トラックバック
『 マネーの達人 』 記事に対するコメントについて!!
- 2014-08-09(18:58) /
- FPのつぶやき
今回は、2014/8/5 にアップされた 『 マネーの達人 』 記事、
「 住宅ローン『繰上返済のセオリー 』の3つの盲点とは 」 に対する
日本住宅ローンプランニング 編集部様 のコメントについてお話したいと思います。
参照記事はこちら↓
http://www.jl.jpn.org/news/detaile_20140807.html
『 マネーの達人 』 記事はこちら↓
http://manetatsu.com/2014/08/34084/
誤解のないように前もって話しておきますが、コメントに対する批判ではありません。
『 マネーの達人 』 記事内では述べきれなかった話をしたいと思います。
そもそもこの手の話は、人によって考え方・価値観はさまざまですし、
ケースによって、正誤の判断も分かれることですので、絶対的 ” 正解 ” はありません。
こちらも、「こんな考え方もある」 というように視野を広く持ってもらえればと思って
書いております。
『 マネーの達人 』 記事内でも述べましたが、
繰上返済の検討段階において、確実に“正解”を選択できるという訳にはいかないのです。
(無責任に聞こえるかもしれませんが、結果論でしかないのです)
この前提でお読みください!!
まず、はじめに紙面の関係で詳細な説明までおこなえていなかったことは
申し訳ありませんが、
「盲点」と題しているようにそもそも少数派向けの話をしているのであって、
繰上返済のセオリーを全否定しているわけではありません。
多数派としてみれば、「繰上返済」のセオリーを重視すべきでしょう。
また、具体的盲点3つについて、それぞれコメントをいただいてますが、
これも同様です。
1つ目については、
こちらの前提はあくまで1%未満や前後の変動金利型や固定金利選択型の方を
想定しておりますし、住宅ローン減税についても、メリットがでるように控除されている
ことも踏まえて話しております。
また、住宅ローン控除期間が10年であることも想定済みで、控除期間満了後の
繰上返済も想定して話しておりますので、当初借入期間前提の金利削減比較をされて
も意味がありません。
(批判に聞こえたら申し訳ありません)
2つ目についても、2つのハードルをクリア出来る方がもちろん前提です。
指摘されたようなことは実務では事前にお話しております。
3つ目についても、1つ目と同様で、1%未満や前後の変動金利型や固定金利選択型の方
を想定、そして現在のような消費者物価で推移していることを想定しております。
(メリットがでると思うようなケースしか想定していませんし、メリットが無いと思えば
繰上返済すればいいのです。要はタイミングです。)
このように編集部コメントについては、想定する前提がそもそも違っていると考えますし、
誤解されてみえるのか、繰上返済自体を私が否定しているかのように聞こえるコメントに
なっています。
(そういう誤解がなかったり、コメントのつもりが無かったら申し訳ありません)
ただし、編集部コメントに1点、反論がございます。
編集部コメント内に
「 そう考えるとやはり・・・住宅ローン利用者たるもの「盲目的に」繰り上げ返済するのが
一番正しいと言えそうです。」
とありますが、そこは納得できません。
少数派?とはいえ、変動金利型や固定期間選択型5年以下の利用者はこれまでに
相当数みえます。
そのなかで、編集部コメントのただし書き条件を満たせず、今回の盲点に該当する方も
相当数みえるのではないでしょうか。
今回の『 マネーの達人 』 記事は、そういった方に向けて「盲目的に」ならないように
お話したのが主旨でございます。ですので、上記のコメントには納得できません。
最後に、FPとして日頃からさまざまな考え方に触れ、自分ではどう判断するかを
考えるためにチェックしているサイトのひとつである「日本住宅ローンプランニング」様の
サイトに私の記事が取り上げられたことにはびっくりしました。
いつも編集部コメントなどを参考に自分としての考え方をまとめるのですが、
いざ自分の記事で編集部コメントをみると、伝え切れないことがあることや
誤解を受けているかもしれないということに改めて気付かされました。
自分もある記事について述べる際には、このあたりも踏まえて意見を述べたいと
感じさせられた次第です。<(_ _)>
「 住宅ローン『繰上返済のセオリー 』の3つの盲点とは 」 に対する
日本住宅ローンプランニング 編集部様 のコメントについてお話したいと思います。
参照記事はこちら↓
http://www.jl.jpn.org/news/detaile_20140807.html
『 マネーの達人 』 記事はこちら↓
http://manetatsu.com/2014/08/34084/
誤解のないように前もって話しておきますが、コメントに対する批判ではありません。
『 マネーの達人 』 記事内では述べきれなかった話をしたいと思います。
そもそもこの手の話は、人によって考え方・価値観はさまざまですし、
ケースによって、正誤の判断も分かれることですので、絶対的 ” 正解 ” はありません。
こちらも、「こんな考え方もある」 というように視野を広く持ってもらえればと思って
書いております。
『 マネーの達人 』 記事内でも述べましたが、
繰上返済の検討段階において、確実に“正解”を選択できるという訳にはいかないのです。
(無責任に聞こえるかもしれませんが、結果論でしかないのです)
この前提でお読みください!!
