50.4% 2位 愛知県 37.9% 3位 東京 34.9%
(ちなみに岐阜県は、31.3%)

付帯率は、

1位 宮城県 85.2% 2位 高知県 83.3% 3位 宮崎県 72.8%
(ちなみに愛知県は70.5%、岐阜県は70.7%)

となっています。


詳細については、こちらをご覧ください↓

一般社団法人 日本損害保険協会HP掲載

地震保険普及状況の推移(PDFファイル)
http://www.sonpo.or.jp/useful/insurance/jishin/pdf/reference/jishin_suii.pdf

地震保険の都道府県別加入率の推移(損害保険料率算出機構調べ)(PDFファイル)
http://www.sonpo.or.jp/archive/statistics/syumoku/pdf/index/kanyu_jishin.pdf

地震保険の都道府県別付帯率の推移(損害保険料率算出機構調べ)(PDFファイル)
http://www.sonpo.or.jp/archive/statistics/syumoku/pdf/index/futai_jishin.pdf


地震保険について誤解されてみえるといけないのでお話しますが、

万一、建物が全壊しても損害保険金で建て直したり、買い替えたりすことはできません。

何故なら地震保険の場合、補償は多くても時価の50%ですから、そうなります。

また今のところ全損以外に、半損・一部損という全部で3段階の認定しかありませんので、

火災保険にくらべ圧倒的に不利な仕組みになっております。

これは、地震災害等の性質によるものです。


では、こんな不利な仕組みの地震保険に加入する必要性についてはどうでしょうか?

個人的には、それでも加入する必要性は少なくないと思っております。

被災された方の状況でみれば、2重ローン問題や移住による就業問題において、

当面の生活再建資金や住宅ローン返済資金としての価値は大きいと考えるからです。


保険の仕組みとしては成立しにくい地震・噴火それらによる津波災害について、

地震保険が成立しているのは、再保険先が国(政府)となっているためです。

それらの背景を考えれば、地震保険の意義は大きいのではないでしょうか。

住宅ローン残高が多い方や家計に余裕があまりない方などで地震保険に未加入の場合、

もう一度、その必要性について考えてみられてはどうでしょうか。


関連記事
TAG :
地震保険
世帯加入率
付帯率
必要性

” 時価 ” と一口にいっても、その内容はさまざま!!

先日、こんな質問をお受けしました。

地震保険料が改定になる前に加入したいと思い検討しているのですが、
 補償される金額をみてみると、全損にしろ、半損・一部損にしろ、上限が時価までと
 なっています。
 そうすると、築35年の木造住宅では、一切補償されないということでしょうか?」


というものです。


確かに、再調達価額(新価)での火災保険と違い、地震保険では、補償金額は

保険金額の100%、50%、5%と謳ってあるものの、どれも時価額までとなっています。



ですが、ここでいう ” 時価 ” とは、

一般的な不動産屋さんがいう不動産取引上の時価

税務上の耐用年数などから割り出される時価とは、異なるものです。

保険業界特有の ” 時価 ” なのです。

各損害保険会社には、「残価率表」というものがあって、

構造級別ごとに残価率というものが設定されております。

  残価率とは、
   再調達価額(新価)から年数に応じた価値減少分を差し引いた割合のことで、
   いわゆる、そのときの上記でいう保険業界特有の ” 時価 ” を求める割合のこと。


残価率表では概ね、どの損害保険会社でも、短くても34年、長いもので50年

残価率が50%になる
ようになっています。そして、そこにはこんな注意書きがあります。

「補修維持管理が適切に施されており、現に使用されている建物であれば、
 その残価率は50%あるものと評価します」
と。

ということは、

実際に人が住んでいれば、築年数が古くてもほぼ残価率が50%を割ることがない

いうことになります。(築100年超などと異例や空き家などの場合は別途確認を要します)

であれば、地震保険においては、異例の場合を除き、保険金額の100%、50%、5%は

間違いなく補償されるということ
です。
(といっても、地震保険金額はMAXでも火災保険金額の50%なのですが)


このように ” 時価 ” という表現には、さまざまな意味があって、

使われる場面によって、その内容が変わります。

便利な言葉なのですが、誤解も生じやすいという難点もありますので、御注意ください!!



