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住宅ローンの金利タイプ動向(2013.1・2月)

住宅金融支援機構は、民間住宅ローン利用者の調査結果とは別に、原則毎月、

金利タイプ別利用状況を公表しております。

公表内容をみてみると、ある変化がみられます。

これまで、各種調査で住宅ローンの新規貸し出しに占める変動金利タイプのシェアは、

5割から7割という人気っぷりでした。

しかし、1月調査で、5か月ぶりに50%を割り込みました。

シェアとしては、前月より6.5ポイントも大幅に減少し、

47.9%となり、

さらに2月調査で、1.2ポイント下がり46.7%となっています。

その分、固定金利選択型や全期間固定金利のシェアがのびることになります。


調査の回答数の少なさが気になるところですが、傾向としてみるにはいいでしょう。

この変化は、アベノミクス効果(?)などにより、景気回復への期待が高まり

長期金利の上昇懸念が出たためと思われます。

しかし実際は、長期金利の指標となる10年物国債の金利は、

2月、3月と徐々に低下しており、現段階で、金利の先行きを判断する難しさを感じます。


個人的な金利選択の見解としては、

この2年ほどの間に大きく元本を減らせる可能性の高い方や借入期間が短い方などは、

変動金利を選択し、

逆に、今後ライフステージなどの状況的に収入の減少や支出の増加が予想される場合は、

固定金利選択型10年や全期間固定金利を選択されるのがいいのではないかと考えます。


金融のグローバル化が進み、欧州の財政不安がまた燻っただけで、

円高傾向にすぐに進んだりする昨今では、単純に日本国内の情勢だけで先行きを判断すると

いうわけにはいきません。(専門家でも意見がバラバラです)

ですので、御自身の状況予測から判断せざるを得ないのではないでしょうか?


住宅金融支援機構(金利タイプ別利用状況)はこちら↓

 平成25年1月期
 http://www.jhf.go.jp/files/100518189.pdf

 平成25年2月期
 http://www.jhf.go.jp/files/100519454.pdf



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