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火災保険における 「 明記物件 」 とは?

今回は、『 家財 』に火災保険をかける場合のお話をしたいと思います。

皆様、火災保険を契約される際に明記物件について

説明を受けられたでしょうか?


火災保険約款には、 ” 保険目的の範囲 ” について書かれている事項があります。

ですので、この ” 保険目的の範囲 ” に入らないものは補償されないのです。

火災等で被害にあったからといって、

何でもかんでも補償されるわけではないということです。


明記物件とは、保険証券に明記されていない場合には、

保険目的の範囲に含まれないものとされるもの
のことです。

具体的には、下記のものです。

 ① 貴金属、宝玉および宝石ならびに書画、骨董、彫刻物その他の美術品で、
  1個または1組の価額が30万円を超えるもの

 ② 稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これに類するもの

(ちなみに、地震保険ではこれらの明記物件は、補償対象外です。
 何故なら、地震保険での家財は、” 生活用動産 ”に限られるからです)



では、①及び②のような「 明記物件 」を補償してもらうにはどうすればいいのでしょうか?

それは、契約の際に「 明記物件明細書 」を作成して申込書に添付し、

その分の保険料を加算して契約することです。
(①については時価、②については再作成費用を明細書に記載)

注)明記物件明細書を添付しない契約でも、通常30万円までは補償されます。


しかし、明記物件明細書付契約であっても、上限が100万円という場合もあります。

それを超える補償をお考えの場合は、火災保険ではなく別の保険(動産総合保険など)を

検討する必要が出てくるでしょう。


何にせよ、「 明記物件 」を補償の対象にするには、少し手間がかかるということは

憶えておいてください!!


なお、今回の内容は、損害保険会社全社で共通ではありません。

損害保険会社及び、火災保険商品によって内容が異なる場合があります。

「 明記物件 」を補償の対象とする場合には、

くれぐれも損害保険会社等に内容を確認してから契約するようにください。




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明記物件
火災保険
家財

火災保険における「水災」とは?

ここ最近、風水害での被害が全国各地で相次いで発生しております。

今回は、火災保険水災についてお話したいと思います。


火災保険において保険料全体のうち、水災補償が占める保険料の割合は、

概ね20~25%程度とかなりの部分を占めております。

これは、もちろん罹災された際の被害想定が大きいからに他なりませんが、

火災保険料を抑えたい場合には、その必要性を十分吟味する必要性があります。


火災保険水災とは、

台風や暴風雨、豪雨(ゲリラ豪雨含む)等により、あるいは

融雪により発生した「洪水」、

台風などで起こる「高潮」、

集中豪雨などによる「土砂崩れ」(地滑り、がけ崩れ、土石流などを含む)

のことです。


しかし、その補償対象は、ほとんど床上浸水に限定されていると

いってもいいでしょう。
(もちろん、家屋が流失・倒壊した場合は補償されます)

また、実損額全額が補償される内容のものばかりでないのも注意が必要です。


具体的には、補償対象が床上浸水地盤面から45㎝以上という

条件が付いていたり、損害割合によって保険金の限度額が決まっていたり、

全損でも保険金額の70%補償最大であったり

よく読まないと気付かない条件があったりしています。ですので、

水災補償を付けるかどうかについては、その条件を必ず考慮に入れて判断してください。

過去の事例ハザードマップなどを参考にするといいでしょう。

しかし最近は、過去の事例やハザードマップが役に立たないケースも起こっておりますので、

最終的には自己責任でということになります。
(行政側も1時間に100㎜を超えるような想定での排水施設は設けていないと思われます)


最後に、うっかりでの水浸し(お湯張りミスや洗濯ホース未接続など)被害は、

水災ではありませんので、勘違いなされないようにしてください。

また、これらはマンションの階上などから受けた被害でない限り、水濡れにも

あたりません。


該当するとすれば、破損・汚損になります。

火災保険はあくまで、現象ではなく、原因が何かで判断されるということです。

御注意ください!!




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火災保険
水災

「竜巻被害」は火災保険での補償対象であることがほとんどです!!

9/2に埼玉県・千葉県で発生した竜巻で被害に遭われた皆様には、

心よりお見舞い申し上げます。<(_ _)>


このニュースを見聞きされた弊代理店のお客様から、御自身の加入されてみえる火災保険で、

補償対象になるのかとの問い合わせが数件入りましたので、お話させて頂きます。


火災保険には風災・ひょう災・雪災」リスクへの補償が付けられるようになっております。

竜巻は風災の1つである ” 旋風・暴風 ” と解釈されますので、

保険金支払いの対象となります。

注)但し、「風災・ひょう災・雪災」リスクに対する補償を外していた場合は対象外です。


従来取り扱われていた住宅火災保険住宅総合保険昨今の主力商品である

各社独自商品でもセットされているケースがほとんどだと思われます。


しかし、注意点があります。

それは、従来商品(おもに2009年以前の火災保険商品)の多くには、

” 損害額が20万円以上 ” との条件がついている場合がほとんどです。

これは、免責とは内容が違いまして、

損害額が20万円以上の場合は、損害額全額が保険金で賄われますが、

損害額が20万円未満の場合は、請求の対象にならず、保険金は下りません

注)従来商品だけでなく、昨今の商品でも保険料を抑えるためにこの条件を付加することは
  できるようになっています。
  詳細内容につきましては、御自身が加入されてみえるものを必ずご確認ください!!

