FC2ブログ

逆養老保険について!!

3月決算期を前に、そろそろ決算対策などを検討されてみえるところも

あるのではないでしょうか?

今回は、昨年(H24.1)に最高裁判決がでた逆養老保険についての注意点

お話したいと思います。

なお、今回のお話は法人様向けの話になります。

まず、一般的なの養老保険(法人契約)の形態としては、

 〇 満期保険金・・・法人が受取人

 〇 死亡保険金・・・遺族が受取人

というものです。 そして経理処理は、

 〇 満期保険金に対する保険料・・・保険積立金(資産)

 〇 死亡保険金に対する保険料・・・保険料(経費)

となり、1/2は資産、1/2は経費ということになります。

これが、逆養老保険(法人契約)となると、

 〇 満期保険金・・・被保険者本人が受取人

 〇 死亡保険金・・・法人が受取人

となり、一般的な養老保険の概ね、逆になった形態となり、

これが養老保険と呼ばれる所以です。

経理処理としては、

 〇 満期保険金に対する保険料・・・本人に対する給与(経費)

 〇 死亡保険金に対する保険料・・・保険料(経費)

となり、結果、法人としては全損と考えられてきました。

「考えられてきた」と書いた理由は、法令や通達の中に明文規定が無いからです。

それが、昨年の最高裁判決(補足意見)の中で

「給与として処理することの事実上の容認」と解されてもおかしくない記載が

あったものですから、保険会社などによっては販売に拍車をかけたところもあるようです。

しかし、さまざまな点でリスクは残っており、採用にあたっては、覚悟が必要です。


それは、最高裁判決の主旨は、別のところにあり、経理処理について

言及したものではないこと。

また、仮に全損処理が認められるとしても、

採用されるケースが多い決算期直前の年払保険料支払いについて、

1/2給与(経費)分を短期前払費用として、全額処理していいものかは問題があるように

思います。

今回の最高裁判決は、逆養老保険の詳細について明らかにしたものではありません。

ですので、賢明な保険会社は逆養老保険について販売不可としております

明文化されたものは未だにありませんので、後々新しい通達が出されると、

過去加入のものまで、遡及されるリスクまでも伴います

後々のことを軽く考えた、販売のみを追求する業者は非常に多くあります。

くれぐれも、未だにリスクが残っていることを

忘れないようにしてください!!




関連記事
スポンサーサイト



TAG :
逆養老保険
逆ハーフタックス

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメントの投稿

Private :

プロフィール

リップラボ

Author:リップラボ
愛知県、岐阜県を中心に
営業しております独立系FPの
小木曽浩司です。
保険・住宅(不動産)・
住宅ローンなど、ひとつの窓口
でトータルにお世話させて
頂いております。

岐阜県各務原市東山3-31
TEL 058-372-9181

カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
最新記事
人気記事ランキング
リンク
最新コメント
最新トラックバック
天気予報
中部電力 電力使用状況
最新のニュース
女性のための日常検索ツール
BMIチェッカー健康君
病院・病気・お薬 検索
InBook本棚
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
ブログランキング参加中
クリックをお願いします!!



住まいるブログランキング 住まいの総合情報サイト



人気ブログランキングへ

にほんブログ村 経営ブログ ファイナンシャルプランナーへ
にほんブログ村
QRコード
QR
政策金利
FXと為替情報なら
住宅関連金利
住宅ローンシミュレーター
by 無料ブログパーツ製作所
[PR]杉並区の一戸建て 物件一覧
住宅ローン借り換え計算機
by 無料ブログパーツ
[PR]杉並区の不動産
米ドル/円 レンジ予想
株価チャート
by 株価チャート「ストチャ」
株検索窓
FXマーケット情報
マネックスFX
保険格付けランキング
Powered by 保険格付け
このページのトップへ