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配偶者控除拡大(税制改正大綱)!!今後どう変わるの?
- 2016-12-13(18:45) /
- 未分類
与党の税制改正大綱で、配偶者控除の拡大が決まりました。
来年の国会で正式に決定となる見込みです。
ちなみに、正式決定されても2018年1月1日からの所得が対象となります。
(ご主人様にとっては2018年末に行う年末調整から影響するという事)
では、具体的な内容はといいますと、
『 配偶者控除として38万円の所得控除を受けられるのが、
配偶者年収上限103万円⇒150万円に大幅拡大になります 』
しかし一方で、夫の年収制限が設けられましたので、
『 1,120万円を超える専業主婦世帯などは増税となります』
図で示すと下図になります。

(図はYOMIURI ONLINEより引用)
具体的な控除額は、

配偶者控除については上記のようになる予定ですが、
気になるのは、社会保険加入の壁である130万円(一部106万円)との関係です。
現状、こちらに変更は無いようですのでこれまでどおりです。
そうしますと、結局は130万円(一部106万円)のほうが気になる方のほうが
多いのではないでしょうか。
さらに、夫の勤務先の配偶者手当(家族手当)の支給基準との関係も出てくる方も
おみえになるでしょう。
今回の改正で、実際に150万円まで労働時間・労働日数等を増やそうとされる方は
どれだけみえるのでしょうか?あまり多くはないように思われるのですが・・・。
判断する際には、所得税、社会保険、配偶者手当(家族手当)の兼ね合いを
目先の支出増・受給減だけでなく、保障増や将来の年金受給増も踏まえて
考えるようにしてください!!<(_ _)>
来年の国会で正式に決定となる見込みです。
ちなみに、正式決定されても2018年1月1日からの所得が対象となります。
(ご主人様にとっては2018年末に行う年末調整から影響するという事)
では、具体的な内容はといいますと、
『 配偶者控除として38万円の所得控除を受けられるのが、
配偶者年収上限103万円⇒150万円に大幅拡大になります 』
しかし一方で、夫の年収制限が設けられましたので、
『 1,120万円を超える専業主婦世帯などは増税となります』
図で示すと下図になります。

(図はYOMIURI ONLINEより引用)
具体的な控除額は、

配偶者控除については上記のようになる予定ですが、
気になるのは、社会保険加入の壁である130万円(一部106万円)との関係です。
現状、こちらに変更は無いようですのでこれまでどおりです。
そうしますと、結局は130万円(一部106万円)のほうが気になる方のほうが
多いのではないでしょうか。
さらに、夫の勤務先の配偶者手当(家族手当)の支給基準との関係も出てくる方も
おみえになるでしょう。
今回の改正で、実際に150万円まで労働時間・労働日数等を増やそうとされる方は
どれだけみえるのでしょうか?あまり多くはないように思われるのですが・・・。
判断する際には、所得税、社会保険、配偶者手当(家族手当)の兼ね合いを
目先の支出増・受給減だけでなく、保障増や将来の年金受給増も踏まえて
考えるようにしてください!!<(_ _)>
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