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長期金利乱高下!! 6月住宅ローン実行予定者は要検討!?

住宅ローンの実行金利は、一部の住宅ローン商品を除いて、ほとんどが融資実行時

決定してしまいます。

本年1月以降、変動金利タイプよりも、10年固定や完全固定金利タイプを選択する方の

割合が多くなってきていることは、度々ご紹介しておりますが、

ここにきて、その方達にとって、非常に悩ましい状況になっております。


長期金利は、4月の黒田日銀総裁による金融緩和策発表以来、下記のように

乱高下をしております。

chouki chart
(クリックで拡大します)

一旦、過去最低金利をつけたものの、日銀の思惑とは逆に上昇傾向にあり、

それで5月の住宅ローン金利は、少しではあるものの長期金利は概ね上昇しました。

しかし、5/10頃からさらに急上昇をはじめ、現在、0.8%台前半をつけております。

このままですと、

6月の長期の住宅ローン金利は5月に引き続き、上がることは確実です。

10年固定については、0.2~0.3%程度の上昇は見込まれるのではないでしょうか。


前述のとおり、ほぼ実行金利は融資実行時のときの金利ですので、

6月融資実行予定者の方達にとっては、悩ましいところでしょう。

0.2~0.3%といっても、3000万円程の融資額だとすれば、年間約6~9万円、

10年間にすれば、50万円以上は変わってきます。


固定金利選択型を選ばれた方は、借り換えでもしない限り、

当初選択された期間(この場合10年)は、変動金利にも変更できないので、

今後の状況変化に合わせることも難しいのです。


では、こんな考え方はどうでしょうか?

当初は、2~3年程度は現状維持と思われる変動金利タイプを選択し、

長期金利の状況をみて、金利タイプを最終的に判断するというものです。
(変動金利は、いつでも固定金利選択型などへ変更が可能)


誤解して頂きたくないのは、長期金利の今後の低下を断言しているわけではないと

いうことです。


過去のデータからすれば、現在の長期金利でも十分低い水準ですので、

金利を固めてしまってもいいということは言えます。



ただ、債券市場の不安定状態のために上昇した金利だと思われてみえる方からすると、

悩ましいのではと思っての提案です。

個人的には、日銀がこのまま黙って長期金利の上昇を静観しているとは思えません。
(現在の水準は、容認の範囲なのかもしれませんが・・・)


債券市場が安定し、長期金利が落ち着いたときの水準をみてから判断したいという方は、

自己責任だということを重々承知のうえ、金利タイプの検討をおこなってください!!



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TAG :
6月融資実行
金利タイプ選択
長期金利
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