トラックバック
金利ミックスローン(分散ローン)はそれほど効果が大きいとは思えない!!
- 2013-12-28(18:29) /
- 住宅ローン
現在、変動金利は少し前に比べると、さらに下落して0.8%(実質)を切る水準も
珍しくなくなってきました。
最優遇金利で当初だけですと、0.5%後半から0.6%台というものまで登場しております。
固定金利等も、1月は若干上昇するものの、依然として低金利水準にあります。
そんな状況下で新規に住宅ローンを組もうとされてみえる方にしてみれば、
「現在の変動金利の恩恵を最大限に享受したいが、これだけ金利水準が低いと
いうことは、近い将来の金利上昇懸念も払拭できない」
どうしたらいいのかという非常に悩ましい状況にあるのではないでしょうか。
そこで目にするのが、
複数の金利タイプを組み合わせる「金利ミックスローン」をすすめる提案。
変動・固定金利、両者の「いいとこどり」ができるとの謳い文句で薦めているケースが
あるようですが、私はかなり注意が必要であると考えております。
過去の記事でも少しお話しましたが、一言でいえば、「中途半端」なのです。
過去記事はこちら↓
http://riplabo.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
・基本的にひとつの金融機関に縛られてしまうこと
(ひとつの金融機関で変動金利も固定金利もどちらも有利であるということは
ほとんどない)
・結局、金利上昇が怖い方向けではないということ
(シミュレーションしてみると、予想ほど効果は大きくない)
大きくは、この2つに集約されると思っております。
もちろんシミュレーション設定によっては効果が大きくなる場合もありますが、
そうなる確率は、かなり低いのではないでしょうか。
最後に、私は金利ミックスローン(分散ローン)を完全否定しているわけではありません。
金利上昇リスクがとれる方で、どうしてもどちらかを選ぶことができない方であれば、
シミュレーション内容次第で利用を検討されてもいいとは思います。
ただ、薦める方向性が少し違っていて、注意が必要であるということを
お話したいのです。
珍しくなくなってきました。
最優遇金利で当初だけですと、0.5%後半から0.6%台というものまで登場しております。
固定金利等も、1月は若干上昇するものの、依然として低金利水準にあります。
そんな状況下で新規に住宅ローンを組もうとされてみえる方にしてみれば、
「現在の変動金利の恩恵を最大限に享受したいが、これだけ金利水準が低いと
いうことは、近い将来の金利上昇懸念も払拭できない」
どうしたらいいのかという非常に悩ましい状況にあるのではないでしょうか。
そこで目にするのが、
複数の金利タイプを組み合わせる「金利ミックスローン」をすすめる提案。
変動・固定金利、両者の「いいとこどり」ができるとの謳い文句で薦めているケースが
あるようですが、私はかなり注意が必要であると考えております。
過去の記事でも少しお話しましたが、一言でいえば、「中途半端」なのです。
過去記事はこちら↓
http://riplabo.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
・基本的にひとつの金融機関に縛られてしまうこと
(ひとつの金融機関で変動金利も固定金利もどちらも有利であるということは
ほとんどない)
・結局、金利上昇が怖い方向けではないということ
(シミュレーションしてみると、予想ほど効果は大きくない)
大きくは、この2つに集約されると思っております。
もちろんシミュレーション設定によっては効果が大きくなる場合もありますが、
そうなる確率は、かなり低いのではないでしょうか。
最後に、私は金利ミックスローン(分散ローン)を完全否定しているわけではありません。
金利上昇リスクがとれる方で、どうしてもどちらかを選ぶことができない方であれば、
シミュレーション内容次第で利用を検討されてもいいとは思います。
ただ、薦める方向性が少し違っていて、注意が必要であるということを
お話したいのです。
- 関連記事
-
- 住宅ローンの審査項目で重要なものとは? (2014/02/02)
- 住宅ローン借り換え判断時のポイント!! (2014/01/21)
- 金利ミックスローン(分散ローン)はそれほど効果が大きいとは思えない!! (2013/12/28)
- 住宅ローンは『物的担保』と『人的担保』の ” ダブル保証 ”!! (2013/12/10)
- 『期限の利益』『期限の利益の喪失』とは? (2013/11/30)
スポンサーサイト
コメントの投稿