70歳未満の「 高額療養費制度 」の改正内容(2015年1月予定)!!
- 2014-07-14(18:48) /
- 未分類
皆様、「高額療養費制度」を御存知でしょうか?
ある調査によれば、認知度は6割強とのことですので、まだまだ ” 微妙 ” という感じですが、
その「高額療養費制度」が2015年1月から改正される予定です。
(今回の改正は、70歳未満のみです)
以前にもブログ記事で少し取り上げましたが、再度お話したいと思います。
「高額療養費制度」とは、
同じ月に同じ医療機関で支払った医療費の自己負担額が一定額を超えた場合に
その分が払い戻される制度で、
重い病気やケガなどをした患者が、高額な医療費で家計が行き詰まってしまわないように
自己負担に限度額を設けた制度のことです。
改正内容としましては、
☆ 現行制度の3つの所得区分(上位所得者・一般・低所得者)を5つに細分化
現行制度では、多くの方が一般に分類されてしまうため、一般に分類された
所得の低い方の負担が重くなってしまうという課題がありましたが、
これが解消されます。
今回の改正により、
〇 年収約370万円以下の人は負担が軽減
* 低所得者(住民税非課税)の方は現状と変わらず
× 年収約770万円以上の人は自己負担額が増加
ということになります。
詳しくは、下記をごらんください!!

注意すべきなのは、年収約770万円以上の人です。
1ヶ月の医療費が50万円以下の場合、1ヶ月あたりの自己負担限度額が今よりも1万7,400円、
年収約1,160万円以上の場合なら10万2,600円増えることになります。
どの年収層でも、預貯金がほとんどないという世帯が相当数存在しています。
年収約770万円以上の方で該当される場合は、医療保険等の見直しなどを
検討されてみてはどうでしょうか?
ある調査によれば、認知度は6割強とのことですので、まだまだ ” 微妙 ” という感じですが、
その「高額療養費制度」が2015年1月から改正される予定です。
(今回の改正は、70歳未満のみです)
以前にもブログ記事で少し取り上げましたが、再度お話したいと思います。
「高額療養費制度」とは、
同じ月に同じ医療機関で支払った医療費の自己負担額が一定額を超えた場合に
その分が払い戻される制度で、
重い病気やケガなどをした患者が、高額な医療費で家計が行き詰まってしまわないように
自己負担に限度額を設けた制度のことです。
改正内容としましては、
☆ 現行制度の3つの所得区分(上位所得者・一般・低所得者)を5つに細分化
現行制度では、多くの方が一般に分類されてしまうため、一般に分類された
所得の低い方の負担が重くなってしまうという課題がありましたが、
これが解消されます。
今回の改正により、
〇 年収約370万円以下の人は負担が軽減
* 低所得者(住民税非課税)の方は現状と変わらず
× 年収約770万円以上の人は自己負担額が増加
ということになります。
詳しくは、下記をごらんください!!

注意すべきなのは、年収約770万円以上の人です。
1ヶ月の医療費が50万円以下の場合、1ヶ月あたりの自己負担限度額が今よりも1万7,400円、
年収約1,160万円以上の場合なら10万2,600円増えることになります。
どの年収層でも、預貯金がほとんどないという世帯が相当数存在しています。
年収約770万円以上の方で該当される場合は、医療保険等の見直しなどを
検討されてみてはどうでしょうか?
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厚労省、「高額療養費制度」を見直しへ!!
- 2013-09-29(19:10) /
- 未分類
厚労省は9/9、医療費の自己負担が上限額を超えた分を払い戻す
「高額療養費制度」を見直す方針を示しました。
これは、制度の持続を脅かす給付の膨張に歯止めをかけるために
政府の社会保障制度改革国民会議の「年齢別から能力別の負担への転換」という提言を
受けてのことです。
下記をご覧ください。

(クリックで拡大します)
現行制度では、年収約210万~約790万円の「一般所得者」の上限月額は、
一律約9万円。
見直し案では、年収約370万~210万円の層で月々の上限額を今より3割低い
5万7600円に引き下げる一方、
年収約1160万円以上では7割引き上げて25万2600円とする案が
軸のようです。
(上記が有力案のようですが、他にも案があり又、メディアによっても報道が異なります)
何にせよ、2014年度後半実施を目指し、見直しをすすめるということです。
これらの見直しが実施されますと、皆様が加入されてみえる民間の医療保険の内容を
改めて確認する必要が出てきます。
人によっては、内容を変更したり、加入し直したりすることになるかもしれません。
(必ずしも、保障を厚くするということではありませんので、誤解のないように)
”制度が変われば、保障内容も再度検討することが必要”と
いうことです。
保険は、加入したからといってそのままでずっと安心というわけではありません。
保険の ”入り口”(保険料や割引など)ばかり気にされる方が多いですが、
保険の本質は、”出口”(保険金支払いや罹災時対応など)にあります。
お間違えのないように!!
「高額療養費制度」を見直す方針を示しました。
これは、制度の持続を脅かす給付の膨張に歯止めをかけるために
政府の社会保障制度改革国民会議の「年齢別から能力別の負担への転換」という提言を
受けてのことです。
下記をご覧ください。

(クリックで拡大します)
現行制度では、年収約210万~約790万円の「一般所得者」の上限月額は、
一律約9万円。
見直し案では、年収約370万~210万円の層で月々の上限額を今より3割低い
5万7600円に引き下げる一方、
年収約1160万円以上では7割引き上げて25万2600円とする案が
軸のようです。
(上記が有力案のようですが、他にも案があり又、メディアによっても報道が異なります)
何にせよ、2014年度後半実施を目指し、見直しをすすめるということです。
これらの見直しが実施されますと、皆様が加入されてみえる民間の医療保険の内容を
改めて確認する必要が出てきます。
人によっては、内容を変更したり、加入し直したりすることになるかもしれません。
(必ずしも、保障を厚くするということではありませんので、誤解のないように)
”制度が変われば、保障内容も再度検討することが必要”と
いうことです。
保険は、加入したからといってそのままでずっと安心というわけではありません。
保険の ”入り口”(保険料や割引など)ばかり気にされる方が多いですが、
保険の本質は、”出口”(保険金支払いや罹災時対応など)にあります。
お間違えのないように!!
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- GENRE : ファイナンス