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~民間住宅ローン借換の実態調査!!~

少し前の公表資料ですが、

平成24年12月に独立行政法人 住宅金融支援機構 調査部が公表しました

「平成24年度 民間住宅ローン借換実態調査

ご紹介したいと思います。

年1回行っている調査で、主な調査事項として、

 借換による金利タイプの変化

 借換理由

が挙げられております。

住宅ローンの借換が、非常に活発な状況のなか、参考のために、

借換の傾向をつかんでおくのもいいのではないでしょうか?


公表資料によると、

借換による金利タイプの変化として、約半数の45.6%の方が変動金利型に、

次いで固定期間選択型(3~10年、その他含めて)が37.4%

全期間固定型が、17.1%であったとのこと。

弊FP事務所の借換実績からすると、もっと変動金利型が多いように思っておりましたが、

約半数ほどとは少し意外な感じでした。

借換までの経過期間では、すべての金利タイプで「5年超10年以内」が最も多いとのこと。

これは、以前の住宅ローンの多くが、当初の金利優遇が大きくて、

当初期間終了後の金利優遇が小さくなってしまうことに起因しているのと、

借換効果の出やすい年数にあることによるものと思われます。

借換理由については、当たり前と思ってしまいますが、

「金利が低くなるから」と「返済額が少なくなるから」の2つが50%を超えています。

どのくらい金利が低下した方が多いのかというと

「0.5%超~1.0%以下」の方が一番多く23.7%を占めております。

意外だったのが、低下した金利が0.5%以下だった方たちが、

全体の約1/3もみえたことです。


借換メリットの出にくいと思われる層が、これだけみえるということは、

他の理由で借換される方0.5%以下の金利差でもメリットの出る方

思った以上にみえるということなのでしょう。

借換の判断基準とされる、

「金利差0.8~1%以上、借入残高1000万円以上、借入残年数10年以上」という

固定概念に縛られずに個別に判断する必要性を強く感じました。

その他、詳細につきましては、下記PDFをご覧ください↓
http://www.jhf.go.jp/files/100512520.pdf

ごく、ごく最近(年末の総選挙後)の弊FP事務所での借換傾向として、

変動金利型か、固定金利選択型10年もしくは全期間固定型という両端での選択に

なってきております。

これは、もう少し変動金利の低金利を享受し、折をみて金利型を変更しようとする方と、

現在の低金利で長期間固めてしまいたいという方に分かれているということでしょう。

正解はどれなのかは、誰にもわかりません。

くれぐれも自己責任で判断し、後悔のないようにしてください!!
(もちろん、判断するためのお手伝いは全力でさせていただきます)




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