FC2ブログ

老齢基礎年金の受給開始年齢は何歳がお得!?

昨日(2014.6.3)、厚労省より年金の平成26年財政検証結果が公表されました。

年金の財政検証は、公的年金財政の健康診断のことで、

将来にわたる年金財政の維持可能性をチェックする作業のことです。

これは、5年に一回のペースで行われており、今年がその対象年です。

詳細については、こちら↓
厚労省HP
(国民年金及び厚生年金に係る 財政の現況及び見通し ー 平成26年財政検証結果 ー)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/zaisei-kensyo/dl/h26_kensyo.pdf

公表結果からの感想としては、

「あいかわらず、見通しが甘すぎる」というのが率直な感想です。


前置きが長くなりましたが、今回は年金に絡んで、

たまにご質問をお受けする受給開始年齢について」のお話をしたいと思います。

ライフプランニングをさせていただいてますと、

「何歳から年金を受け取るのが得なんですか?」との

質問を受けたりしますが、

「あなたの寿命次第で変わる」というのがその答えです。

下図をご覧ください↓

累計受給額
(クリックで拡大)

これは、平成26年度の老齢基礎年金額の満額である、年772,800円を固定して、

受給開始年齢別(60歳・65歳・70歳)に累計年金受給額をグラフにしたものです。

繰り上げ受給については月0.5%づつ減額、繰り下げ受給については月0.7%づつ増額

しますので、60歳からですと、0.5%×60ヶ月で30%減額、

70歳からですと、0.7%×60ヶ月で42%増額となります。

60歳開始と65歳開始を比較すると、76歳で逆転

65歳と70歳を比較すると、81歳で逆転することになります。

これからすると、60歳時点の平均余命(平均寿命とは違いますよ)からすれば、

男女共、70歳から受け取るのがお得?ということになります。
(現況、65歳からが60%弱、70歳からが1.3%程度)


ですが、御自身の寿命というものは、統計で計れるものではありません。
(統計にはいろんなまやかしがありますし・・・。)

また、私自身は”健康寿命”というものも考慮したほうがいいのではないかとも

思っております。

最終的には、「年金」というものをどうとらえるかによって判断が変わってくると

いうことでしょう。

「当面の生活費」という位置づけになる方、「セカンドライフの充実費」となる方、

「思わぬ長寿となってしまった時の最低限のリスク資産」として考える方など、

人によってとらえ方はさまざまでしょう。

損得だけでは、判断し切れないものということです。


最後に、「年金なんて」と見限っている方にお話させていただくと、

約10年程度で元がとれて、さらに、障害時や遺族の保障まで

ついている金融商品なんて、他にはありません。


こんな割りのいいものにお金を投入しないなんて、損ですよ!!

 (追記:マネーの達人 寄稿記事もぜひ、下記からご覧ください!!)
  http://manetatsu.com/2014/05/31796/



関連記事
スポンサーサイト



TAG :
受給開始年齢
年金財政
年金制度

国の年金制度にまつわる噂について

昨晩、ある番組で国の年金制度についての話がでていました。

専門家のあいだでも、いろんな話があるということがよくわかりました。

日本年金機構の2009年度の発表によると、国民年金の未納率が40%を超え、

1人当たりの年金受給額も1999年度をピークに減少し続けています。

こういった実態が公表されると、よく噂されるのが、

 ・国の年金制度は破綻するので、保険料を納めても仕方がないのではないか?

 ・自分が支払った総払込保険料分について、将来元がとれないのなら、
  自分で貯金していったほうがいいのではないか?

などというような話です。

では皆様、本当に国の年金制度は破綻するとお考えでしょうか?

今回は、そのあたりを考えてみたいと思います。


もし、仮に国の年金制度が破綻したら受給者はどうなるでしょうか?

 ・働ける方は働かざるを得なくなる(金銭を稼ぐ)⇒ では働けない方は?

 ・貯蓄(資産)を食い潰しながら生活する ⇒ では、貯蓄(資産)を食い潰したら?

 ・子供や親族の援助に頼る ⇒ 援助を受けられない方は?

 ・生活保護を受けることになる(国に助けてもらうことになる)

生活保護は、憲法で生存権を保障している以上、

     支払わなければならない責任があります。

結局は、国に責任が跳ね返ってくるのです。

では、国にとって、年金制度を破綻させないのと生活保護受給者を増加させるのとでは、

どちらがまだましなのでしょうか?

その答えは、もちろん年金制度を破綻させないほうになります。

理由は、よく言われていることですが、生活保護受給者のほうが手厚い保護を

受けられるからです。

詳しくは、下記参照↓
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/121117/ecc1211171701002-n1.htm

そう考えると、国そのものが破綻しない限り、国は、

年金制度を、減額や受給年齢の引き上げ等はあっても是が非でも存続させるのでは

ないでしょうか?

