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住宅ローンの金利タイプ選択にあたって(2013年1~2月現況)
- 2013-02-01(18:21) /
- 住宅ローン
皆様から、住宅ローンコンサルテイング時に住宅ローンの金利タイプ選択についての
ご相談が多くなってきました。
円安・株高の進行(金利上昇圧力)と金融緩和政策(金利下降圧力)との綱引き状態のなか、
どの金利タイプを選んでいいのか、非常に難しい状況ですので当たり前ですが。
少し前(3ヶ月前位)でしたら、こんな急激な変化は予測しづらかったので、
変動金利タイプで ”当面問題ない ”と判断されるケースが大半を占めておりました。
(個別判断としての長期固定金利ももちろんありましたが・・・)
しかし、ここ2ヶ月程の急激な動向で将来予測が悩ましくなっております。
はっきり申し上げまして、確定的な正解などありません。
あるのは、個別状況(所得推移、就業予測、家族変化など)を綿密に踏まえた
ライフプランニングやキャッシュフローシミュレーションに基づいておこなう
自己責任での判断です。
私たちFPがおこなえるのは、その判断までのお手伝いなのです。
(もちろん、専門的で総合的な知識やデータ、ノウハウを活かして、
より良い判断ができるようにさせていただきます)
今回お話するのは、最近の傾向としてのアドバイス状況です。
(私的な見解で確約的なものではありませんので、あくまでも参考程度にしてください)
私がお話しているのは、変動タイプ か 超長期固定(30~35年)及び、
この2つのミックスプランです。
2~10年といった中長期固定金利選択型は、有利な状況や条件がなければ
避けております。
使い分けとしては、ライフプランニング等のシミュレーションで現在の超長期固定金利を
固めておいたほうが賢明な場合は、超長期(おもにフラット35)を。
(現在の金利水準は、歴史的にみてほぼ底であることは間違いないからです)
そうでなければ、政策によって金利の変動を読みやすい変動金利を。
理由:過去15年程度の結果でも、実際変動金利タイプの方が有利であったこと。
(アベノミクスは、現状期待値だけであり、結果を出したものではない)
1月22日に公表された最新の日銀の政策委員の見通しでも
物価目標2%の達成見込みは2年以上は先であること。
詳細はこちら↓
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2013/k130122a.pdf
仮に上昇を始めたとしても、全期間優遇金利を考慮すれば、
長期金利並みになるのはさらに先であること。
どのタイミングでも金利タイプが変更できる機動性があること。
そして、どちらか一方に決めかねる方には、ミックスプランをバランスを考慮して
提案しております。
2月の金利動向につきましては、まだ詳細まではみておりませんが、
変動金利は変化なし、10年物はほぼ横ばい、超長期はやや上昇といったところでしょか。
(フラット35については、まだですが・・・)
今回のお話は、あくまで現在、住宅ローンを組む前提でのことです。
アベノミクスの結果や将来予測が立てやすくなるまで思案できる方などは、
慌てて結論を出される必要はありません。
実行時期を検討するという選択肢も非常に重要です。
あとになって自己責任での判断だったと思えない結論だけは避けましょう!!
ご相談が多くなってきました。
円安・株高の進行(金利上昇圧力)と金融緩和政策(金利下降圧力)との綱引き状態のなか、
どの金利タイプを選んでいいのか、非常に難しい状況ですので当たり前ですが。
少し前(3ヶ月前位)でしたら、こんな急激な変化は予測しづらかったので、
変動金利タイプで ”当面問題ない ”と判断されるケースが大半を占めておりました。
(個別判断としての長期固定金利ももちろんありましたが・・・)
しかし、ここ2ヶ月程の急激な動向で将来予測が悩ましくなっております。
はっきり申し上げまして、確定的な正解などありません。
あるのは、個別状況(所得推移、就業予測、家族変化など)を綿密に踏まえた
ライフプランニングやキャッシュフローシミュレーションに基づいておこなう
自己責任での判断です。
私たちFPがおこなえるのは、その判断までのお手伝いなのです。
(もちろん、専門的で総合的な知識やデータ、ノウハウを活かして、
より良い判断ができるようにさせていただきます)
今回お話するのは、最近の傾向としてのアドバイス状況です。
(私的な見解で確約的なものではありませんので、あくまでも参考程度にしてください)
私がお話しているのは、変動タイプ か 超長期固定(30~35年)及び、
この2つのミックスプランです。
2~10年といった中長期固定金利選択型は、有利な状況や条件がなければ
避けております。
使い分けとしては、ライフプランニング等のシミュレーションで現在の超長期固定金利を
固めておいたほうが賢明な場合は、超長期(おもにフラット35)を。
(現在の金利水準は、歴史的にみてほぼ底であることは間違いないからです)
そうでなければ、政策によって金利の変動を読みやすい変動金利を。
理由:過去15年程度の結果でも、実際変動金利タイプの方が有利であったこと。
(アベノミクスは、現状期待値だけであり、結果を出したものではない)
1月22日に公表された最新の日銀の政策委員の見通しでも
物価目標2%の達成見込みは2年以上は先であること。
詳細はこちら↓
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2013/k130122a.pdf
仮に上昇を始めたとしても、全期間優遇金利を考慮すれば、
長期金利並みになるのはさらに先であること。
どのタイミングでも金利タイプが変更できる機動性があること。
そして、どちらか一方に決めかねる方には、ミックスプランをバランスを考慮して
提案しております。
2月の金利動向につきましては、まだ詳細まではみておりませんが、
変動金利は変化なし、10年物はほぼ横ばい、超長期はやや上昇といったところでしょか。
(フラット35については、まだですが・・・)
今回のお話は、あくまで現在、住宅ローンを組む前提でのことです。
アベノミクスの結果や将来予測が立てやすくなるまで思案できる方などは、
慌てて結論を出される必要はありません。
実行時期を検討するという選択肢も非常に重要です。
あとになって自己責任での判断だったと思えない結論だけは避けましょう!!
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