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今後の住宅ローン金利動向を考える!?

住宅を検討してみえる方は、随所で聞かれていることと思いますが、

2012年12月の住宅ローン金利は、過去最低水準に低下し、

住宅ローンを借りやすい環境になっています。

しかし、住宅ローンは返済期間が長期にわたるため、金利水準だけで選ぶのではなく、

将来起こりうる金利上昇や家計の収支悪化などのさまざまなリスクを勘案して

選択することが賢明です。


金利動向を確実に予測することは不可能ですが、

今回は、今後の金利動向を考えてみたいと思います。

まず金利動向については、短期長期を分けて考える必要があります。

短期金利につきましては、大方の専門家が話されているように、

日銀によるゼロ金利政策を、1%(1%⇒2%議論は来月持越し)程度の物価上昇率が

見込めるまでは続ける考えを明確にしていることや、

直近の展望レポートで、平成26年度(2014年度)までは少なくとも、

上記が0%台で推移しそうであることが報告されていますので、

現在の変動金利の水準は長期化(最低でも1~2年)するものと予想されます。

長期金利につきましては、10年物国債の利回りと連動しており、

11月の利回りが低かったため、12月金利が今年8月以来の最低金利を更新しました。

12月の利回りは、中旬に急激に上昇し、現在は反動に転じているものの月初0.7%程度

だったものが、0.767%迄上昇しております。

これは、円安株高の影響が金融緩和期待よりも大きかったためと思われます。

今後の動向につきましては、現段階では非常に予測しづらいですが、1~2カ月は横ばい、

もしくはわずかに低下、その後の動向は、

安部政権発足後の動向や来月の日銀の金融政策決定会合、日銀総裁人事などの影響に

よると思われます。

私自身現時点では、金利上昇リスクは、以前よりは増したのではないかと考えております。

しかし、金融政策での効果は一時的なものであって、結局は実体経済が良くならないと

また逆戻りもしくは、以前より悪化してしまいます。

現状、金融政策ばかりが話題になっておりますが、財政戦略や成長戦略でどこまで実体経済が

良くなるかが、実は鍵なのです。

そのあたりをしっかり見極めたいと思います。


住宅ローン金利の基準となる指標は、下記にてチェックしてみてください!!

日銀HP 短期プライムレート推移(短期金利参考)↓
http://www.boj.or.jp/statistics/dl/loan/prime/prime.htm/

10年物国債 利回り推移(長期金利参考)↓
http://www.kokusai-am.co.jp/fncj004/mktInfoChart.do?type=2&symbol=JP10YT=XX



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住宅ローン金利
金利動向
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