国債金利は、一体どこまで下がるのか?
- 2015-01-21(18:50) /
- FPのつぶやき
先回の住宅ローンカテゴリ記事でもお伝えしましたが、
国債金利は、一体どこまで下がるのでしょうか?
東京円債市場では、20日、5年利付国債利回りは一時前日比1.5bp低い
マイナス0.005%と、5年債利回りとして初のマイナス水準を
記録しました。
10年債利回り(長期金利)も一時、同0.5bp低い0.195%と
過去最低を更新 して0.2%を割り込みました。
10年物国債利回り(終値)の推移(過去1年分)は下図のように推移しております。

(出所:日本相互証券株式会社HPより)
図より、急激な金利低下が読み取れると思います。
正直、専門家でも底が見えない状況のようです。この影響はさまざまなところに
出始めております。
生命保険数社が貯蓄性商品の販売を停止しました。又、各社共、運用先の見直しにも
乗り出しております。又、標準利率の算出方法が変更になり、
それに伴って「第2号保険契約」(主に一時払養老保険)の
予定利率に影響する標準利率が2015年4月から下がります。
(今後は変動幅が激しくなる懸念があります)
生命保険会社一律でないかもしれませんが、保険料が上がることになるでしょう。
住宅ローン(長期金利)の借り手にとっては、そこだけみれば国債金利の低下は
望ましいことですが、いろんな角度からみれば影響は様々です。
日銀は、本日の金融政策決定会合で、
2015年度の消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)の前年比見通しを1.0%とし、
従来の1.7%から大幅に引き下げました。
(マネタリーベースを年間80兆円増やすとする金融政策は維持)
ということは、まだまだこの状態が続くということですし、見通しも当初よりも
悪くなったということです。
さまざまなところに影響の大きい国債金利に注目していきましょう!!
国債金利は、一体どこまで下がるのでしょうか?
東京円債市場では、20日、5年利付国債利回りは一時前日比1.5bp低い
マイナス0.005%と、5年債利回りとして初のマイナス水準を
記録しました。
10年債利回り(長期金利)も一時、同0.5bp低い0.195%と
過去最低を更新 して0.2%を割り込みました。
10年物国債利回り(終値)の推移(過去1年分)は下図のように推移しております。

(出所:日本相互証券株式会社HPより)
図より、急激な金利低下が読み取れると思います。
正直、専門家でも底が見えない状況のようです。この影響はさまざまなところに
出始めております。
生命保険数社が貯蓄性商品の販売を停止しました。又、各社共、運用先の見直しにも
乗り出しております。又、標準利率の算出方法が変更になり、
それに伴って「第2号保険契約」(主に一時払養老保険)の
予定利率に影響する標準利率が2015年4月から下がります。
(今後は変動幅が激しくなる懸念があります)
生命保険会社一律でないかもしれませんが、保険料が上がることになるでしょう。
住宅ローン(長期金利)の借り手にとっては、そこだけみれば国債金利の低下は
望ましいことですが、いろんな角度からみれば影響は様々です。
日銀は、本日の金融政策決定会合で、
2015年度の消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)の前年比見通しを1.0%とし、
従来の1.7%から大幅に引き下げました。
(マネタリーベースを年間80兆円増やすとする金融政策は維持)
ということは、まだまだこの状態が続くということですし、見通しも当初よりも
悪くなったということです。
さまざまなところに影響の大きい国債金利に注目していきましょう!!
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