そして次の噂で、将来元が取れる取れないの話ですが、昨晩の番組の話では、

あくまでも平均寿命までで試算した結果、

現在40歳以下の世代(約1970年生まれ以降)では、マイナスが発生するとのこと

でした。しかし、これには裏があり、

企業が負担する分も総払込保険料に含めてとのことで、自己負担分だけだと

おおむね約2.3倍は受け取れる
とのことでした。

企業が負担する分をどう考えるかは議論があるようですが、自分で貯めるよりはいいのでは

ないでしょうか。


このように年金制度にまつわる噂について考えてみると、根拠は乏しく、

国が破綻しない限り、あり得ないように思われます。


あまり悲観的に考えすぎて、年金保険料を納めないなどということが無いようにして

ください!!

以前の記事でも話しましたが、老齢年金以外の機能も非常に重要です。

個人的には、自助努力で老後準備をすることをベースに、上乗せ的な感覚で年金制度を

とらえておくというくらいがいいのではないかと思います。




関連記事
TAG :
年金のうわさ
年金制度

国民年金と厚生年金の違い

国民年金厚生年金(共済年金含む)もどちらも公的年金のひとつです。
注釈:これ以降、厚生年金に共済年金も含めて厚生年金等と表記いたします。

ご承知のとおり、おもに自営業者や個人事業主などが国民年金に加入し、

おもに会社員や公務員などが厚生年金等に加入しています。


よく、「厚生年金等のほうが国民年金よりもお得です」という話がでますが、

その違いについて、皆様どこまでご存知でしょうか?

今回は、その違いについてお話したいと思います。


〔違いその①〕
 
 国民年金は1階建ての年金であるため、厚生年金等のように2階建て部分の年金をもらう
 ためには別途、付加年金や国民年金基金、確定拠出年金(個人型)などに保険料を払って
 加入する必要がある。

〔違いその②〕 

 保険料について、国民年金は全額自己負担に対して、厚生年金等の保険料は、
 会社と折半。
 そのため、被保険者が支払う保険料に対して受け取る年金額は厚生年金のほうが多い。

〔違いその③〕 

 国民年金の被保険者の被扶養配偶者の保険料は、別途支払わなくてはいけないが、
 厚生年金等の被保険者の被扶養配偶者の保険料は、厚生年金等保険加入者全体で
 支えていることになり、別途支払わなくてもよい。

〔違いその④〕 

 障害年金について、国民年金は1、2級障害が支払い対象であるのに対して、
 厚生年金等は1、2級障害および3級障害までがさらに障害手当金までが支払い対象となる。

〔違いその⑤〕

 遺族年金ですが、国民年金は、支給対象が「子供がいる妻」と「子共」ですが、
 厚生年金等は、上記に加えて、子のない中高齢の妻(夫死亡時35歳以上65歳未満であった)、
 55歳以上の夫、父母、祖父母、18歳未満の孫、20歳未満で1、2級障害者も支給対象。


このように国民年金よりも厚生年金等のほうが制度的に手厚くなっております。

よく勘違いされているのですが、正社員でなければ厚生年金等に加入できないわけではなく、

アルバイトやパートなども一定の条件を満たせば、厚生年金等に加入することができます。

厚生年金等に加入したい場合は、一度勤務先にお尋ねください!!


注意点として、自分で厚生年金等に加入するということは、親や配偶者の扶養から外れることに

なりますので、今まで支払いを免除されていた健康保険の保険料も支払うことになります。

また、扶養者の所得控除も減ることになりますので、控除内容を吟味のうえ、ご判断ください。




関連記事
TAG :
公的年金
年金制度
年金制度の違い
プロフィール

リップラボ

Author:リップラボ
愛知県、岐阜県を中心に
営業しております独立系FPの
小木曽浩司です。
保険・住宅(不動産)・
住宅ローンなど、ひとつの窓口
でトータルにお世話させて
頂いております。

岐阜県各務原市東山3-31
TEL 058-372-9181

カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
最新記事
人気記事ランキング
リンク
最新コメント
最新トラックバック
天気予報
中部電力 電力使用状況
最新のニュース
女性のための日常検索ツール
BMIチェッカー健康君
病院・病気・お薬 検索
InBook本棚
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
ブログランキング参加中
クリックをお願いします!!



住まいるブログランキング 住まいの総合情報サイト



人気ブログランキングへ

にほんブログ村 経営ブログ ファイナンシャルプランナーへ
にほんブログ村
QRコード
QR
政策金利
FXと為替情報なら
住宅関連金利
住宅ローンシミュレーター
by 無料ブログパーツ製作所
[PR]杉並区の一戸建て 物件一覧
住宅ローン借り換え計算機
by 無料ブログパーツ
[PR]杉並区の不動産
米ドル/円 レンジ予想
株価チャート
by 株価チャート「ストチャ」
株検索窓
FXマーケット情報
マネックスFX
保険格付けランキング
Powered by 保険格付け
このページのトップへ