「特定部位不担保」と「特定疾病不担保」の違い!?
- 2013-04-01(18:25) /
- 生命保険
医療保険に加入の際、告知内容によっては、
「条件付き契約」となってしまうことが多々あります。
*条件付き契約とは、
申込被保険者の病歴や健康状態が、保険会社が基準とする条件を満たさないが、
条件を付けての引き受けであれば、引き受けてもらえる契約のことです。
その条件のなかに、
「特定部位不担保」と「特定疾病不担保」というものがあります。
・特定部位不担保とは、保険会社が定める特定部位に生じた疾病、またはその治療を
目的とする入院や手術については、給付金の支払い対象とならないこと。
・特定疾病不担保とは、特定の疾病のみを給付金の支払い対象とならないこと。
では、このふたつはどう違うのでしょうか?
特定疾病不担保は、特定の疾病のみを不担保とするので、
特定部位不担保と比べて、不担保となる範囲が狭くなります。
特定部位不担保のように特定部位に生じる疾病すべてが不担保となるわけではないので、
被保険者にとっては有利となります。
わかりやすい例をあげますと、
出産で帝王切開を行ったのち、保険加入の際、特定部位不担保が条件につきますと、
子宮(部位)に生じるすべての疾病などが不担保となりますが、
特定疾病不担保ですと、帝王切開のみが不担保となるだけです。
(*保険会社により疾病の区分の仕方が違うため、上記と異なる場合が考えられます)
病歴や健康状態などに懸念されてみえる方は、うまく活用するといい場合があります。
しかしながら、この「特定疾病不担保」という条件設定があるのは、
数社の保険会社のみであり、
また、同じ特定疾病不担保でも疾病の区分の仕方に大きく違いがありますし、
特定疾病不担保と特定部位不担保の両方が条件に付いてしまうことも
あり得ますので注意も必要です。
「条件付き契約」と言われた場合に憶えておかれるといいでしょう!!
「条件付き契約」となってしまうことが多々あります。
*条件付き契約とは、
申込被保険者の病歴や健康状態が、保険会社が基準とする条件を満たさないが、
条件を付けての引き受けであれば、引き受けてもらえる契約のことです。
その条件のなかに、
「特定部位不担保」と「特定疾病不担保」というものがあります。
・特定部位不担保とは、保険会社が定める特定部位に生じた疾病、またはその治療を
目的とする入院や手術については、給付金の支払い対象とならないこと。
・特定疾病不担保とは、特定の疾病のみを給付金の支払い対象とならないこと。
では、このふたつはどう違うのでしょうか?
特定疾病不担保は、特定の疾病のみを不担保とするので、
特定部位不担保と比べて、不担保となる範囲が狭くなります。
特定部位不担保のように特定部位に生じる疾病すべてが不担保となるわけではないので、
被保険者にとっては有利となります。
わかりやすい例をあげますと、
出産で帝王切開を行ったのち、保険加入の際、特定部位不担保が条件につきますと、
子宮(部位)に生じるすべての疾病などが不担保となりますが、
特定疾病不担保ですと、帝王切開のみが不担保となるだけです。
(*保険会社により疾病の区分の仕方が違うため、上記と異なる場合が考えられます)
病歴や健康状態などに懸念されてみえる方は、うまく活用するといい場合があります。
しかしながら、この「特定疾病不担保」という条件設定があるのは、
数社の保険会社のみであり、
また、同じ特定疾病不担保でも疾病の区分の仕方に大きく違いがありますし、
特定疾病不担保と特定部位不担保の両方が条件に付いてしまうことも
あり得ますので注意も必要です。
「条件付き契約」と言われた場合に憶えておかれるといいでしょう!!
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