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生命保険商品の比較の際の注意点とは?
- 2012-06-03(18:33) /
- 生命保険
東日本大震災以降、生命保険や損害保険の見直しニーズが高まり、
相談件数が多くなっております。
そこで今回は、生命保険を中心に商品比較の際の注意点をのべたいと思います。
まずは、大前提を3つあげさせていただきます。
① 保険商品自体そのものに良し悪しがあるわけではない
② 万人にベストな保険商品というものは存在しない
③ 保険商品比較よりも、加入者自身の状態、価値観、将来予測を重視
この3つをご覧になられて、誤解された方もみえるかもしれませんが、
ひとつづつ説明させていただきます。
①について、保険商品の開発は、保険数理にもとづいて行われておりますので、
同じような保障内容であれば、保険料も同じようになるのが道理です。
しかしながら現実は、そうでない場合があります。
それは、保険商品自体そのものに問題があるわけではなく、開発の意図や
保険会社の事情などに問題や違いがあるのです。
②について、最近ネットや保険情報誌などで保険種類別ランキングをよく目にします。
これは、多数のファイナンシャルプランナーなどの回答をポイント化し、
ランキングにしたものなどです。
私自身、これには少し疑問を感じます。設定条件が曖昧、もしくは大雑把で
回答のしようがないからです。
ちょっとした設定の違いなどで回答は変わってしまうのものです。
こういったことを考えると②のような大前提が理解いただけるのでは
ないでしょうか。
③について、②とも関連してきますが、保険というものは、いざというときに
役にたたなければ、いくら保険料が安くても意味がありません。
保険を無意味なものにしないためには、保険商品の比較よりも、
ご自身のリスクについて、しっかり把握することが非常に大切です。
そのために、③の大前提が成り立ちます。
以上、3つの大前提について説明させて頂きましたが、そこから商品比較の際における
注意点をお話させていただきます。
・ 長い目でみて、ご自身の保障をまかせられる保険会社であること。
(会社のモラル、経営状態、サービスなど、さまざまな要素を分析すること)
・ コマーシャルや謳い文句、イメージ戦略、ランキングなどにまどわされないこと。
・ 現状や将来予測をふまえ、リスクをしっかり把握したうえで、保険料と保障内容の
バランスがとれた保険商品を選択すること。
最後になりますが、なんといっても信頼のおける専門家を相談相手にもつことが
一番の近道です。
あなたの保険選びがうまくいきますよう祈念申し上げます。
相談件数が多くなっております。
そこで今回は、生命保険を中心に商品比較の際の注意点をのべたいと思います。
まずは、大前提を3つあげさせていただきます。
① 保険商品自体そのものに良し悪しがあるわけではない
② 万人にベストな保険商品というものは存在しない
③ 保険商品比較よりも、加入者自身の状態、価値観、将来予測を重視
この3つをご覧になられて、誤解された方もみえるかもしれませんが、
ひとつづつ説明させていただきます。
①について、保険商品の開発は、保険数理にもとづいて行われておりますので、
同じような保障内容であれば、保険料も同じようになるのが道理です。
しかしながら現実は、そうでない場合があります。
それは、保険商品自体そのものに問題があるわけではなく、開発の意図や
保険会社の事情などに問題や違いがあるのです。
②について、最近ネットや保険情報誌などで保険種類別ランキングをよく目にします。
これは、多数のファイナンシャルプランナーなどの回答をポイント化し、
ランキングにしたものなどです。
私自身、これには少し疑問を感じます。設定条件が曖昧、もしくは大雑把で
回答のしようがないからです。
ちょっとした設定の違いなどで回答は変わってしまうのものです。
こういったことを考えると②のような大前提が理解いただけるのでは
ないでしょうか。
③について、②とも関連してきますが、保険というものは、いざというときに
役にたたなければ、いくら保険料が安くても意味がありません。
保険を無意味なものにしないためには、保険商品の比較よりも、
ご自身のリスクについて、しっかり把握することが非常に大切です。
そのために、③の大前提が成り立ちます。
以上、3つの大前提について説明させて頂きましたが、そこから商品比較の際における
注意点をお話させていただきます。
・ 長い目でみて、ご自身の保障をまかせられる保険会社であること。
(会社のモラル、経営状態、サービスなど、さまざまな要素を分析すること)
・ コマーシャルや謳い文句、イメージ戦略、ランキングなどにまどわされないこと。
・ 現状や将来予測をふまえ、リスクをしっかり把握したうえで、保険料と保障内容の
バランスがとれた保険商品を選択すること。
最後になりますが、なんといっても信頼のおける専門家を相談相手にもつことが
一番の近道です。
あなたの保険選びがうまくいきますよう祈念申し上げます。
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