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火災保険と地震保険は元々別物であり、かなり違いがある!!
- 2015-03-18(18:59) /
- 損害保険
弊代理店の火災保険加入様の5年ごとの地震保険の自動継続手続きを
させていただいておりますと感じることがあります。
それは、
「火災保険と地震保険を同じと思ってみえるのでは」ということです。
申込み時には、しっかりと説明させて頂いているのですが、
やはり保険金請求もなく5年も過ぎると、忘れてしまってみえるのでしょう。
改めて、火災保険と地震保険の違いについてお話したいと思います。
地震保険は、火災保険とセットでしか加入できません。
(ですので、損害保険会社は火災保険と同一です。
単独で加入できるものがあるとすると、それは「地震費用保険」か
それと類似のものでしょう)
そのためか火災保険と同じと思われてしまうのではないかと思われますが、
2つの保険は仕組み・制度共別物です。
地震保険を主体に違いを説明させていただくと、
〇 地震保険は、官民一体でおこなう保険制度(火災保険は各民間損保会社のみでおこなう)
そのため保険料については同条件であれば一律ですので、他社比較は無用です。
〇 地震保険の加入対象物件は住宅物件のみ(事務所や店舗、工場は対象外)
〇 補償内容は同一であり、損害認定基準も3つ(全損・半損・一部損)しかない
(火災保険のようなきめ細かい対応はない)
〇 地震保険の基本的な考え方は被災者の生活再建であり、火災保険のように
被害物件の復旧や再購入目的ではない
〇 保険金額については、火災保険金額の30~50%の範囲で任意設定で
火災保険金額と同額の加入はできない
これらの違いは、地震災害固有の特殊性に起因します。
その特殊性とは、同じタイミングで多くの人に甚大な被害をもたらすというものです。
そのため一般的な保険と比べると、相互扶助の考え方が成り立ちにくくなり、
その制度や仕組みには一定の制限をかけなければ、地震保険制度が成り立たないのです。
このように火災保険と地震保険は、元々別物であり、かなり違いがあるものなのです。
勘違いなさらないようにお願い申し上げます。<(_ _)>
させていただいておりますと感じることがあります。
それは、
「火災保険と地震保険を同じと思ってみえるのでは」ということです。
申込み時には、しっかりと説明させて頂いているのですが、
やはり保険金請求もなく5年も過ぎると、忘れてしまってみえるのでしょう。
改めて、火災保険と地震保険の違いについてお話したいと思います。
地震保険は、火災保険とセットでしか加入できません。
(ですので、損害保険会社は火災保険と同一です。
単独で加入できるものがあるとすると、それは「地震費用保険」か
それと類似のものでしょう)
そのためか火災保険と同じと思われてしまうのではないかと思われますが、
2つの保険は仕組み・制度共別物です。
地震保険を主体に違いを説明させていただくと、
〇 地震保険は、官民一体でおこなう保険制度(火災保険は各民間損保会社のみでおこなう)
そのため保険料については同条件であれば一律ですので、他社比較は無用です。
〇 地震保険の加入対象物件は住宅物件のみ(事務所や店舗、工場は対象外)
〇 補償内容は同一であり、損害認定基準も3つ(全損・半損・一部損)しかない
(火災保険のようなきめ細かい対応はない)
〇 地震保険の基本的な考え方は被災者の生活再建であり、火災保険のように
被害物件の復旧や再購入目的ではない
〇 保険金額については、火災保険金額の30~50%の範囲で任意設定で
火災保険金額と同額の加入はできない
これらの違いは、地震災害固有の特殊性に起因します。
その特殊性とは、同じタイミングで多くの人に甚大な被害をもたらすというものです。
そのため一般的な保険と比べると、相互扶助の考え方が成り立ちにくくなり、
その制度や仕組みには一定の制限をかけなければ、地震保険制度が成り立たないのです。
このように火災保険と地震保険は、元々別物であり、かなり違いがあるものなのです。
勘違いなさらないようにお願い申し上げます。<(_ _)>
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