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【繰上返済】 返済額軽減型の利点!!
- 2013-02-11(18:40) /
- 住宅ローン
繰上返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。
*繰上返済とは、毎月の返済とは別に、借入額の一部(あるいは全額)を返済すること
・「期間短縮型」とは、繰上返済をした場合に、毎月の返済額等は変わりませんが、
返済期間が短くなるため、短縮された期間に支払う予定だった利息が
軽減されます。
・「返済額軽減型」とは、「期間短縮型」とは逆に、返済期間は変わりませんが、
毎月の返済額を減らすことができ、それに伴う利息軽減が計れます。
一般的に、
利息軽減効果は「期間短縮型」のほうが「返済額軽減型」よりも効果が高いため、
繰上返済においては、「期間短縮型」のほうを重視しがちな傾向にあります。
それでは、「返済額軽減型」の利点はないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
将来金利が変わるタイプの住宅ローン(固定期間選択型や変動金利など)の場合は、
「返済額軽減型」で繰上返済していったほうが、都合がいい場合があります。
それは、
『次回金利適用時に金利が上がっており、返済額が予想以上に
上がってしまうようなケース』です。
具体的には、5年固定の住宅ローン、借入額3,000万円、35年返済、当初金利2.5%、
元利均等返済、ボーナス返済なしの場合で、
当初5年間、毎年100万円の繰上返済を「期間短縮型」で行うと、7年10ヶ月期間が
短縮できます。
しかし、6年目以降の適用金利が4%となってしまった場合、
毎月返済額が、5年目までの107,249円から124,196円(6年目以降)と
約17,000円もアップしてしまいます。
これは、「期間短縮型」の繰上返済によって、
残期間が短くなってしまったことによる弊害が出てしまったのです。
これが、毎年の繰上返済をせずに、500万円を貯蓄しておき、
金利アップ時に「返済額軽減型」で繰上返済を行うと、
金利が4%になっても、6年目以降の毎月返済額は105,715円と
ほぼ5年目までと同じ水準に保つことができます。
このように、利息軽減効果ばかりを優先しすぎると、
「期間短縮型」の弱点がでてしまう危険があるのです。
繰上返済の際、将来金利が変わるタイプの住宅ローンを組んでみえる方は、
金利アップ時のリスクを念頭に入れて行うようにしてください!!
*繰上返済とは、毎月の返済とは別に、借入額の一部(あるいは全額)を返済すること
・「期間短縮型」とは、繰上返済をした場合に、毎月の返済額等は変わりませんが、
返済期間が短くなるため、短縮された期間に支払う予定だった利息が
軽減されます。
・「返済額軽減型」とは、「期間短縮型」とは逆に、返済期間は変わりませんが、
毎月の返済額を減らすことができ、それに伴う利息軽減が計れます。
一般的に、
利息軽減効果は「期間短縮型」のほうが「返済額軽減型」よりも効果が高いため、
繰上返済においては、「期間短縮型」のほうを重視しがちな傾向にあります。
それでは、「返済額軽減型」の利点はないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
将来金利が変わるタイプの住宅ローン(固定期間選択型や変動金利など)の場合は、
「返済額軽減型」で繰上返済していったほうが、都合がいい場合があります。
それは、
『次回金利適用時に金利が上がっており、返済額が予想以上に
上がってしまうようなケース』です。
具体的には、5年固定の住宅ローン、借入額3,000万円、35年返済、当初金利2.5%、
元利均等返済、ボーナス返済なしの場合で、
当初5年間、毎年100万円の繰上返済を「期間短縮型」で行うと、7年10ヶ月期間が
短縮できます。
しかし、6年目以降の適用金利が4%となってしまった場合、
毎月返済額が、5年目までの107,249円から124,196円(6年目以降)と
約17,000円もアップしてしまいます。
これは、「期間短縮型」の繰上返済によって、
残期間が短くなってしまったことによる弊害が出てしまったのです。
これが、毎年の繰上返済をせずに、500万円を貯蓄しておき、
金利アップ時に「返済額軽減型」で繰上返済を行うと、
金利が4%になっても、6年目以降の毎月返済額は105,715円と
ほぼ5年目までと同じ水準に保つことができます。
このように、利息軽減効果ばかりを優先しすぎると、
「期間短縮型」の弱点がでてしまう危険があるのです。
繰上返済の際、将来金利が変わるタイプの住宅ローンを組んでみえる方は、
金利アップ時のリスクを念頭に入れて行うようにしてください!!
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