まず、はじめに紙面の関係で詳細な説明までおこなえていなかったことは
申し訳ありませんが、
「盲点」と題しているようにそもそも少数派向けの話をしているのであって、
繰上返済のセオリーを全否定しているわけではありません。
多数派としてみれば、「繰上返済」のセオリーを重視すべきでしょう。
また、具体的盲点3つについて、それぞれコメントをいただいてますが、
これも同様です。
1つ目については、
こちらの前提はあくまで1%未満や前後の変動金利型や固定金利選択型の方を
想定しておりますし、住宅ローン減税についても、メリットがでるように控除されている
ことも踏まえて話しております。
また、住宅ローン控除期間が10年であることも想定済みで、控除期間満了後の
繰上返済も想定して話しておりますので、当初借入期間前提の金利削減比較をされて
も意味がありません。
(批判に聞こえたら申し訳ありません)
2つ目についても、2つのハードルをクリア出来る方がもちろん前提です。
指摘されたようなことは実務では事前にお話しております。
3つ目についても、1つ目と同様で、1%未満や前後の変動金利型や固定金利選択型の方
を想定、そして現在のような消費者物価で推移していることを想定しております。
(メリットがでると思うようなケースしか想定していませんし、メリットが無いと思えば
繰上返済すればいいのです。要はタイミングです。)
このように編集部コメントについては、想定する前提がそもそも違っていると考えますし、
誤解されてみえるのか、繰上返済自体を私が否定しているかのように聞こえるコメントに
なっています。
(そういう誤解がなかったり、コメントのつもりが無かったら申し訳ありません)
ただし、編集部コメントに1点、反論がございます。
編集部コメント内に
「 そう考えるとやはり・・・住宅ローン利用者たるもの「盲目的に」繰り上げ返済するのが
一番正しいと言えそうです。」
とありますが、そこは納得できません。
少数派?とはいえ、変動金利型や固定期間選択型5年以下の利用者はこれまでに
相当数みえます。
そのなかで、編集部コメントのただし書き条件を満たせず、今回の盲点に該当する方も
相当数みえるのではないでしょうか。
今回の『 マネーの達人 』 記事は、そういった方に向けて「盲目的に」ならないように
お話したのが主旨でございます。ですので、上記のコメントには納得できません。
最後に、FPとして日頃からさまざまな考え方に触れ、自分ではどう判断するかを
考えるためにチェックしているサイトのひとつである「日本住宅ローンプランニング」様の
サイトに私の記事が取り上げられたことにはびっくりしました。
いつも編集部コメントなどを参考に自分としての考え方をまとめるのですが、
いざ自分の記事で編集部コメントをみると、伝え切れないことがあることや
誤解を受けているかもしれないということに改めて気付かされました。
自分もある記事について述べる際には、このあたりも踏まえて意見を述べたいと
感じさせられた次第です。<(_ _)>
- 関連記事
-
- 「 自然災害リスク 」は、発生すればやはり甚大な被害です!! (2014/09/18)
- 「預金はインフレに弱い」はホント?それとも、ウソ? (2014/09/06)
- 『 マネーの達人 』 記事に対するコメントについて!! (2014/08/09)
- 日本人の平均寿命はまだまだ延びるとのことだが・・・!! (2014/08/03)
- 自分で自分の年金をつくらなくてはならないことを再認識!! (2014/07/18)
スポンサーサイト
- THEME : ファイナンシャル・プランナー(FP)
- GENRE : ファイナンス
コメントの投稿