相続税の基礎控除、贈与税の改正はどうなった?
- 2012-12-04(18:27) /
- 税金
平成23年度税制改正で予定されていた相続税の基礎控除の引下げや
税率の見直しなどの改正はいつ頃になるのかという質問を多く頂きます。
ここから、皆様の関心の高さがよくわかります。
今までは、「相続税」というと、一部の資産家にしかかからないイメージでしたが、
相続税が改正され増税になると、ごく普通の方々にも相続税がかかってくる可能性が
ありますので、当たり前と言われればそうでしょう。
現在の状況では、相続税・贈与税の改正時期、改正内容ともに未定です。
「社会保障と税の一体改革法案」に盛り込まれていた「相続税・贈与税改正」ですが、
実はひそかに6月26日に衆議院で可決された法案から削除されているのです。
削除前には、「平成27年1月1日相続開始から増税」と明記されていましたが。
6月26日に衆議院で可決された修正後の「社会保障と税の一体改革法案」には、
資産税について次のように記載されています。
(資産課税に係る措置)
第二十一条
資産課税については、格差の固定化の防止、老後における扶養の社会化の進展への対処等の
観点からの相続税の課税ベース、税率構造等の見直し及び高齢者が保有する資産の若年世代
への早期移転を促し、消費拡大を通じた経済活性化を図る観点からの贈与税の見直しに
ついて検討を加え、その結果に基づき、平成二十四年度中に必要な法制上の措置を講ずる。
詳しくは、こちら↓
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/4_525E.htm
「平成24年度中に再度見直し検討する」と、
「平成25年度税制改正において再検討される」とされています。
第46回衆院総選挙が本日(4日)午前、公示され、16日の投開票日に向けた選挙戦が
始まりました。
結局、選挙後の政局がどうなるかで決まることになるのでしょう。
このように増税時期については未定ですが、
近い将来、増税されることは間違いないと思われます。
気になる方は、御自身の状況だけでも把握しておかれるとよいでしょう。
税率の見直しなどの改正はいつ頃になるのかという質問を多く頂きます。
ここから、皆様の関心の高さがよくわかります。
今までは、「相続税」というと、一部の資産家にしかかからないイメージでしたが、
相続税が改正され増税になると、ごく普通の方々にも相続税がかかってくる可能性が
ありますので、当たり前と言われればそうでしょう。
現在の状況では、相続税・贈与税の改正時期、改正内容ともに未定です。
「社会保障と税の一体改革法案」に盛り込まれていた「相続税・贈与税改正」ですが、
実はひそかに6月26日に衆議院で可決された法案から削除されているのです。
削除前には、「平成27年1月1日相続開始から増税」と明記されていましたが。
6月26日に衆議院で可決された修正後の「社会保障と税の一体改革法案」には、
資産税について次のように記載されています。
(資産課税に係る措置)
第二十一条
資産課税については、格差の固定化の防止、老後における扶養の社会化の進展への対処等の
観点からの相続税の課税ベース、税率構造等の見直し及び高齢者が保有する資産の若年世代
への早期移転を促し、消費拡大を通じた経済活性化を図る観点からの贈与税の見直しに
ついて検討を加え、その結果に基づき、平成二十四年度中に必要な法制上の措置を講ずる。
詳しくは、こちら↓
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/4_525E.htm
「平成24年度中に再度見直し検討する」と、
「平成25年度税制改正において再検討される」とされています。
第46回衆院総選挙が本日(4日)午前、公示され、16日の投開票日に向けた選挙戦が
始まりました。
結局、選挙後の政局がどうなるかで決まることになるのでしょう。
このように増税時期については未定ですが、
近い将来、増税されることは間違いないと思われます。
気になる方は、御自身の状況だけでも把握しておかれるとよいでしょう。
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