  

同じ自然災害でも、損害の全額が補償されない地震災害などとは異なり、

竜巻被害は、火災保険風災補償さえ確保していれば、損害の全額が補償されます。

要するに、火災保険(新価・再調達価額での)だけで全壊家屋もほぼ100%再建が可能

いうことです。
*解体/撤去・処分費用については、別途特約に加入されてみえないと補償されません。


なお、火災保険だけでなく、火災共済にも、竜巻被害風災リスク)に対する補償が

あります。若干、内容には違いがありますが、それほど遜色ありません。


この機会に再度、御自身の加入されてみえる火災保険や火災共済の内容を

確認されてみてはどうでしょうか。




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風災
火災保険

火災保険における「水濡れリスク」とは?

住宅総合保険や新型火災保険で補償対象とされることの多い「水濡れリスク」ですが、

多くの方は、その内容についてあまり詳細を御存知ないようです。

今回は、誤解されてみえることの多い「水濡れリスク」について、お話したいと思います。


皆様のなかには、「水濡れ」であれば、ほとんどのものが補償されると

思われてみえないでしょうか?

たとえば、

 ・洗濯機本体が故障して、水浸しになり被害が生じた

 ・うっかりで洗濯機の排水ホースを外していたのを忘れており、
  そのため水浸しになり被害が生じた

 ・風呂のお湯張りしていることを忘れてしまい、水浸し被害が生じた

など。

実は、これらはすべて補償対象外です。

なぜなら、火災保険のパンフレットの説明にもあるように、

給排水設備に生じた事故による水濡れ、または、

被保険者以外の者が占有する他の戸室で生じた事故による水濡れ

補償対象だからです。


給排水設備とは、

水道管、排水菅、貯水・給水タンク、ボイラー、温水器、浄化槽、雨樋などのことで、

洗濯機、浴槽、シンクなどの本体そのものは、給排水設備とはならないのです。

また、”事故による”ということのため、うっかりや忘れていたなどの不注意では

補償対象とはならないのです。

また事故であっても、その原因が老朽化などでは、補償対象外です。
(そもそも、損害保険では、不測・突発・外来の事故でないと補償されません)

老朽化が原因では、不測とはならないのです。

しかし、被保険者以外の者が占有する他の戸室で生じた事故による場合は、

その事故が、給排水設備に生じた事故でなくても、また、不注意を原因とするものでも

補償対象となります。



注意点をもうひとつ。

生じた「水濡れ」が、補償対象だったとしても、

事故の原因となった給排水設備などに生じた被害は、火災保険では直せないということです。

具体的には、排水菅のつまりなどで水浸しになり、フローリングを張り替えたとします。

その場合、フローリングの張り替え費用などは保険金で賄えますが、

排水菅の修理費用は保険金では賄えないということです。


どうですか?「水濡れリスク」について、これらのことをご存じなかった方が

相当数おみえになるのではないでしょうか。

いざというときに、嫌な思いをしないように正確な理解をしておきましょう!!



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水濡れ
水濡れ損害

「 単なる地すべり 」は火災保険の補償対象外!!

先月の2013年4月に静岡県浜松市で「地すべり」が発生したことは記憶に新しいでしょう。

そのニュースの最中、火災・地震保険の申込みの際に「地すべり被害」の補償についての

ご質問を受けましたので、今回はそのお話をしたいと思います。


火災・地震保険の場合、ポイントは、その「原因」です。


「地すべり」といっても、その原因はいろいろあります

「融雪洪水」「豪雨」「地震」「地下水の影響」など。


「融雪洪水」は、雪災もしくは水災

「豪雨」は水災

「地震」は、もちろん地震

「地下水の影響」は、豪雨で地下水に影響があったのなら、水災?

          地震で地下水に影響があったのなら、地震

このように、「地すべり」が生じた原因が特定でき、その原因を補償対象とする

火災・地震保険に加入されてみえれば、補償対象となります。


しかし、原因がはっきりしない、もしくは、単なる地すべりの場合は、補償されません

また、” 不足かつ突発的な事故 ”(破損・汚損)なら、補償対象となるかも

思われるかもしれませんが、

実は、約款上「土地の沈下・隆起・移動等に起因する損害」は、

” 保険金を支払わない場合 ”(免責事由)とされていることがほとんどなのです。
(ちなみに判例では、火災保険の保険金請求についての立証責任は保険会社にあるようです)


「地すべり」の扱いは、このようになっておりますが、似たようなものに

「土砂崩れ」「がけ崩れ」「山崩れ」などがあります。

明確な違いは、しっかり定義されていないようですが、おおまかな違いは、

「地すべり」は、特定の地質で起きることが多いことから、地質構造の影響が大きいもので、

その被害速度が遅く、比較的長期間続くもの、

「土砂崩れ」「がけ崩れ」「山崩れ」などは、地質構造はあまり関係がなく、

原因がはっきりしており、被害速度が早いものと考えられているようです。

どちらにせよ、補償対象となるかどうかは、その「原因」によります。


住まいを土地購入から検討される場合は、各自治体「ハザードマップ」とともに、

「地すべり地形分布図データベース」などを参考にされてはどうでしょうか。

独立行政法人 防災科学技術研究所「地すべり地形分布図データベース」↓ 
http://lsweb1.ess.bosai.go.jp/index.html



        
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補償対象
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リップラボ

Author:リップラボ
愛知県、岐阜県を中心に
営業しております独立系FPの
小木曽浩司です。
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岐阜県各務原市東山3-31
TEL 058-372-9181

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