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2020年度火災保険がまたまた改定!保険料が大幅値上げに 凸(`-´O
- 2020-07-09(18:45) /
- 損害保険
損害保険料率算出機構が昨年10月30日に
損害保険会社が火災保険の保険料の設定するときの基準となる「参考純率」を
平均4.9%引き上げたと発表しました。
(これで一昨年の参考純率引き上げと合わせると平均10%強引き上げたことになります)
参考純率の引き上げ幅がそのまま実際の値上げ幅となるわけではありませんが、
損害保険会社各社が参考純率をもとに、実際の保険料を引き上げることに違いはありません。
火災保険料値上げの背景はもちろん、近年の大型台風やゲリラ豪雨等の自然災害の多発により
損害保険会社が取り扱う火災保険の収支が真っ赤であることにつきます。
下図をご覧ください↓

2018年度までですが、これだけの保険金を支払っているのです。
(実はまだ2019年度の支払保険金事情は今回の値上げの算定には考慮されていないのです)
ということは、さらにまた来年度も値上げ? そして今回の「令和2年7月豪雨」です。
どうなってしまうのか?
どれくらい値上げされるかは都道府県、構造、補償内容、割引の適否などで
さまざまなのですが、私の印象では参考純率の平均引上げ幅以上になるという印象です。
(これは昨年の値上後の保険料からとしてです)
最悪のケースで考えると長期(10年以上)契約の満期更改の方の保険料は、
場合によっては先回保険料の1.5~2倍近くになり得る可能性も予測できます。
(長期係数の引上げや割引率の引下げ、築古該当、水災補償対象外不可などで)
いつの保険始期契約から改定されるかは、各損保会社により分かれます。
(すでに改定済の損保会社もあるようです)
満期更改時期が1年以内の方や1年契約の方、水災補償対象外を望まれる方などは
今のうちに改定後にどうなるのかを確認しておかれることをお勧めいたします。
確認の結果、中途更改にて早めに手を打たれたほうがいい場合がありますので、
ぜひ、ご加入中の損保会社や代理店、担当者などにご相談ください!!
注意点としましては、水災補償をどうされるかを十分にご検討ください。
線状降水帯はどこで発生してもおかしくありません。ハザードマップで安全な地域でも
80ミリ/時間 程度を超えるような豪雨が長時間続けば自治体の想定を超えるため、
排水インフラが持ちませんので、冠水の可能性は否めません。
その際に床上浸水の可能性が本当に無いのかをお考え下さい。
なかなか判断できることではありませんが、被災リスクの大小を勘案してご決断ください。<(_ _)>
損害保険会社が火災保険の保険料の設定するときの基準となる「参考純率」を
平均4.9%引き上げたと発表しました。
(これで一昨年の参考純率引き上げと合わせると平均10%強引き上げたことになります)
参考純率の引き上げ幅がそのまま実際の値上げ幅となるわけではありませんが、
損害保険会社各社が参考純率をもとに、実際の保険料を引き上げることに違いはありません。
火災保険料値上げの背景はもちろん、近年の大型台風やゲリラ豪雨等の自然災害の多発により
損害保険会社が取り扱う火災保険の収支が真っ赤であることにつきます。
下図をご覧ください↓

2018年度までですが、これだけの保険金を支払っているのです。
(実はまだ2019年度の支払保険金事情は今回の値上げの算定には考慮されていないのです)
ということは、さらにまた来年度も値上げ? そして今回の「令和2年7月豪雨」です。
どうなってしまうのか?
どれくらい値上げされるかは都道府県、構造、補償内容、割引の適否などで
さまざまなのですが、私の印象では参考純率の平均引上げ幅以上になるという印象です。
(これは昨年の値上後の保険料からとしてです)
最悪のケースで考えると長期(10年以上)契約の満期更改の方の保険料は、
場合によっては先回保険料の1.5~2倍近くになり得る可能性も予測できます。
(長期係数の引上げや割引率の引下げ、築古該当、水災補償対象外不可などで)
いつの保険始期契約から改定されるかは、各損保会社により分かれます。
(すでに改定済の損保会社もあるようです)
満期更改時期が1年以内の方や1年契約の方、水災補償対象外を望まれる方などは
今のうちに改定後にどうなるのかを確認しておかれることをお勧めいたします。
確認の結果、中途更改にて早めに手を打たれたほうがいい場合がありますので、
ぜひ、ご加入中の損保会社や代理店、担当者などにご相談ください!!
注意点としましては、水災補償をどうされるかを十分にご検討ください。
線状降水帯はどこで発生してもおかしくありません。ハザードマップで安全な地域でも
80ミリ/時間 程度を超えるような豪雨が長時間続けば自治体の想定を超えるため、
排水インフラが持ちませんので、冠水の可能性は否めません。
その際に床上浸水の可能性が本当に無いのかをお考え下さい。
なかなか判断できることではありませんが、被災リスクの大小を勘案してご決断ください。<(_ _)>
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