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40歳代からのお金の不安について

最近、ライフプランニングをしていて気になることがあります。

それは、つぎのようなことです。

 ① 住宅ローンや教育資金にお金をかけすぎていて老後資金に余裕がないこと

 ② 安易に奨学金や教育ローンに手を出し、子世代にしわ寄せがいきかねないこと

です。

まず、①についてですが、低金利なのが災いしてか、

収入に対する住宅ローンの借入総額が過剰な方が多く見受けられます。

借りられる額と適正借入額が違うことは以前にもお話しましたが、なかなかピンと

こないようです。

また、教育費(習い事なども含め)も小学校のうちから結構かけてみえる方がおみえに

なりますが、その割りに大学進学時の準備は、不足気味な方が多いように思います。

高校までは何とか年収内でやりくりできたご家庭でも、大学時代は貯蓄を取り崩して

支払うご家庭が多くなります。教育費にお金をかけすぎるつもりはなくても、

かかってしまう現実があります。

目先の教育費だけでなく、将来の教育費も視野に入れてください。


そして②についてですが、

当初から大学時の教育費を貯めることを断念し、安易に奨学金や教育ローンに

頼ってしまっている傾向もしばしば見受けられます。

事実、大学生の約半数、また奨学金の審査に落ちた方や希望したが申請しなかった方まで

含めると約6割にも上ります。

このことは、将来、子世代に負担を押し付けることになりかねません。

若夫婦ともに奨学金の返済があっては、住宅ローンを組む際に支障が出かねません。

また、就職難であったり、3年以内離職率が非常に高い現実がありますので、

返済がままならない状況の人たちも増加しているようです。

そうなれば当然、親のほうに負担が返ってくることになり、

老後準備や老後資金に支障をきたすことになってしまうでしょう。

利用される場合は、必ず計画性を持って行ってください!!


次のような方は要注意です。

・末子大学卒業後~老後までに期間が短い、もしくは、全くない方。

・消費傾向が強く、貯蓄が思うようにできない方で子供さんが2人以上みえる方。

・住宅ローンを目いっぱい借り入れて、すでに共働きである方。

                                      など。


お金のリスクは、気づいてから考えては方法などに限りがあり、対応しきれないものです。


こういった方は、一度、ファイナンシャルプランナーなどにライフプランニングを行って

もらい、将来の予測をしてもらうのがいいでしょう。

現実味が、少しは沸いてくるのではないでしょうか?

何か偉そうな感じになってしまって申し訳ありませんが、早い段階での気づきと対処が

とれるようにお話をさせていただきました。



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お金のリスク
ライフプランニング

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