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期間短縮型の繰上返済ですが、実は・・・!?
- 2017-09-04(19:00) /
- 住宅ローン
皆様、
「 住宅ローンの繰上返済については、金利削減効果の大きい
” 期間短縮型 ” が一番いいと思ってみえませんか?」
今回の話をお読み頂いてしっかりご判断ください。
住宅ローンの繰上返済には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。
(金融機関によっては返済額軽減型は契約更改作業が必要になる場合があります)
確かにこの2つを単純に比べたら、金利削減効果は「期間短縮型」のほうが
大きいと言えます。
ですが、この効果が実感できる時期は、最終完済日以降という
落とし穴的な要素があるのです。
具体例を挙げてお話しましょう。下図をご覧ください↓
(期間短縮型)

(返済額軽減型)

前提:借入時期2017年8月(返済は9月~)、借入金額2,500万円、金利固定2.0%、
借入期間35年、毎月返済のみで返済開始し、4年目早々の2020年9月に
繰上返済100万円した場合
の2つの繰上返済方法での金利削減効果比較です。
858,680円(期間短縮型) - 353,755円(返済額軽減型)
=504,925円
と金利削減効果は期間短縮型のほうが2倍以上です。
しかし、期間短縮型の場合は毎月の返済額が変わらず、金利削減効果は当面実感できません。
(22回分の返済期間が短縮)
なんと実感できるのは、30年以上先の話です。
それに対し、返済額軽減型の場合は、
82,815円 - 79,281円 = 3,534円
と翌月から3,534円の返済額減少効果が実感できます。
あなたなら、どちらの繰上返済方法を選択されますか?
今回のお話はどちらがいいという話ではありません。
その人の状況によっては、選択肢が変わり得ることを知って頂きたいのです。
「周りが金利削減効果が大きいのは期間短縮型だから・・・」と
思考停止してしまってみえる方がほとんどとお見受けします。
ですが、家計のリスクヘッジには返済額軽減型のほうが有効です。
今後の繰上返済予定も含めてどちらが有効であるかをしっかりと判断してください。<(_ _)>
「 住宅ローンの繰上返済については、金利削減効果の大きい
” 期間短縮型 ” が一番いいと思ってみえませんか?」
今回の話をお読み頂いてしっかりご判断ください。
住宅ローンの繰上返済には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。
(金融機関によっては返済額軽減型は契約更改作業が必要になる場合があります)
確かにこの2つを単純に比べたら、金利削減効果は「期間短縮型」のほうが
大きいと言えます。
ですが、この効果が実感できる時期は、最終完済日以降という
落とし穴的な要素があるのです。
具体例を挙げてお話しましょう。下図をご覧ください↓
(期間短縮型)

(返済額軽減型)

前提:借入時期2017年8月(返済は9月~)、借入金額2,500万円、金利固定2.0%、
借入期間35年、毎月返済のみで返済開始し、4年目早々の2020年9月に
繰上返済100万円した場合
の2つの繰上返済方法での金利削減効果比較です。
858,680円(期間短縮型) - 353,755円(返済額軽減型)
=504,925円
と金利削減効果は期間短縮型のほうが2倍以上です。
しかし、期間短縮型の場合は毎月の返済額が変わらず、金利削減効果は当面実感できません。
(22回分の返済期間が短縮)
なんと実感できるのは、30年以上先の話です。
それに対し、返済額軽減型の場合は、
82,815円 - 79,281円 = 3,534円
と翌月から3,534円の返済額減少効果が実感できます。
あなたなら、どちらの繰上返済方法を選択されますか?
今回のお話はどちらがいいという話ではありません。
その人の状況によっては、選択肢が変わり得ることを知って頂きたいのです。
「周りが金利削減効果が大きいのは期間短縮型だから・・・」と
思考停止してしまってみえる方がほとんどとお見受けします。
ですが、家計のリスクヘッジには返済額軽減型のほうが有効です。
今後の繰上返済予定も含めてどちらが有効であるかをしっかりと判断してください。<(_ _)>
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