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円高・円安をどう考えるか?
- 2012-12-21(18:28) /
- FPのつぶやき
衆院解散後、上昇をし続けてきた株価と円安傾向。
政権交代が確定したいま、さらに進行、日経平均は1万円を超えてきました。
円相場についても、1ドル84円40銭付近(12/20付)。
安部総裁の唱える経済政策を一部では、「アベノミクス」なる造語で呼ぶまでに。
年末のこの株高、円安傾向、手放しに喜んでいいのでしょうか?
今回は、円高・円安についてどのように考えたらいいのか考察したいと思います。
近年の風潮をみると、円高悪玉論・円安歓迎論的なところがあります。
しかし、これは一概には言えないと思います。
輸出産業にとっては、確かに円安になってくれれば、為替差益が大きくなり、
利益が増えます。
でも、日本はエネルギーや食糧を輸入に頼っていますので、円安になれば価格が上昇し、
企業や家計などを直撃します。
(ガソリン価格や小麦価格はよくニュースになりますよね)
また、原発の大部分が稼働停止していて、火力発電が代替している現在、円安は歓迎すべき
ことではないはずです。
これまで中東情勢悪化に伴い、原油高が幾度となく訪れましたが、
多少の値上げで済んできたのは、円高のおかげです。
円高・円安についての是非は、多面的にみて判断する必要があります。
マクロ的なことは専門家などに任せるとして、個人的には、御自身の状況を総合的に判断し、
メリットがより享受できるように対応すべきです。
円安になるということは、円だけで資産を保有することはリスクを伴うということです。
(円だけだと目減りにより、実質価値が減少します)
これからは、複数通貨で資産を保有することも検討されたほうがいいかもしれません。
(通貨分散)
また金については、これまで、円高で国内価格が下がる前に売ってしまい現金化する人が
多かったのですが、円安になれば、一般的には国内の金価格は上昇しますので、
対応が変わってくるのではないでしょうか。
このように円高時の判断と円安時の判断は、分かれるのものなのです。
今までの円高基調の判断基準からの転換が必要になりそうです。
円高悪玉論・円安歓迎論という風潮による単純な判断ではなく、
まずは、現状の御自身の資産・収入状況を確認し、多面的に判断し、
対応することが大切ではないでしょうか?
政権交代が確定したいま、さらに進行、日経平均は1万円を超えてきました。
円相場についても、1ドル84円40銭付近(12/20付)。
安部総裁の唱える経済政策を一部では、「アベノミクス」なる造語で呼ぶまでに。
年末のこの株高、円安傾向、手放しに喜んでいいのでしょうか?
今回は、円高・円安についてどのように考えたらいいのか考察したいと思います。
近年の風潮をみると、円高悪玉論・円安歓迎論的なところがあります。
しかし、これは一概には言えないと思います。
輸出産業にとっては、確かに円安になってくれれば、為替差益が大きくなり、
利益が増えます。
でも、日本はエネルギーや食糧を輸入に頼っていますので、円安になれば価格が上昇し、
企業や家計などを直撃します。
(ガソリン価格や小麦価格はよくニュースになりますよね)
また、原発の大部分が稼働停止していて、火力発電が代替している現在、円安は歓迎すべき
ことではないはずです。
これまで中東情勢悪化に伴い、原油高が幾度となく訪れましたが、
多少の値上げで済んできたのは、円高のおかげです。
円高・円安についての是非は、多面的にみて判断する必要があります。
マクロ的なことは専門家などに任せるとして、個人的には、御自身の状況を総合的に判断し、
メリットがより享受できるように対応すべきです。
円安になるということは、円だけで資産を保有することはリスクを伴うということです。
(円だけだと目減りにより、実質価値が減少します)
これからは、複数通貨で資産を保有することも検討されたほうがいいかもしれません。
(通貨分散)
また金については、これまで、円高で国内価格が下がる前に売ってしまい現金化する人が
多かったのですが、円安になれば、一般的には国内の金価格は上昇しますので、
対応が変わってくるのではないでしょうか。
このように円高時の判断と円安時の判断は、分かれるのものなのです。
今までの円高基調の判断基準からの転換が必要になりそうです。
円高悪玉論・円安歓迎論という風潮による単純な判断ではなく、
まずは、現状の御自身の資産・収入状況を確認し、多面的に判断し、
対応することが大切ではないでしょうか?
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