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標準利率の変更に伴う各生保会社の動きが徐々に・・・!?

本日1/21(月)、日本生命保険は、4月以降に契約する主力商品の保険料

据え置くと発表しました。

記事によれば、日本生命保険が取り扱う個人保険9割近くの商品について、

保険料を4月以降も据え置くとのこと。

一部、貯蓄性が高い長期定期保険一時払い終身保険について、

4月以降の新契約分から保険料を値上げする値上げ率は9.3~13.8%

昨年(2012年)4月に抜本的に商品を改定したばかりという点も考慮した模様。

参照記事(日経新聞)はこちら↓
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2100M_R20C13A1EB1000/

参照記事(Sankei Biz)はこちら↓
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130121/bse1301211330002-n1.htm

金融庁は今年(2013年)4月、予定利率の目安となる標準利率

1.5%から1.0%に引き下げる

標準利率に合わせて契約者に約束した運用利回り予定利率を引き下げないと

負担が増すため、多くの生保会社は保険料を引き上げる方針であった。

しかし、今月6日、金融庁が来年(2014年)4月以降適用の標準利率設定において、

標準利率の規制改定標準利率の計算方法の見直し)を検討していることを公表され、

これにより標準利率が上方修正することによる生命保険料の値下げ予測が報道されました。

詳しくは、過去記事をごらんください↓
http://riplabo.blog.fc2.com/blog-entry-220.html

この状況下で、各生保会社の動向がどうなるか見守っていたところの今回の方針発表です。

日本生命は、来年4月以降のことには触れられていませんが、

昨年4月に改定した事情と営業戦略重視で9割の商品の保険料据え置きを決定したようです。

今後、他社がどのように追随してくるか気になりますが、
(今月6日の金融庁の改定検討の公表以前に保険料の値上げを発表したところもあります)

4月迄に方向性を決めない生保会社も多くあるのではないでしょうか?


金融庁の標準利率の規制改定検討の裏には、保険業界からの保険離れを懸念する圧力が

働いたこともあるのでしょうが、実際の運用利回りが伴わない規制改定による

標準利率上昇は、結局は、各保険会社がリスクを背負うことになるのです。

無駄な経費等を省いて対応できる保険会社は結構ですが、そうでなければ、

保険業界の健全性にとって長い目でみればマイナスに感じるのですが・・・。



 
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TAG :
標準利率
生保保険料
予定利率

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