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「払済保険」とは?
- 2015-04-23(18:56) /
- 生命保険
皆様、「払済保険」というものをご存知でしょうか?
これは、終身保険や養老保険といったように保険商品を指すわけではなく、
これまで加入してきた貯蓄性保険(終身保険・養老保険・個人年金保険など)で
以後の保険料を払うことなく、今まで支払った保険料での責任準備金で
一定の保障額の同じ種類の保険又は、養老保険に変更するという制度のことなのです。
簡単にお話すると、現在加入中の保険で積み立てられているお金で
一括払いの保険を買うようなものです。
イメージでは下記のようになります。

おもに保険料の支払いが厳しくなったときなどに有効な手段として用いられてきた制度です。
(メリットとしては)
〇 払済保険に変更した時点から保険料は発生しない
〇 保険金額は減ってしまっても、主契約の保障を継続することができる
〇 払済保険変更後も責任準備金は同じ予定利率で運用されます(解約返戻金は増えていく)
(デメリットとしては)
〇 保険料を払い続ける場合よりも保障額が小さくなる
○ 主契約のみになってしまい、特約や配当金などは一部例外を除いて消滅する
〇 復旧できない場合が多い
* 復旧とは、払済保険などへの変更後、一定期間内であれば変更前の契約に戻せること。
ただし、診査または告知と復旧部分の積立金の不足額の払い込みが必要で、
生命保険会社によっては所定の利息(複利)の払い込みも必要となります。
裏ワザとしましては、保障が関係なければ、
「うまく払済保険に変更して返戻率を上げる」というものなどがあります。
最後に、うまく「払済保険」制度を使えればいいのですが、
低解約返戻金型の保険や変額保険においては注意が必要ですし、
また、タイミングや順番を間違えると失敗してしまうことにもなりかねません。
慎重に行うようにしてください!!
これは、終身保険や養老保険といったように保険商品を指すわけではなく、
これまで加入してきた貯蓄性保険(終身保険・養老保険・個人年金保険など)で
以後の保険料を払うことなく、今まで支払った保険料での責任準備金で
一定の保障額の同じ種類の保険又は、養老保険に変更するという制度のことなのです。
簡単にお話すると、現在加入中の保険で積み立てられているお金で
一括払いの保険を買うようなものです。
イメージでは下記のようになります。

おもに保険料の支払いが厳しくなったときなどに有効な手段として用いられてきた制度です。
(メリットとしては)
〇 払済保険に変更した時点から保険料は発生しない
〇 保険金額は減ってしまっても、主契約の保障を継続することができる
〇 払済保険変更後も責任準備金は同じ予定利率で運用されます(解約返戻金は増えていく)
(デメリットとしては)
〇 保険料を払い続ける場合よりも保障額が小さくなる
○ 主契約のみになってしまい、特約や配当金などは一部例外を除いて消滅する
〇 復旧できない場合が多い
* 復旧とは、払済保険などへの変更後、一定期間内であれば変更前の契約に戻せること。
ただし、診査または告知と復旧部分の積立金の不足額の払い込みが必要で、
生命保険会社によっては所定の利息(複利)の払い込みも必要となります。
裏ワザとしましては、保障が関係なければ、
「うまく払済保険に変更して返戻率を上げる」というものなどがあります。
最後に、うまく「払済保険」制度を使えればいいのですが、
低解約返戻金型の保険や変額保険においては注意が必要ですし、
また、タイミングや順番を間違えると失敗してしまうことにもなりかねません。
慎重に行うようにしてください!!
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