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変動(短期)金利の指標と固定(長期)金利の指標は違う!!
- 2014-06-12(18:40) /
- 住宅ローン
いまさらですが、住宅ローンの金利の指標は、
変動(短期)金利と固定(長期)金利で違うということは理解されてますでしょうか。
短期と長期の違いは、期間が、10年未満 or 10年以上 かです。
では、その指標はというと、
変動(短期)金利の指標は、「無担保コールレート・オーバーナイト物」です。
これは、日銀の金利政策でコントロールされています。
金融機関の多くは、この「無担保コールレート・オーバーナイト物」の影響を受ける
「短期プライムレート」に1%上乗せしたものを変動金利の
「店頭(基準)金利」としています。
固定(長期)金利の指標は、「長期国債(新発10年物)」が代表です。
これに住宅ローンの期間に合わせて、「長期国債(新発15年~40年物)」も加味されて
決定しています。
このように、短期金利と長期金利の指標はそれぞれ違います。
ということは、そのまま金利の動きも違ってくるということです。
下記をごらんください!!

(クリックで拡大)
※ 主要都市銀行のHP等により集計した金利(中央値)を掲載。
なお、変動金利は昭和59年以降、固定金利期間選択型(3年)の金利は平成7年以降、
固定金利期間選択型(10年)の金利は平成9年以降のデータを掲載。
※ このグラフは過去の住宅ローン金利の推移を示したものであり、将来の金利動向を
約束あるいは予測するものではありません。
(上記は、住宅金融支援機構HPより抜粋)
大きな流れでみれば、その動きは長短金利とも同じようにみえますが、
しかし、時期によっては、その動きに大きなずれが生じていることも確かです。
よく、金利タイプ変更において、変動金利を固定金利に変更しようとすると、
「先に固定金利のほうが金利が上がってしまっているので難しい」との話がよく出ますが、
それも正直、一概には言えないと思います。
それは、単純にそのときの金利だけをみて話をしているに過ぎず、それまでの経過が
無視されてしまっているからです。
(この意味が分かる方は、かなり住宅ローンのことを理解されています)
話が少しずれましたが、短期金利と長期金利の動きにはずれがあるということを
理解して、金利タイプの選択をおこなうことが重要ということです。
弊ブログ左側リンク先に、
・ 日本銀行 短期プライムレート推移(短期金利参考)
・ 財務省HP 国債金利情報
・ 住宅金融支援機構 MBS 既発債情報
・ 日本銀行 無担保コールO/N物レート(毎営業日)
が貼ってあります。どれも金利の指標となるものです。ぜひ参考に!!
変動(短期)金利と固定(長期)金利で違うということは理解されてますでしょうか。
短期と長期の違いは、期間が、10年未満 or 10年以上 かです。
では、その指標はというと、
変動(短期)金利の指標は、「無担保コールレート・オーバーナイト物」です。
これは、日銀の金利政策でコントロールされています。
金融機関の多くは、この「無担保コールレート・オーバーナイト物」の影響を受ける
「短期プライムレート」に1%上乗せしたものを変動金利の
「店頭(基準)金利」としています。
固定(長期)金利の指標は、「長期国債(新発10年物)」が代表です。
これに住宅ローンの期間に合わせて、「長期国債(新発15年~40年物)」も加味されて
決定しています。
このように、短期金利と長期金利の指標はそれぞれ違います。
ということは、そのまま金利の動きも違ってくるということです。
下記をごらんください!!

(クリックで拡大)
※ 主要都市銀行のHP等により集計した金利(中央値)を掲載。
なお、変動金利は昭和59年以降、固定金利期間選択型(3年)の金利は平成7年以降、
固定金利期間選択型(10年)の金利は平成9年以降のデータを掲載。
※ このグラフは過去の住宅ローン金利の推移を示したものであり、将来の金利動向を
約束あるいは予測するものではありません。
(上記は、住宅金融支援機構HPより抜粋)
大きな流れでみれば、その動きは長短金利とも同じようにみえますが、
しかし、時期によっては、その動きに大きなずれが生じていることも確かです。
よく、金利タイプ変更において、変動金利を固定金利に変更しようとすると、
「先に固定金利のほうが金利が上がってしまっているので難しい」との話がよく出ますが、
それも正直、一概には言えないと思います。
それは、単純にそのときの金利だけをみて話をしているに過ぎず、それまでの経過が
無視されてしまっているからです。
(この意味が分かる方は、かなり住宅ローンのことを理解されています)
話が少しずれましたが、短期金利と長期金利の動きにはずれがあるということを
理解して、金利タイプの選択をおこなうことが重要ということです。
弊ブログ左側リンク先に、
・ 日本銀行 短期プライムレート推移(短期金利参考)
・ 財務省HP 国債金利情報
・ 住宅金融支援機構 MBS 既発債情報
・ 日本銀行 無担保コールO/N物レート(毎営業日)
が貼ってあります。どれも金利の指標となるものです。ぜひ参考に!!
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