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「中古住宅」と「すまい給付金」
- 2014-04-11(18:39) /
- 住宅(不動産)
消費税増税の緩和策として登場した「すまい給付金」が、この4月から
スタートしております。
今回は、「中古住宅」に絞って「すまい給付金」との関連をお話します。
実は、「中古住宅」に関しては、
「すまい給付金」が、給付される住宅はほとんどないのが現実でしょう。
その理由は、「売主が宅地建物取引業者(以降、不動産業者)であること」という条件が
あるからです。
冒頭にもありますように、”消費税増税の緩和策 ”として登場した訳
ですから、消費増税とは関係のない”仲介物件 ”には給付されないということです。
具体的にお話しますと、
中古住宅は、その住宅を所有している「個人」が売り主になることがほとんどです。
売主が個人の場合は、もともと消費税はかかりません。
(ヤフオクが最近活発なのは、同じ理由により消費税の影響を受けないからです)
不動産業者は、あくまでも ” 媒介 ”するだけなのです。
(このことを仲介物件と言っています)
(注意点ですが、不動産業者の仲介手数料には、課税業者であれば消費税がかかります)
ですので、もともと消費税のかからない住宅の売買まで緩和する必要がないということから
「すまい給付金」の給付が受けられないのです。
では、条件にある「売主が宅地建物取引(不動産)業者である」とは、
どういう場合なのでしょうか?
それは、不動産業者がその個人から中古住宅を買い取ってから再販する場合や
買い取った中古住宅をリフォームしてから売出す、いわゆる「リノベーション住宅」など
の場合です。
最近話題ではありますが、まだまだ中古住宅市場に占めるシェアは低いのが現実でしょう。
そのほかのおもな給付要件は、新築住宅と同じで、
・ 床面積(登記簿面積)50平米以上の広さ
・ 第三者の現場検査を受けて一定の品質が確認されたマイホームであること
などです。
中古住宅購入希望者の方が、どこまで「すまい給付金」にこだわられるかわかりませんが、
「すまい給付金」の給付を受けたい方は、
取引の態様や給付要件に注意して物件を探されるようにしてください!!
(お知らせ)
マネーの達人にて
「いよいよ「すまい給付金」がスタート 5つの主な留意点をチェック」を掲載中です!!
ぜひ、下記よりご覧ください。
http://manetatsu.com/2014/04/29742/
スタートしております。
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実は、「中古住宅」に関しては、
「すまい給付金」が、給付される住宅はほとんどないのが現実でしょう。
その理由は、「売主が宅地建物取引業者(以降、不動産業者)であること」という条件が
あるからです。
冒頭にもありますように、”消費税増税の緩和策 ”として登場した訳
ですから、消費増税とは関係のない”仲介物件 ”には給付されないということです。
具体的にお話しますと、
中古住宅は、その住宅を所有している「個人」が売り主になることがほとんどです。
売主が個人の場合は、もともと消費税はかかりません。
(ヤフオクが最近活発なのは、同じ理由により消費税の影響を受けないからです)
不動産業者は、あくまでも ” 媒介 ”するだけなのです。
(このことを仲介物件と言っています)
(注意点ですが、不動産業者の仲介手数料には、課税業者であれば消費税がかかります)
ですので、もともと消費税のかからない住宅の売買まで緩和する必要がないということから
「すまい給付金」の給付が受けられないのです。
では、条件にある「売主が宅地建物取引(不動産)業者である」とは、
どういう場合なのでしょうか?
それは、不動産業者がその個人から中古住宅を買い取ってから再販する場合や
買い取った中古住宅をリフォームしてから売出す、いわゆる「リノベーション住宅」など
の場合です。
最近話題ではありますが、まだまだ中古住宅市場に占めるシェアは低いのが現実でしょう。
そのほかのおもな給付要件は、新築住宅と同じで、
・ 床面積(登記簿面積)50平米以上の広さ
・ 第三者の現場検査を受けて一定の品質が確認されたマイホームであること
などです。
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