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統計・調査等のデータは背景をしっかり理解して把握しましょう!!
- 2017-05-18(19:00) /
- FPのつぶやき
ネットニュース等でもここ最近頻繁に取り上げられているこのニュース
「平均貯蓄額は1820万円で、4年連続の増加」
皆様もご覧になられたことでしょう。
と同時に
「えっ、みんなこんなに貯金しているの?」
とも思われたかもしれません。
ですがここには、
「ああ、そういうことか。」と理解できる背景があります。
その背景とは、
① 平均というものの性質
(中央値や最頻値とはかけ離れるケースがあること)
② 貯蓄ゼロ世帯が除外されていること
下図をご覧ください↓

ご覧のとおり、平均値と貯蓄ゼロ世帯を含めた中央値とは倍近くかけ離れています。
又、古いデータですが、

貯蓄ゼロ世帯が、どの世代も概ね、2~3割を占めるのです。
さらに、貯蓄額だけにフォーカスして負債額がどれだけあるかは語られてはおりません。
そういうことで、統計・調査等のデータは背景をしっかり理解してから把握しなければ
受け取り方に大きな違いが生じます。
世の中には、こうした統計・調査等の盲点を突いて、
自分達に都合よく利用した宣伝・広告やセールストークが数多く存在します。
「あなたはそれらを鵜呑みにされてみえませんか?」
統計・調査等のデータは背景をしっかり理解したうえで把握しましょう!!
「平均貯蓄額は1820万円で、4年連続の増加」
皆様もご覧になられたことでしょう。
と同時に
「えっ、みんなこんなに貯金しているの?」
とも思われたかもしれません。
ですがここには、
「ああ、そういうことか。」と理解できる背景があります。
その背景とは、
① 平均というものの性質
(中央値や最頻値とはかけ離れるケースがあること)
② 貯蓄ゼロ世帯が除外されていること
下図をご覧ください↓

ご覧のとおり、平均値と貯蓄ゼロ世帯を含めた中央値とは倍近くかけ離れています。
又、古いデータですが、

貯蓄ゼロ世帯が、どの世代も概ね、2~3割を占めるのです。
さらに、貯蓄額だけにフォーカスして負債額がどれだけあるかは語られてはおりません。
そういうことで、統計・調査等のデータは背景をしっかり理解してから把握しなければ
受け取り方に大きな違いが生じます。
世の中には、こうした統計・調査等の盲点を突いて、
自分達に都合よく利用した宣伝・広告やセールストークが数多く存在します。
「あなたはそれらを鵜呑みにされてみえませんか?」
統計・調査等のデータは背景をしっかり理解したうえで把握しましょう!!
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