「混合診療」が拡大されると民間医療保険への影響は?
- 2013-09-13(18:30) /
- 生命保険
2013.6月頃、成長戦略の一つとして、混合診療の拡大が発表されました。
全面解禁とはいかなかったのですが、今秋頃から抗がん剤から開始しされ、
先進医療の対象範囲を広げていくとしています。
混合診療とは、
健康保険が適用される保険診療と、全額自己負担の自由診療(保険外診療)とを
組み合わせた診療のことです。
日本では原則禁止とされ、
一つの医療機関で同じ患者に保険診療と保険外診療が行なわれた場合には、
本来保険が適用される分もすべて自己負担とされてきました。
しかし例外があり、厚生労働省の認めた先進医療や差額ベッド代などは、
2004年から保険診療との併用・混在が認められております。
その先進医療は、2013年6月1日時点で107種類がリストアップ
されています。
(今回の拡大方針により、まずは抗がん剤からこの先進医療の対象範囲を広げる模様です)
混同されてみえるかもしれませんが、今回の拡大方針によって、
保険診療となる訳ではないことには注意してください!!
ですので、医療保険への影響としては、
先進医療特約に関してであると思われます。
混合診療の拡大に伴い、先進医療を利用する人が今まで以上に増えると考えられ、
そうなれば当然、給付額も増えますので、
保険料の値上げ(現在月々保険料100~200円程度)が予想されます。
そして、これまで加入されてきた先進医療特約で、対象が拡大された先進医療にもほぼ、
対応可能ですので、加入し直す必要はないでしょう。
(ただし、一部の保険会社では、技術や内容が限定されていることがありますので必ず、
ご確認ください)
今後、先進医療の需要が伸びることを考慮しますと、
これまで先進医療特約に対して、その必要性を感じなかった方や関心が薄かった方の中にも
認識が変わる方もみえるかもしれません。
制度が変われば、保障に対するニーズも変わります。
保険は必ず、折をみて確認するようにしましょう!!
全面解禁とはいかなかったのですが、今秋頃から抗がん剤から開始しされ、
先進医療の対象範囲を広げていくとしています。
混合診療とは、
健康保険が適用される保険診療と、全額自己負担の自由診療(保険外診療)とを
組み合わせた診療のことです。
日本では原則禁止とされ、
一つの医療機関で同じ患者に保険診療と保険外診療が行なわれた場合には、
本来保険が適用される分もすべて自己負担とされてきました。
しかし例外があり、厚生労働省の認めた先進医療や差額ベッド代などは、
2004年から保険診療との併用・混在が認められております。
その先進医療は、2013年6月1日時点で107種類がリストアップ
されています。
(今回の拡大方針により、まずは抗がん剤からこの先進医療の対象範囲を広げる模様です)
混同されてみえるかもしれませんが、今回の拡大方針によって、
保険診療となる訳ではないことには注意してください!!
ですので、医療保険への影響としては、
先進医療特約に関してであると思われます。
混合診療の拡大に伴い、先進医療を利用する人が今まで以上に増えると考えられ、
そうなれば当然、給付額も増えますので、
保険料の値上げ(現在月々保険料100~200円程度)が予想されます。
そして、これまで加入されてきた先進医療特約で、対象が拡大された先進医療にもほぼ、
対応可能ですので、加入し直す必要はないでしょう。
(ただし、一部の保険会社では、技術や内容が限定されていることがありますので必ず、
ご確認ください)
今後、先進医療の需要が伸びることを考慮しますと、
これまで先進医療特約に対して、その必要性を感じなかった方や関心が薄かった方の中にも
認識が変わる方もみえるかもしれません。
制度が変われば、保障に対するニーズも変わります。
保険は必ず、折をみて確認するようにしましょう!!
- 関連記事
-
- 年満了契約と歳満了契約、違いは!? (2013/10/11)
- ガンの罹患率の詳細について (2013/09/19)
- 「混合診療」が拡大されると民間医療保険への影響は? (2013/09/13)
- 「 保険料払込免除特約 」とは? (2013/08/26)
- 知らないと損!! 保障期間の短縮機能 (2013/07/27)
スポンサーサイト