損保 再保険コストは下がったものの、大雪の被害は近年で最大級!!
- 2014-03-28(18:55) /
- 損害保険
今回は、損保業界関係の2つのニュースをご紹介します。
ひとつは、再保険コストが下がるというニュース。
「損保、15年ぶり追い風 14年度、再保険コスト減少見込み」
これは、これまで国内損保は、東日本大震災などの災害の多発で、保険金の支払いリスクを
分散する再保険のコストが高止まりしていました。
しかし、日米欧などで金融緩和が長引き、再保険市場に年金基金などの資金が流入して
いるために2014年度は、約15年ぶりに減少する見込みになったとのこと。
*再保険とは、
ある保険者が危険(リスク)を分散したり、収益を追求したりするために、
自己の保有する保険責任の一部または全部を他の保険者に移転し(出再保険)、
当該他の保険者がそれを引き受ける保険(受再保険)のことをいいます。
「保険の保険」なので「再保険」といいます。元の保険のことは元受保険といいます。
もうひとつは、
先日、2月の首都圏での2度の大雪被害のニュース。
損保業界全体で、保険金支払額は2000億円規模になるとの見方があり、
自然災害による支払額としては近年では最大級になりそうとのこと。
(損保各社に今月中旬までに計約24万件の保険金支払い申請があった模様)
東京海上日動火災保険によると、保険金の支払い申請が18日までに約5万6000件あり、
支払額と見積額の合計が、計317億円となったとのこと。
このうち火災保険は262億円で、民家のカーポート倒壊や、企業の倉庫や工場などの
被害が多数。
損害状況の確認が進めばさらに支払額は拡大する見通しで、
最大で550億円程度を見込んでいるとのことです。
このように損保業界にとって、良いニュースと悪いニュースが混在しておりますが、
トータルでみるとどうなのでしょうか?
毎年のように保険料が見直される(保険料が上がる)昨今です。
保険料が下がるような状況は、訪れないものですかね・・・。
ひとつは、再保険コストが下がるというニュース。
「損保、15年ぶり追い風 14年度、再保険コスト減少見込み」
これは、これまで国内損保は、東日本大震災などの災害の多発で、保険金の支払いリスクを
分散する再保険のコストが高止まりしていました。
しかし、日米欧などで金融緩和が長引き、再保険市場に年金基金などの資金が流入して
いるために2014年度は、約15年ぶりに減少する見込みになったとのこと。
*再保険とは、
ある保険者が危険(リスク)を分散したり、収益を追求したりするために、
自己の保有する保険責任の一部または全部を他の保険者に移転し(出再保険)、
当該他の保険者がそれを引き受ける保険(受再保険)のことをいいます。
「保険の保険」なので「再保険」といいます。元の保険のことは元受保険といいます。
もうひとつは、
先日、2月の首都圏での2度の大雪被害のニュース。
損保業界全体で、保険金支払額は2000億円規模になるとの見方があり、
自然災害による支払額としては近年では最大級になりそうとのこと。
(損保各社に今月中旬までに計約24万件の保険金支払い申請があった模様)
東京海上日動火災保険によると、保険金の支払い申請が18日までに約5万6000件あり、
支払額と見積額の合計が、計317億円となったとのこと。
このうち火災保険は262億円で、民家のカーポート倒壊や、企業の倉庫や工場などの
被害が多数。
損害状況の確認が進めばさらに支払額は拡大する見通しで、
最大で550億円程度を見込んでいるとのことです。
このように損保業界にとって、良いニュースと悪いニュースが混在しておりますが、
トータルでみるとどうなのでしょうか?
毎年のように保険料が見直される(保険料が上がる)昨今です。
保険料が下がるような状況は、訪れないものですかね・・・。
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