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セルフメディケーション税制対象品目公表(6月17日時点)
- 2016-06-25(19:11) /
- 税金
平成28年6月17日、セルフメディケーション税制対象品目が公表されました。
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)とは、
平成28年度税制改正で創設された制度で、
一定の取組みを行う人が、平成29年1月1日から平成33年12月31日までの間に、
スイッチOTC医薬品を購入した場合に購入金額が1万2,000円を超える場合には、
その超える部分の金額を所得から控除することができるというものです。
(ただし、最高で8万8,000円(購入金額で10万円)までとなります)
* スイッチOTC医薬品とは、
医療薬から市販薬に転用された医薬品のこと。
これは、国が医療費を抑制するために医療用医薬品からの代替を進める観点から
設けられたものです。
今回の公表は、この税制対象となる品目が公表されたのです。(下記PDF参照)
注) 本税制の対象となる商品については、必要に応じて2ヶ月に1回更新することを予定しています
注意点としましては、この制度は現行の医療費控除との選択適用ですので、
どちらか一方しか適用できません。
この制度の下限は1万2,000円ですので、これまで医療費の自己負担が
年間10万円(所得が200万円以下の方は所得の5%)を超えなかった方に
おもにメリットがある制度でしょう。
この制度の適用を受けるには、税制対象品目であることがわかる書類が必要です。
レシート等に公表された販売名が印字されているか確認するようにしましょう!!
詳しくは、こちら↓
セルフメディケーション税制 制度概要PDF(厚労省HP内)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000124845.pdf
セルフメディケーション税制対象品目一覧PDF(厚労省HP内)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000127751.pdf
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