関連記事
TAG :
地震保険
時価
残価率
補償額

火災保険・地震保険での長期係数はどのくらい!?

2014.7月以降の保険始期から地震保険料が改定となり、全体で平均15.5%

値上げになります。

また、火災保険料も2015年度に3~5%引き上げられる見通しとなっています。
(地域や内容によっては、保険料が下がるケースもありますので御注意ください)

そんな中、保険料を抑える手段のひとつとして、

長期契約での長期一括払を勧める内容をよくみかけるようになりました。

長期契約(長期一括払)では、所定の長期係数を乗じることによって保険料が計算され、

単年でみれば、単年契約の保険料よりも保険料が割安になるからです。


では、その長期係数はどんな感じの設定になっているのでしょうか?

火災保険料では、大体下記のような感じになっております。

 ・ 保険期間  3年: 長期係数  2.7
 ・ 保険期間  5年: 長期係数  4.3
 ・ 保険期間  10年: 長期係数  8.2
 ・ 保険期間  20年: 長期係数 15.25
 ・ 保険期間  30年: 長期係数 21.45

地震保険料では、

 ・ 保険期間  2年: 長期係数  1.9
 ・ 保険期間  3年: 長期係数  2.75
 ・ 保険期間  4年: 長期係数  3.6
 ・ 保険期間  5年: 長期係数  4.45


保険料の計算は、例えば保険期間30年の火災保険料の場合

1年間の保険料×30(年)ではなく、1年間の保険料×21.45のイメージの保険料と

いうことになります。

このように保険期間が長期になればなるほど保険料が割安になり、

長期契約の効果が大きくなります。
火災保険では最長36年、地震保険では最長5年です)

しかし、長期契約(長期一括払)にも注意が必要です。

それは、

 1. 長期契約では、契約内容を忘れやすいこと

 2. 長期契約では、保険金額設定等、内容をこまめに見直せないということ

 3. 現在の長期係数の割引率は、運用環境の低迷により低く設定されており、
    今後インフレ等によって運用環境が改善した場合、結果として
    割安になるのかどうかということ

などです。

個人的には上記のことはあっても、最近の自然災害の猛威を考えると、

早めに保険料を長期間固定しておいたほうが、保険料の値上げリスクが避けられて

いいように考えております。

(損害保険料は、毎年、なにかしら値上げされている状況ですから)

単年・短期契約の方は、一度検討されてみてはどうでしょうか。



関連記事
TAG :
長期係数
火災保険
地震保険
保険料改定

地震保険の総支払限度額とは?

地震災害は巨額の保険金支払いをもたらす可能性がありますので、

地震保険においては、保険責任の大半を日本政府が再保険により

引受けています。

(一民間会社で背負い切れる保険ではないということです)

このため、地震保険はどこの保険会社で加入(火災保険に付帯)されても、

構造(対象割引)、保険金額、期間が同じであれば、保険料は同額になります。
(誤弊があるかもしれませんが、強制加入の自賠責保険に似ています)


また地震保険には、「総支払限度額」というものがあります。

これは、1回の地震について支払われる保険金総額の上限のことです。
(日本政府といえども、無限に責任を負うことはできないのです)

案外、御存知ない方が多いのではないでしょうか?

万が一、この上限額を超えるような地震災害が発生した場合、

受け取れる保険金は、下記のように減額されます。


 受け取れる保険金

 = 支払われるべき保険金 x (総支払限度額支払われるべき保険金の総額

具体例ですと、

仮に、支払われるべき保険金が3,000万円、支払われるべき保険金の総額が8兆円、

総支払限度額が6兆円とします。計算すると、

 3,000万円 x(6兆円/8兆円)= 2,250万円

となります。

上限額を超えなければ、3,000万円受け取れたのですが、超えたために2,250万円に

減額となってしまうのです。


この総支払限度額が、この4月から引き上げられ

6兆2,000億円だったのが、7兆円になりました。
(2014年度政府予算の成立を受けて、4月1日に政省令が施行されました)


これは政府が、

今後の地震保険加入者の増加に備えるには、総支払限度額を引上げる必要があると

判断したためです。
(東日本大震災以降、地震保険加入者増が顕著でした)


この総支払限度額は適時見直しが行われており、

私が知っているだけでも既に、3~4回見直されております。

先手的に対応ができていますので、ほぼ安心なのではないでしょうか。




関連記事
TAG :
地震保険
総支払限度額

愛知県・岐阜県の地震保険料の引き上げ(2013.3)は?

