トラックバック
最近の消費者物価の動向は?
- 2013-10-03(18:40) /
- FPのつぶやき
日銀の金融政策を左右する消費者物価ですが、
最近の動きは、どうなっているのでしょうか?
住宅ローンで「変動金利」を選択された方に、
「消費者物価(コアCPI)で前年比2%上昇を達成するまでは、
日銀は短期金利を上げることは、方向転換でもしない限りありません。
日銀の予測では、最短でも2~3年後(2015年度)で達成できるかどうかです」
と話をしておりますので、最近の動きを確認してみたいと思います。
9/27に発表された、8月の消費者物価を見ますと、
生鮮食品を除く総合(コアCPI)の前年比が+0.8%となり、
3カ月連続で上昇しております。
この水準は、2008年11月(+1.0%)以来の高さです。
これは、単月(8月)だけを見た場合の話ですが、
年換算すると、概ね日銀の予測通り、もしくはもう少し早く上昇している模様です。
しかし、その物価上昇のおもな要因は、
円高修正などでエネルギー関連が上昇し、それが全体を押し上げています。
ですので、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合(コアコアCPI)は、
前年比▲0.1%で7月と同じとなっています。
今後のポイントは、
・ 消費税増税の悪影響を経済対策でどこまで打ち消せるか。
・ 本当に賃金が上昇(実質賃金ギャップが改善)するのか。
にかかっていると思われます。
現状のスピードのままで推移した場合、
2015年度の前年比2%上昇達成も微妙と言わざるを得ないのが大方の見方と思われます。
明るい兆しとして、「教養娯楽用耐久財」が、1992年1月以来のプラスになったことが
あげられます。
まだまだ、「不安定な状況のなかにいる」ということではないでしょうか。
最近の動きは、どうなっているのでしょうか?
住宅ローンで「変動金利」を選択された方に、
「消費者物価(コアCPI)で前年比2%上昇を達成するまでは、
日銀は短期金利を上げることは、方向転換でもしない限りありません。
日銀の予測では、最短でも2~3年後(2015年度)で達成できるかどうかです」
と話をしておりますので、最近の動きを確認してみたいと思います。
9/27に発表された、8月の消費者物価を見ますと、
生鮮食品を除く総合(コアCPI)の前年比が+0.8%となり、
3カ月連続で上昇しております。
この水準は、2008年11月(+1.0%)以来の高さです。
これは、単月(8月)だけを見た場合の話ですが、
年換算すると、概ね日銀の予測通り、もしくはもう少し早く上昇している模様です。
しかし、その物価上昇のおもな要因は、
円高修正などでエネルギー関連が上昇し、それが全体を押し上げています。
ですので、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合(コアコアCPI)は、
前年比▲0.1%で7月と同じとなっています。
今後のポイントは、
・ 消費税増税の悪影響を経済対策でどこまで打ち消せるか。
・ 本当に賃金が上昇(実質賃金ギャップが改善)するのか。
にかかっていると思われます。
現状のスピードのままで推移した場合、
2015年度の前年比2%上昇達成も微妙と言わざるを得ないのが大方の見方と思われます。
明るい兆しとして、「教養娯楽用耐久財」が、1992年1月以来のプラスになったことが
あげられます。
まだまだ、「不安定な状況のなかにいる」ということではないでしょうか。
- 関連記事
スポンサーサイト
- THEME : ファイナンシャル・プランナー(FP)
- GENRE : ファイナンス
コメントの投稿