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生保会社にとって金利上昇の影響の是非はどうなのか?

生命保険会社主要13社の2012年9月中間決算が11/28に出揃いました。

詳しくは、こちらの記事で↓
http://mainichi.jp/select/news/20121129k0000m020088000c.html


記事によれば、本業のもうけに当たる基礎利益は、

株価低迷や金利低下で運用環境が悪化したことから7社が減益となった。

株安などによる有価証券評価損が13社合計で6873億円に膨らんだことなどが

おもな要因とのこと。

ここである疑問が湧いてきました。ここ最近、安部元総理の金融緩和政策発言等で、

市場が反応し、株高、円安傾向になっております。

もし、このままの流れに乗って進めば、いずれは金利が上昇、金利が上昇すれば、

国債価格は通常であれば下落します。
(現在は、長期金利はふたたび底の状態で、0.7%台前半です)

そうなると、デュレーションの長い国債を保有していて、金利上昇リスクを銀行よりも

抱えている生保会社は、困るはずである。

下記の記事でも伝えております。

SankeiBiz参照記事↓
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121129/bse1211290500001-n1.htm

そうなると、金利上昇は生保会社にとって実際のところどうなのでしょうか?

今回の有価証券評価損は株式の話であって、国債の話ではないと思われます。

国債については、低金利下のおかげで含み益がでており、今回は下支え的役割と

なったようですから。

いろいろと調べてみたのですが、いまひとつはっきりしません。

皆様は、どのようにお考えでしょうか?

もし、本当の意味での金利上昇リスクが高ければ、

格付けやソルベンシーマージン比率がそこそこ良くても安心できるものではないと

思うのですが・・・。


参考HP 金融システムレポート2012年10月号↓
http://www.boj.or.jp/research/brp/fsr/fsr121019.htm/


参照記事↓
http://agora-web.jp/archives/1390664.html



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金利上昇リスク
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