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『 電気料金上乗せ額 』 は妥当なのか?
- 2014-04-21(18:37) /
- 未分類
消費税が8%になり、まだ慣れていない方も結構おみえになるでしょう。
昨日もホームセンターで買い物をしていたら、レジの方とお客様との間で
こんな会話のやり取りがありました。
「え、810円。値札750円なのに、そんなに高くなるの?」
特別に税抜表示が認められたことに気づかずに、
税込表示(5%時)の3%増しと勘違いされたのでしょう。
単純に、750円に3%上乗せしておかしいと思われたものと推察します。
(本当は750円に8%の消費税がかかる)
消費増税の影響は、こんな日常の会話からも感じ取れます。
しかし、家計負担増は消費増税だけではありません。
まもなく(5月検針分から)、電気料金上乗せ額も倍近くに跳ね上がるのです。
*電気料金上乗せ額とは、
再生可能エネルギーの普及を加速するため、2012年7月に固定価格買取制度(通称FIT)
が導入された訳ですが、電力会社が買い取る費用は、「賦課金」という形で電気料金に
上乗せして集められております。この「賦課金」のこと。
2014年度の電気料金上乗せ額が、標準家庭(1カ月の電気使用量300キロワット時)で
月225円に決まっています。
(正確には、5~9月検針分は電力会社により異なり、234円~240円。
10月検針分から一律225円)
2013年度の月120円から倍近くに跳ね上がります。
実は、消費税アップ、社会保険料アップ、光熱費アップの3重苦なのです。
(物価が上がっていますので、4重苦とも)
そんな中、過去のある記事が思い出されました。それは、電気料金上乗せ額についての
記事です。
詳細は、その記事をご覧いただくとして、要は、
『 電気料金に不当に乗せられている可能性 』に言及しています。
賦課金の計算方法にある「回避可能費用の見込み額」を過小に計算している疑いがあると
いうのです。
詳細記事は、こちら↓
東洋経済online 「年間1000億円も電気料金へ不当に上乗せか」
http://toyokeizai.net/articles/-/26418
消費増税の税収アップ分の使いみちについても揶揄されるなか、電気料金上乗せ額についても
このような指摘があるのです。
使いみちや計算方法が不透明なものが多すぎやしないでしょうか?
これでは賢い消費者は、” 防衛 ” にばかり回ってしまい、積極的な消費には結びつかず、
いいデフレ脱却にはならないでしょう。
(信用できないものに、任せられないから)
現在の物価上昇は、あきらかに ” コストプッシュインフレ(悪いインフレ) ” ですので、
これで2%の物価上昇が達成できても意味がありません。
景気の腰折れを起こさないためにも、透明で信用される政策を望みます。
(本気でデフレ脱却のラストチャンスと認識できているのなら・・・。)
昨日もホームセンターで買い物をしていたら、レジの方とお客様との間で
こんな会話のやり取りがありました。
「え、810円。値札750円なのに、そんなに高くなるの?」
特別に税抜表示が認められたことに気づかずに、
税込表示(5%時)の3%増しと勘違いされたのでしょう。
単純に、750円に3%上乗せしておかしいと思われたものと推察します。
(本当は750円に8%の消費税がかかる)
消費増税の影響は、こんな日常の会話からも感じ取れます。
しかし、家計負担増は消費増税だけではありません。
まもなく(5月検針分から)、電気料金上乗せ額も倍近くに跳ね上がるのです。
*電気料金上乗せ額とは、
再生可能エネルギーの普及を加速するため、2012年7月に固定価格買取制度(通称FIT)
が導入された訳ですが、電力会社が買い取る費用は、「賦課金」という形で電気料金に
上乗せして集められております。この「賦課金」のこと。
2014年度の電気料金上乗せ額が、標準家庭(1カ月の電気使用量300キロワット時)で
月225円に決まっています。
(正確には、5~9月検針分は電力会社により異なり、234円~240円。
10月検針分から一律225円)
2013年度の月120円から倍近くに跳ね上がります。
実は、消費税アップ、社会保険料アップ、光熱費アップの3重苦なのです。
(物価が上がっていますので、4重苦とも)
そんな中、過去のある記事が思い出されました。それは、電気料金上乗せ額についての
記事です。
詳細は、その記事をご覧いただくとして、要は、
『 電気料金に不当に乗せられている可能性 』に言及しています。
賦課金の計算方法にある「回避可能費用の見込み額」を過小に計算している疑いがあると
いうのです。
詳細記事は、こちら↓
東洋経済online 「年間1000億円も電気料金へ不当に上乗せか」
http://toyokeizai.net/articles/-/26418
消費増税の税収アップ分の使いみちについても揶揄されるなか、電気料金上乗せ額についても
このような指摘があるのです。
使いみちや計算方法が不透明なものが多すぎやしないでしょうか?
これでは賢い消費者は、” 防衛 ” にばかり回ってしまい、積極的な消費には結びつかず、
いいデフレ脱却にはならないでしょう。
(信用できないものに、任せられないから)
現在の物価上昇は、あきらかに ” コストプッシュインフレ(悪いインフレ) ” ですので、
これで2%の物価上昇が達成できても意味がありません。
景気の腰折れを起こさないためにも、透明で信用される政策を望みます。
(本気でデフレ脱却のラストチャンスと認識できているのなら・・・。)
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