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ガンの罹患率の詳細について
- 2013-09-19(20:40) /
- 生命保険
2013年夏以降、各社の医療保険やガン保険がリニューアルされており、
注目が集まっているようです。
中でも、ガン保険については、日本郵政がアフラックとの提携を強化し、
10月から販売網を大幅に拡大することを発表したり、
大同生命もアフラックと業務提携し、アフラックのガン保険を販売開始することを
発表しましたので、さらなる競争激化が予想されます。
しかし正直なところ、そこまでガン保険に需要があるのかは疑問です。
需要があるというよりは、ニード喚起がしやすいだけではないでしょうか?
そこで、ニード喚起に使われる ”生涯罹患率 ” について、
詳細をお話したいと思います。
よく、「日本人は生涯で2人に1人がガンに罹患する」ことが挙げられて、
ガン保険加入の必要性が叫ばれますが、その詳細についてどの程度ご存知でしょうか?
下記の表をご覧ください。

(クリックで拡大します)
生涯罹患率は確かに、男性58%、女性43%となっており、
” 2人に1人 ” というのは間違いではありません。
しかし、その詳細をみますと、
罹患率10%以上となるのは、概ね60歳以降でのことです。
30歳代、40歳代からすれば、20年後、30年後以降のことになります。
ガンの治療費の自己負担額は、過去の統計では80%超が200万円以内となっています。
場合によっては、30~50万円程度で済む場合まであります。
そうであるならば、保険で備えるよりも貯蓄で準備するほうがいいとも考えられます。
(注:あくまで判断は、個人の価値観によります)
ガン保険での掛け捨て分が、どのくらいの確率で、どの程度になるかを把握したうえで、
判断するのが妥当ではないでしょうか。
” 生涯罹患率2人に1人 ” や ”死亡原因No.1 ” などのもっともらしい文句に
惑わされないようにしてください!!
ガン保険を否定するわけではありませんが、何でもかんでも保障のために保険というのは
おかしいと思っております。
リスクマネジメントについて、十分吟味してください。
詳しい最新の統計はこちら↓
独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センター 最新がん統計
http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html
注目が集まっているようです。
中でも、ガン保険については、日本郵政がアフラックとの提携を強化し、
10月から販売網を大幅に拡大することを発表したり、
大同生命もアフラックと業務提携し、アフラックのガン保険を販売開始することを
発表しましたので、さらなる競争激化が予想されます。
しかし正直なところ、そこまでガン保険に需要があるのかは疑問です。
需要があるというよりは、ニード喚起がしやすいだけではないでしょうか?
そこで、ニード喚起に使われる ”生涯罹患率 ” について、
詳細をお話したいと思います。
よく、「日本人は生涯で2人に1人がガンに罹患する」ことが挙げられて、
ガン保険加入の必要性が叫ばれますが、その詳細についてどの程度ご存知でしょうか?
下記の表をご覧ください。

(クリックで拡大します)
生涯罹患率は確かに、男性58%、女性43%となっており、
” 2人に1人 ” というのは間違いではありません。
しかし、その詳細をみますと、
罹患率10%以上となるのは、概ね60歳以降でのことです。
30歳代、40歳代からすれば、20年後、30年後以降のことになります。
ガンの治療費の自己負担額は、過去の統計では80%超が200万円以内となっています。
場合によっては、30~50万円程度で済む場合まであります。
そうであるならば、保険で備えるよりも貯蓄で準備するほうがいいとも考えられます。
(注:あくまで判断は、個人の価値観によります)
ガン保険での掛け捨て分が、どのくらいの確率で、どの程度になるかを把握したうえで、
判断するのが妥当ではないでしょうか。
” 生涯罹患率2人に1人 ” や ”死亡原因No.1 ” などのもっともらしい文句に
惑わされないようにしてください!!
ガン保険を否定するわけではありませんが、何でもかんでも保障のために保険というのは
おかしいと思っております。
リスクマネジメントについて、十分吟味してください。
詳しい最新の統計はこちら↓
独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センター 最新がん統計
http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html
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