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年金積立金運用方針変更には、いろんな思惑があるのか???

約130兆円の公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人

(以下、GPIF)が、新しい資産構成の目安を発表したのが

昨年(2014年)10月31日のこと。

いわゆる運用方針変更のことで、これまでよりも債券・国内比率を下げ、

株式・海外比率を高める積極運用に変更する
というものです。


このことに対して、さまざまな意見がありました。

その中のひとつに、

 「何故、GPIF(庶民の年金)だけがリスクをとって、国家公務員、地方公務員、

  私立学校教職員が加入する共済年金については堅実運用するのか」


というものがありましたが、しかし先日、共済年金もGPIF同様の運用方針変更の

公表がありました。
(これには、今年10月にサラリーマンの厚生年金と一元化が予定されていることが
 関係していると思われます)


年金積立金運用に関しては、政府の説明でも ” リスクの定義 ” についておかしなところが

見受けられます。

通常、金融の世界でリスクといえば、「価格の変動幅が大きくて、予測ができないこと」

リスクとしていますが、政府の説明では、「予定している利回りが確保できないこと」

リスクと説明しています。(まったく変な説明です)

一般的には、「当初元本が減ってしまうこと」をリスクと思われていると思いますが、

その感覚からはかけ離れています。

こんな説明を政府がしていては、” 若い世代の皆さんが持つ公的年金に対する不信感 ”

払拭できるはずもありません。


また、感覚的におかしいと思うことは他にもあります。

「年金財政は破綻しません」といっている割には、「将来の所得代替率が50%を切るかも」と

説明していることやおかしな海外の年金(もどき?)の運用比率を資料にしていたり

することなどです。


世間では、「将来受け取る年金が減ること」≒ほぼ破綻と思っていますし、

「最低保障年金と比較するちゃんとした資料を引き合いに出せ」と思っています。

これらの感覚がまともにならない限り、公的年金を守る姿勢に本気度が感じられません。

公的年金に対する不信感を無くしたいならまずは、そこからではないでしょうか。

ですから、今回の運用方針見直しに「株価を上げるため」だとか、

「日銀の追加金融緩和と関係があるのでは」と勘ぐられてしまうのです・・・。


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TAG :
年金積立金運用
GPIF
運用比率
資産構成

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