先月2/18のブログ記事でもお話しました、地震保険料の引き上げの件ですが、

昨日3/26損害保険料率算出機構は、

地震保険料率を平均15.5%引き上げる改定を金融庁に届け出ました。

新聞報道はこちら(Sankei Biz)↓
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130327/bse1303270700001-n1.htm


記者発表資料によると、

全国平均で、地震保険料15.5%の引き上げとのことですが、細かくみていくと、

 ・都道府県別に開きがあること

 ・免震建築物割引及び、耐震等級割引(2、3等級のみ)の
  割引率拡大


により、単純ではないことがわかりました。


愛知県、岐阜県を対象にみてみると、割引適用なしの場合、

 愛知県 イ構造 20%アップ、 ロ構造  7%アップ

 岐阜県 イ構造 29%アップ、 ロ構造 30%アップ

です。保険金額1,000万円、保険期間1年の保険料に換算すると、

 愛知県 イ構造 3,300円アップ、 ロ構造 2,000円アップ

 岐阜県 イ構造 1,900円アップ、 ロ構造 3,800円アップ


しかし、これが耐震等級割引の3等級に該当すると

 愛知県 イ構造 1,700円ダウン、 ロ構造 5,100円ダウン

 岐阜県 イ構造  400円ダウン、 ロ構造  600円ダウン

となります。

  * イ構造:耐火建築物、準耐火建築物および省令準耐火建物
    ロ構造:イ構造以外


ここから今回の改定により、耐震性能が高い建物には、手厚い割引が適用されることが

よくわかります。


東日本大震災後、地震保険の保険料率を改定するのは初めてで、

早ければ平成26年7月にも適用する模様です。

なお、現時点では届出を出した段階であり、今後金融庁長官の審査等によっては、

内容が変わるかもしれません。

また、保険料の引き上げについては、もう一段階あるとの話も言われております。

動向につきましては、今後も内容がわかり次第、お話していきたいと思います。


詳細については、下記をごらんください!!

損害保険料率算出機構 記者発表資料PDF↓
http://www.nliro.or.jp/news/2012/130326_2.pdf

損害保険料率算出機構 届出の概要PDF↓
http://www.nliro.or.jp/news/2012/130326_1.pdf




関連記事
TAG :
地震保険
地震保険料引き上げ
プロフィール

リップラボ

Author:リップラボ
愛知県、岐阜県を中心に
営業しております独立系FPの
小木曽浩司です。
保険・住宅(不動産)・
住宅ローンなど、ひとつの窓口
でトータルにお世話させて
頂いております。

岐阜県各務原市東山3-31
TEL 058-372-9181

カレンダー
11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カテゴリ
最新記事
人気記事ランキング
リンク
最新コメント
最新トラックバック
天気予報
中部電力 電力使用状況
最新のニュース
女性のための日常検索ツール
BMIチェッカー健康君
病院・病気・お薬 検索
InBook本棚
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
ブログランキング参加中
クリックをお願いします!!



住まいるブログランキング 住まいの総合情報サイト



人気ブログランキングへ

にほんブログ村 経営ブログ ファイナンシャルプランナーへ
にほんブログ村
QRコード
QR
政策金利
FXと為替情報なら
住宅関連金利
住宅ローンシミュレーター
by 無料ブログパーツ製作所
[PR]杉並区の一戸建て 物件一覧
住宅ローン借り換え計算機
by 無料ブログパーツ
[PR]杉並区の不動産
米ドル/円 レンジ予想
株価チャート
by 株価チャート「ストチャ」
株検索窓
FXマーケット情報
マネックスFX
保険格付けランキング
Powered by 保険格付け
このページのトップへ